遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

三等三角点の小札幌

2015年10月18日 | 登山:札幌近郊
平成27年10月3日(土)三等三角点の小札幌

先週と似た様な、藪山登山を楽しんだ。目的地は三等三角点のある小札幌。
小札幌は、藤野焼山の横を流れている西御料川の先にある山名のないピークである。

地形図上では西御料川沿いに林道が目的地点の近くまでは伸びているため、核心部は最後の藪漕ぎと見ていたが、その林道も最初からほとんど廃道化していた。しかし、山菜取りなのだろうか、釣りなのだろうか、かろうじて踏跡はあった。途中に橋があったと思われる痕跡もあり、この道が利用されていた頃を想像してみた。

ほとんどは林道歩きであったが、下を流れる西御料川にはゴルジュが連続している個所もあり、変化に富んだ沢登りが楽しめそうだった。でも沢登りをしていてはピークまでたどり着くことは難しい。


(今回の核心部)

一か所注意を要する滝を超えると徐々に沢水も減少し源頭に到着、その後の手足を使ってピークを目指し、出発してから4時間弱で見晴らしまあまあの三等三角点に到着した。

下山は林道末端を目指して下降した。ふわふわして気持ちよい下り、途中に作業道の痕跡と思われる個所を超えながら林道に合流した。来た道の帰りすがら万計山荘へ繋がる別の林道との合流地点を偵察した。

山行の様子はヤマレコ参照

砥石山(観音沢川コース)

2015年10月18日 | 登山:札幌近郊
平成27年10月4日(日) 砥石山(観音沢川コース)

札幌近郊で面白いコースはないものかと地形図を眺めていたところ、藤野方面から砥石山が案外と近い距離にあり、林道も奥まで入っていることが分かったので、観音沢林道と観音沢川を伝って砥石山に行く計画を立てた。とは云いながらひとりでチャレンジするにはハードルが高いので、薮漕ぎが好きなS水さん、M村さん、O谷さんを誘った。


(GPSログ)


(観音沢林道を行く)


(沢に入渓しました)

藻岩ダムの横を通過し観音沢林道に入る。林道ゲートには鍵が掛けられておらず、途中まで車で入って林道歩きを30分程度短縮した。
林道を少しだけ歩いてすぐに入渓したものの、沢の幅が狭く水量が少ないため入渓という言葉にはそぐわない薮漕ぎの連続だった。沢水が枯れ稜線までは薮漕ぎが続くが、あまり濃くなく、けもの道もあったりして、案外とあっさり稜線にでることができた。そこから5分程度あるいて砥石山山頂に到着した。


(沢が終わっていよいよ稜線への登りです)

下山は奥まで続いている林道を目指して下降した。笹薮にはヤマブドウのツルが絡まり、あたり一面倒木で何度も足をとられて尻餅をついた。途中キノコ採りに時間を使い山頂から50分程で立派な林道に合流して薮漕ぎ登山が終わった。


(林道から眺められる札幌市)

山頂や尾根から薮の急斜面を下降するときの高揚感は薮漕ぎ登山の醍醐味である。しかしながら、先が見えない中で滝や崖が現れるリスクもある。下降の場合に沢を目指すのがよいのか、尾根を下るのがよいのか、どちら良いのか分からない。持参した装備を踏まえて最善策を見極めるのが薮漕ぎ登山の力量なのかもしれない。

山行の様子はヤマレコを参照。




西クマネシリ岳とビリベツ岳 二つ合わせておっぱい山

2015年10月18日 | 登山:十勝方面
平成27年9月6日(日) 西クマネシリ~ビリベツ岳

会山行(会の行事としての山行)で札幌からずいぶんと遠い西クマネシリ岳とその隣のビリベツ岳に行ってきた。
道央自動車道を使って層雲峡、三国峠を越えて糠平湖方面の途中から左に林道を15分程度を走ると西クマネシリ岳の登山口に到着する。

登山口を出発してしばらくは見晴らしがなく単調でまったくつまらないが、尾根に上がるとピークが見えて、景観がぐっと広がる。
山頂手前の岩稜帯をヒヤヒヤしながら通過すると間もなくピークに到着する。周りを見ると、近くにクマネシリ岳、ビリベツ岳が、遠くには二ペソツ山や石狩岳が見える。


(隣のビリベツ岳、ずいぶんと遠くに見える)


(ピーク手前の岩稜帯、石を跨いで渡る)

山頂で腹ごしらえをして次の目標であるビリベツ岳を目指す。ビリベツ岳への分岐点を過ぎると急な坂道になり、帰りの登り返しを思うと憂鬱になるほどの標高差約150mを下る。そしてコルから多少緩やかな斜面を登って約30分ほどで本日2座目のビリベツ岳に到着した。対面に先ほどまでいた西クマネシリ岳がある。


(西クマネシリ岳を下る、結構な高度感があり


(ビリベツ岳との分岐)


(ビリベツ岳から見た西クマネシリ岳、あまりパッとしない)

急坂の登り返しに汗だくになりながら分岐点の戻ると、後は退屈な登山道の歩きが続く。