遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

再びウペペサンケ山に

2013年10月17日 | 登山:十勝方面
平成25年10月12日(土) ウペペサンケ山

連休の初日に再びウペペサンケ山に行ってきた。今回は、6時出発を目指して4時半に帯広を発ち、予定通り登山口に着くと晴れとは言えないまでも穏やかな天気で、リベンジするぞと勇んで登山口を出発した。


(歩き始め、朝の日差しがまぶしい、このときは気持ちも高揚していた)

前回の記憶もあり順調なペース配分で1時間半ほどで1300Pに到着、先を見ると稜線上に黒い雲が厚く被さっていたが、糠平湖や周辺は雲間から陽が差していて、いずれ山の天気も回復してくるだろうと楽観して先を進んだ。

しばらく進むと青い雨具を着た先行者に追いつき、挨拶をして追い抜いたが、藪の露で下半身がズブヌレ状態になってきたため途中で上下の雨具を装着した。この辺りからガスと風が強まり先行きに不安を感じ始めてきた。


(風も強く夕暮れ時のような雰囲気)

菅野温泉コースとの合流点を過ぎて1696Pまで行くと、その先では下から吹き上げられた雲がすごい勢いで稜線上を吹き抜けていて先を進むのに思わず躊躇、20分ほど様子を見て一向に回復するような気配もなかったため、1696Pで撤退することとした。


(糠平湖の方は少し明るくなっているが...)

ちょっと降りたところで先行者が休憩していたので、再びそこでしばらく様子を見ていたが、やはり変化はなかったので一緒に下山することとした。1300Pまで降りると風も穏やかになり、なんで止めちゃったの?というちょっと割り切れない気持ちになりながら下山した。夏道登山なのでガスと風だけであれば、そのまま進んでも問題なかっただとろうと思うのだが、前回の落雷がトラウマになっていたのかもしれない。

まだまだ行けたのではないかという未練がましい気持ちが残り、なんとも中途半端な気分の山行になってしまったが、一緒に下山した方と登山や釣りなど話も弾み、それはそれで貴重で楽しい時間ではあった。
それにしても、ウペペサンケ山のピークを踏めるのはいつのことだろう。