亀は いつも思っている
亀の 人肌のぬくもりを 感じてほしいと
そして 亀は いろんな人のぬくもりを感じるよって
人が生きてるってことは ぬくもりなんだって思うよ
いろんなぬくもりがあるから それぞれのぬくもりがあるから
それぞれ 好みのぬくもりがあるから 好き好きでいいんだけど
やっかいなことに 感受性やら 体験やら 思いこみやら 決めつけやらがあるから
一筋縄ではいかないところもあるけど
光と闇が出会って 合わせ技みたいな感じで
ぬくもりが生まれるんじゃないかと思うよ
光だけでも 闇だけでも うまく生きていけないんじゃないかと思うよ
光に生きる存在も闇に生きる存在もいると思うけど
なんていうか
光だけだとまぶしすぎる感じもするし
闇だけだと暗くてなにも見えないし
ちょうど いいあんばいに なればいいなって思ってる
そ、それが ちゃらんぽらんだ~
ん? は、拍手がないな~ あ、あれ~~~
なんか はやまったのかな~
グスン か、亀すぐ逝っちゃうんだよね 3分もてばいいほうなんだよね
ごめんね~ 勝手に先に逝って果てちゃって ほんとにごめんね~
(神もどきちゃん) 亀ちゃん!
何くだらないこと言ってるのよ!
もう何の役にもたたないものぶらさげて
ふざけたこと言ってんじゃないのよ!
(ちゃらんぽらん亀) お、おしっこするとき まだ役にたつもん
(神もどきちゃん) あっ そう
(ちゃらんぽらん亀) そうだもん それに万が一 他の用途にも役立つチャンスが
あるかもしれないし
(神もどきちゃん) 亀ちゃんって ほんとにおめでたいのね
(ちゃらんぽらん亀) もうすぐ お正月だもんね
(神もどきちゃん) そ、そうね
(くろっぺ) わ~い わ~い もうすぐお正月だ~~~
光と闇の風景
