遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

朝里天狗岳

2012年10月14日 | 登山:札幌近郊

平成24年10月14日(日) 朝里天狗岳とついでに八剣山

朝起きると空は快晴、今年の春先にスノーハイクで行った朝里天狗岳に登ってきた。インターネットで調べると魚留の滝入口付近の送電線の真下が登山口とあった。


(とにかく尾根に沿って登る)

札幌から朝里方面に向かって少し手前の道路脇にクルマを駐車して登山口まで移動しようとしたところ、その辺りから登っている跡が見受けられたので、道路脇の斜面を直登した。しかし踏み跡があったのは最初だけ、途中から踏み跡が途切れて地図を片手に尾根上を進んでいって、浅い谷を強引に突き抜け(3番目の)鉄塔の下にでた。笹の露で下半身はずぶぬれだ。どのように運んだのか、鉄塔に下には作業用の機材が置かれていた。


(黄色く輝く雑木林を行く)

そこから少し進むと、木に天狗岳と描かれた目印があった。そこからの山頂までのルートは、比較的はっきりした踏み跡とピンクのテープで十分に立派な登山道であった。雑木林の葉が木々の間から差し込む陽の光でキラキラと輝き、足元を見ると苔生した地面にいろいろなキノコが生えていて、生命の躍動感を感じた。

  
(キノコが我がもの顔で生えている)

それほど急な斜面もなく鉄塔から30分くらいで案外とあっさり山頂に到着する。その先に向かう道があったのでそのまま進み5分ほどで北峰に行くと、そこには日本海が広がっていた。再び本峰に戻ってゆっくりと休憩、風もなく穏やかな陽気の中、誰もいない山頂で秋晴れの景観を堪能した。


(北峰から朝里方面を眺める)


(本峰の岩石帯でのんびりと過ごす)

帰りは送電線に沿って下山した。途中で沢を渡渉するが、階段がつけられているので危ないところは一切ない。何気なく訪れた山ではあったが、素晴らし山を発見した気分になった。別な季節に再び来てみたいと思った。



(ずいぶんと広い歩道、冬期間は自転車の訓練場となっているらしい)

帰りがけの駄賃として、八剣山に登ってきた。南口から登り北口に降りて、ぐるっと回って八剣山トンネルを抜けて南口に戻った。当日は親子連れが多く、入学前の子供が微笑ましい。このあと、さらに豊見山に行ってみたが、とうとう登り口を見つけることができなかった。



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