母よ!
何度も何度も 亀の心に立ち現れる母よ!
今あなたは 施設のベッドの中で 何を思っているのだろうか
言葉交わす術もなく
それでも あなたは 亀にとってはこの世ではとてつもない何かなのだ
手を握り 語りかけ いろんなこれまでの写真をみせると
食い入るようにみつめるあなたの思いは 今どこにあるのだろうか
親不孝まっしぐらの亀が事あるごとに父と対立し
こんな大人にはなるまいと 唇かみしめていた日々
魂は ときおり なぜか
いいんだ いいんだ みんなそれぞれの 今の人生なんだからと
魂はそれぞれなんだと 言い聞かせはするけれど
どうしてもわかってもらえない 伝わらない いうにいえない幼い思いは
この世の中で エネルギーとして まだ漂っているかもしれない
本当にありがとうと いう日が すぐそこにあるとわかっていても
まだまだ ぐずりたい甘えたい自分がいるときがある
そして それを 暖かく みつめている まなざしがある
母とは誰か 父とは誰か 兄弟とは誰か 友とは誰か 神とは誰か 自分とは誰か
すべてを ただただ あたたかな光で ぬくもりで 包んでくれる 何か
ぼくは行くよ
ぼくは帰るよ
そのおおもとの 生きとし生けるを 可能にしてきた 何かに
きっと 帰るよ
おかえり~って言ってくれる日が きっとくるよ
おかえり~って自分に言う日が きっとくるよ
それまでは ああでもない こうでもないって寄り道するけれど
ほんとうは ほんとうは
とっても とっても 素直なんだよ
ほんとだよ
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たまっている不思議ちゃんから何枚か載せるよ
(神もどきちゃん) ねえ 今日は このまま 真面目に終わっちゃう?
(ちゃらんぽらん亀) か、亀はいつでも 真面目だよ
(神もどきちゃん) ふ~~ん
(ちゃらんぽらん亀) じゃ~じゃ~なぞなぞ ひとつね
(神もどきちゃん) ん? なぞなぞ?
(ちゃらんぽらん亀) あのね~ 普段はちっちゃくて柔らかいんだけど
いざというときは かたくて大きくなるものな~~んだ
(神もどきちゃん) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・