一昨日のボールパーソン事件。

一昨日のJ2ジェフVSヴォルティスで起こったボールパーソンに対する乱暴の事件ですが、その後も色々と議論されています。更に試合後に起ったサポータの卑劣な行為と共に深い傷をボールパーソンを担当した子供たちに残してしまったと思います。

DAZNで検証してみましたが、退場になったヴォルティスの馬渡選手が相手陣内深くのタッチライン沿いのところで飛び出して来たGKと交錯するようにスローイングを獲得して、GKが飛び出してがら空きの状態に早くスローインを行いたかったのでしょう、ボールパーソンにボールを要求しますが渡すタイミングが合わずに馬渡選手に投げたボールを馬渡がはね返して肩を突いたように見えました。
主審は迷う事無くレッドの提示。この判定は当然だったと思います。
選手はプレー中なので熱くなっているのは分かりますが、試合に協力している一般人それもジェフのジュニアユース所属の中学生を攻撃してしまうのは弁解の余地がある訳がないと思います。
当事者の少年に対してはヴォルティスのキャプテンが握手を求めて主審や関係者から慰められていましたが、彼の心中を考えると可哀そうな出来事だったと思います。
馬渡選手に対してはJリーグからの裁定が出るまで練習を含めて謹慎処分となったようです。

試合後もっと卑劣な事件がありました。
ヴォルティスサポが違うボールパーソンに対してアルコールと見られる液体を掛けるという愚行を犯しました。
結局この試合2-0でジェフが勝利しましたが、この結果がボールパーソンのせいと思ったのかこのような行為に出たのかもしれませんがこれは人間としてどうかと思います。
被害に遭ったボールパーソンも又心に深い傷を負ってしまったんじゃないでしょうか。
ビデオ等でこの事件を起こした人物の特定を進め、今後入場停止等の処分をするようです。
ヴォルティスの社長からもジェフやボールパーソンおよびジェフサポに対して謝罪の発表がありましたが、このような事が今後起こらない事を願うばかりです。