コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

箱根駅伝往路は東洋大制す

2018-01-02 20:13:36 | スポーツ
第94回箱根駅伝の往路が行われました。
戦前の予想では4連覇を狙う青山学院と出雲を制した東海大そして全日本優勝の神奈川大の三つ巴の戦いと見られていました。
コヤチンは手堅い駅伝をする東洋が来る可能性は高いと思っていました。

まず1区で関東学連選抜で初の東大箱根ランナーと注目されていた近藤君(韮山高出身)はインフルエンザの為欠場となってしまいました。
その1区は一団となって進む展開で誰も抜け出しませんでしたが17㎞で青山の鈴木が抜け出してレースが動きます。それに付いて行ったのが東洋の1年生西山。西山はその後18㎞でスパートそのまま後続を引き離します。
結局、1位は東洋2位国学院3位駒沢の順で2区に襷渡し、最初に仕掛けた青山は5位でした。

花の2区は東洋の一人旅。後続では激しい順位争いが繰り広げられました。山梨学院はニャイロが13人抜いて4位、拓殖大は8人抜いたデレセが5位に押し上げました。注目の神奈川大の鈴木健吾は区間4位の走りで3位で襷を繋ぎ、青山の森田はニャイロと同タイムの区間賞で2位に浮上しました。
この時点で1位東洋と2位青山の差は22秒。

3区は青山の往路のエース田村が登場して期待を集めます。田村は序盤から突っ込んで一時は8秒差に縮める快走を見せます。しかしその後疲れが出て46秒差となって差が広がってしまいます。
3位には早稲田が浮上、優勝候補の東海大も6位に順位を上げました。予選会組の拓殖大は5位の健闘でした。

4区になると東洋の一人旅は続き差は更に広がります。東洋の1年生吉川は区間2位と安定した走りに対して追う青山の梶谷は区間9位と遅れてしまいました。5区への襷渡しで差は2分2秒、縮められるか青山。
神奈川と拓殖が1つづつ順位を上げて3位、4位。拓殖大更に大健闘。

山登り5区、東洋はまたも1年生の田中、経験値が活きる山登りどう出るか。青山は2年生の竹石。ポイント毎に速報で東洋との差は縮まって来ます。もしかしてと思わせます。
しかしかなり追い詰めますが2度ほど足がつって止まるケースがあり心配させます。結局東洋が36秒差をつけて往路優勝。
しかし青山36秒まで追い詰めましたので明日の復路大いに期待できます。
この他山の中の戦いは大きく順位の変動がありました。
区間賞を取った法政の青木は9人抜きで5位、4位の拓殖と並ぶようにしてゴールイン。城西の服部は4人抜いて6位でゴールに入りました。
優勝候補の神奈川大は萩野(加藤学園出身)が低血糖症で区間20位の大ブレーキで15位、東海大も9位に沈みました。

青山の5区竹石の健闘で明日の復路は大変面白くなったと言っていいでしょう。
3位早稲田も1分56秒差期待できます。4位には予選会から出場で大健闘でした拓殖大4分36秒差5位の法政大はその1秒後のスタートです。
シード権争いも熾烈です。10位中央大との差は16位山梨学院で3分49秒と希望が持てます。

さて、強豪の駒沢大は13位と振るいませんでした。箱根駅伝を支えてきた強豪ですので明日頑張ってもらいたいと思います。

東洋大の皆さん往路優勝おめでとうございます。