最後に歯医者に罹ったのはいつのことだったか。金属を詰めた奥歯が痛いと感じ始めたのが半年前、伝染したかように両下奥歯が痛むようになった。そうしているうちに、片方の奥歯が欠け大きな穴が空き、食べ物が挟まるたびにズキンという痛みに襲われる。もう我慢の限界にきたので会社の近くの歯医者に飛び込み、歯医者さんの、”これはひどいですね”という言葉で治療は始まった。
初回からいきなり一番ひどい状態という右下奥歯の神経を抜いた。麻酔をしていても少し痛かった。翌週は、左下の神経を抜いた。3回目は、右下の型をとった。4回目は、型で作られた金属型を被せた。5回目は、左下の型をとり、6回目にその金属型を被せて、約1ヶ月強の治療が終了。ホントは他にも要治療の歯があるのだが、優先度が低いので今後改めてとした。計6回分の治療費は約2万円、1本1万円の計算だが、食事をするたびに戦々恐々として一日中歯のことを意識していた悪夢の日々を考えれば安いものである。
歯の痛みに耐えかねて20年ぶりに罹る患者の緊張をよそに、歯科医さんは淡々と処置をする。保険適用や衛生指導などのアンケートによる希望に沿った治療である。前回の虫歯治療はよく覚えていないが、今回とても手際が良いと感じた。これで、しばらくは歯のことを意識することなしに生活することできるだろう。ちなみに通院した歯医者は札幌駅近くの柿崎歯科です。
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