コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

箱根駅伝往路、駒澤制す。

2023-01-02 20:48:55 | スポーツ
今年も早朝から箱根駅伝を見ていました。
見どころは今季好調な駒澤の三冠があるのか、ディフェンディングチャンピオンの青学がそれを阻止するのか、名門中大が復活するのか注目していました。

1区は意外な展開オープン参加の関東学連選抜新田が快走し牽制し合う各校を引き離していきますがゴール前で明大富田に抜かれてオープン参加でのトップリレーはなりませんでした。
駒沢は2位、中大は4位、青学は7位で襷リレーでした。

各校のエース級が集まる2区はスリリングな展開になりました。
1区の区間記録を持つ中大の吉居が序盤でトップに立ち、駒大のエース田澤が中盤でトップに立ち流石と思わせましたが2区のドラマはここからでした。後ろからヒタヒタと追いかけてきた青学のエース近藤が吉居に追いついて2位に上がり田沢を追撃肉薄します。
最後は吉居がラストスパートで田沢を交わしてトップで襷リレー、3秒差で田澤と近藤が襷リレーというドラマチックな展開でした。

3区は中大の中野が終始先頭をキープしトップを維持し駒澤も10秒差青学も更に26秒差で追います。

4区は12位で襷を受けた東京国際大のヴィンセントが異次元の快走。区間記録を大きく更新する新記録で8人抜きの4位まで押し上げました。
ヴィンセントは2区・3区・4区の3区間の新記録保持者となりました。
レースは中大吉居弟と駒澤鈴木の並走、そこに青学太田が追いつき三つ巴の戦いになりますが、まずは中大吉居弟が遅れ駒澤と青学の争いに。
最後は両者譲らずタイム差無しで1位駒澤2位青学で襷リレー。

5区山登りは駒澤1年の山川が序盤で青学脇田を引き離し3位の中大阿部も4.3kmで青学を抜いて2位浮上。
この後中大も駒澤を追い詰めますが差は詰められずそのまま駒澤がトップでゴールし往路優勝を飾りました。
2位は中大3位は青学の順で青学はトップと2分3秒差。
ちょっと予想外の結果となりました。
4位國學院5位早稲田6位順大7位東京国際大の順でした。

青学は5区に予定していた若林が前日体調不良で走れなくなり6区に予定していた脇田を急遽5区に起用せざるを得なかった不運もありますが、そのアクシデントも駅伝のレースの一部なのかもしれません。
全員が死力を尽くした結果ですので出場した選手の健闘を讃えたいと思います。

明日の復路大きなドラマが起こることを期待したいと思います。