平成29年9月16日(土) 豊平川本流
先々週の北漁山でこの付近の林道が整備されていることが分かり、それならばということで豊平川林道の奥まで車で入り、豊平川本流に行ってきた。この林道ゲートには鍵が掛けられているが、いつもなぜか鍵が開放されている。戻れなくなるかもしれないというリスクを覚悟してゲートを通過する。
入渓地点となる橋までの約20キロ強を車で走る。林道は案外と整備されていて草が被っているところもなく、車の通行にはほとんど支障はないが、転がっている石を避けながらの通過となるためスピードは出せず、約20キロに1時間以上かかった。

橋のたもとは広くなっていて余裕で車を駐車することができる。入渓は左側に並行している作業道を進んだ先の枝沢からだったが、橋から300m付近から右側につながっている踏み跡をたどった方が楽である。

(ここのトレードマークというべき、ダムのような滝)
入渓して数分でダムのような滝が現れる。そしてそこを登ると沢の様相は一変し広々としたナメが現れ、それが延々と約2キロほど続く。クワンナイのようだと皆は言うが、残念ながら自分はまだクワンナイに行ったことがないので、較べることはできないが、他と比べる必要のないすばらしいさ景観である。しかし、傾斜がほとんどないためいくら歩いても標高をまったく稼ぐことができないのが玉に瑕である。

(ナメがずっとつづく)

(豊平川の源流、最初の1滴)
そして約2時間をかけてやっと標高860の二股に到着した。ここから左股を進んでいくと本日唯一の10m弱の滝が現れる。直登できそうではあったが、安全のためすぐ左側の笹薮から高巻いた。そして高度を稼いでいくとやがて水が枯れてくる。沢形はまだ続いていたが1060付近に藪に入っていく踏み跡があったため、我々もそれに倣って藪に突入し、約25分の藪漕ぎで1128のピークに到着した。ピークはかなりの細尾根で周囲は笹薮ではあったが、うっかりと足を滑らせるとかなり下まで滑落しそうで、神経を遣いながら10分ほどの休憩をとった。ここから見えるオコタンペ湖のエメラルドグリーンと手前の沼の色が対照的だった。

(オコタンペ・グリーン)
下山は、一本西側の沢を目指して下降、最初のところはかなりの傾斜であったが笹につかまりながら恐る恐る下る。途中からは笹が足に絡まりそれを外しながら約100mほどを20分かけて沢形まで下降し人心地つく。そして、そこから20分ほどで860の二股に到着。

(755の枝沢)
ここからの下りが長い長い。いくら歩いても景色が変わらず、ダラダラ歩きの末やっとナメ地帯が現れ少し元気も回復してくる。途中の755の二股で左股の沢が面白い景観だったので、ちょっと様子を見てきた。少し傾斜のあるナメは滑り台になる。この先には美笛という名前の三角点がある。

(ナメは歩きやすい!)

(GPSログ 登り4時間、下り3時間)
先々週の北漁山でこの付近の林道が整備されていることが分かり、それならばということで豊平川林道の奥まで車で入り、豊平川本流に行ってきた。この林道ゲートには鍵が掛けられているが、いつもなぜか鍵が開放されている。戻れなくなるかもしれないというリスクを覚悟してゲートを通過する。
入渓地点となる橋までの約20キロ強を車で走る。林道は案外と整備されていて草が被っているところもなく、車の通行にはほとんど支障はないが、転がっている石を避けながらの通過となるためスピードは出せず、約20キロに1時間以上かかった。

橋のたもとは広くなっていて余裕で車を駐車することができる。入渓は左側に並行している作業道を進んだ先の枝沢からだったが、橋から300m付近から右側につながっている踏み跡をたどった方が楽である。

(ここのトレードマークというべき、ダムのような滝)
入渓して数分でダムのような滝が現れる。そしてそこを登ると沢の様相は一変し広々としたナメが現れ、それが延々と約2キロほど続く。クワンナイのようだと皆は言うが、残念ながら自分はまだクワンナイに行ったことがないので、較べることはできないが、他と比べる必要のないすばらしいさ景観である。しかし、傾斜がほとんどないためいくら歩いても標高をまったく稼ぐことができないのが玉に瑕である。

(ナメがずっとつづく)

(豊平川の源流、最初の1滴)
そして約2時間をかけてやっと標高860の二股に到着した。ここから左股を進んでいくと本日唯一の10m弱の滝が現れる。直登できそうではあったが、安全のためすぐ左側の笹薮から高巻いた。そして高度を稼いでいくとやがて水が枯れてくる。沢形はまだ続いていたが1060付近に藪に入っていく踏み跡があったため、我々もそれに倣って藪に突入し、約25分の藪漕ぎで1128のピークに到着した。ピークはかなりの細尾根で周囲は笹薮ではあったが、うっかりと足を滑らせるとかなり下まで滑落しそうで、神経を遣いながら10分ほどの休憩をとった。ここから見えるオコタンペ湖のエメラルドグリーンと手前の沼の色が対照的だった。

(オコタンペ・グリーン)
下山は、一本西側の沢を目指して下降、最初のところはかなりの傾斜であったが笹につかまりながら恐る恐る下る。途中からは笹が足に絡まりそれを外しながら約100mほどを20分かけて沢形まで下降し人心地つく。そして、そこから20分ほどで860の二股に到着。

(755の枝沢)
ここからの下りが長い長い。いくら歩いても景色が変わらず、ダラダラ歩きの末やっとナメ地帯が現れ少し元気も回復してくる。途中の755の二股で左股の沢が面白い景観だったので、ちょっと様子を見てきた。少し傾斜のあるナメは滑り台になる。この先には美笛という名前の三角点がある。

(ナメは歩きやすい!)

(GPSログ 登り4時間、下り3時間)
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