コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
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池袋暴走死傷事故、怒りの初公判。

2020-10-09 21:35:18 | 日記
昨年4月の「池袋暴走死傷事故」で、自動車を運転し11人を死傷させた自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)に問われた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(89)が昨日東京地裁で初公判が行われました。
この事故では母と子を同時に失った松永氏も傍聴しました。
しかしこの初公判で飯塚被告は罪状認否で「アクセルペダルを踏み続けた記憶はありません。車に何らかの異常が起きて暴走した。暴走を止められなかった」と述べ、起訴事実を否認しました。弁護側も「過失運転は成立しない」として無罪を主張しました。
当然被告人を弁護する側としたら罪の軽減を図るのは分かりますが、それを車の責任にするのはいかがなものかと思います。
「アクセルペダルを踏み続けた記憶はありません」これは過去に重大事故を起こした高齢ドライバーが皆言っている事ですが、記憶がないだけで実際はパニックになって踏み続けている事の事例が多いのです。

この発言に対して本当に残念に思います。
過去に功績を残した人であっても人間ですので思い違いはあるでしょう。しかしそれを車の故障に持っていくのは人間としてどうかと思います。
最も怒りに感じたのは最愛の妻と子を失った松永氏ではないでしょうか。
コヤチンがその立場だったら目の前にいる被告人を張り倒してやりたい気持ちになっていたと思います。(ちょっと過激な意見で申し訳ありません。)

事故車はトヨタのプリウスでしたが、トヨタ自動車も反論して欲しい。
適当な事を言う素人を黙らせてやって下さい。

それより何よりこのような高齢者がそれも足が不自由な人が車を運転している事実が怖い。
山の中に住んでいる訳でもない都会に住んでいるのですからタクシーも呼べば来る環境でしょう。
この件に際してもドライブレコーダーの必要性を感じました。

あらためてこの事故で亡くなられた松永さんの奥さんと娘さんのご冥福をお祈り申し上げます。