魚の歌
水に棲む生きものなのに
わたしにはえらがない
息をつくすべをもたずに
閉じるまぶたももたず
澄みよどむ世界の色が
映りながれ過ぎゆく
影が落ち くもりが晴れて
ときには光が射す
水を貫きゆらぐ光の
おびを芥がきらめく
つばさめくひれをひろげて
魚らの影がゆく
流れゆく真水の底で
わたしはながめている
醒めながら 夢をみながら
光をあおぎながら
水に棲む生きものなのに
わたしにはえらがない
息をつくすべをもたずに
閉じるまぶたももたず
澄みよどむ世界の色が
映りながれ過ぎゆく
影が落ち くもりが晴れて
ときには光が射す
水を貫きゆらぐ光の
おびを芥がきらめく
つばさめくひれをひろげて
魚らの影がゆく
流れゆく真水の底で
わたしはながめている
醒めながら 夢をみながら
光をあおぎながら
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