般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2017-09-27 | Weblog
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余 波

 四国八十八ヶ所へ行ってきました。今回は松山から今治を経て横峰寺のふもと壬生川《にゅうがわ》までです。
 愛媛県はいま国体で盛り上がっています。「笑顔つなぐえひめ国体」の看板やのぼりがいたるところで見られます。開会式は9月30日、10月10日が閉会式の予定です。
そのため9月下旬から10月上旬の間は県内のホテルや旅館はほとんどが予約済み。特に今治はあわせて加計学園の突貫工事があり市内のビジネスホテルや旅館はすでに予約でいっぱいだそうです。
 私はこれらの事情は知らなかったのですが、当初、58番仙遊寺の宿坊で泊まることにしようと、その前日は菊間で一泊を計画していました。ところが菊間の旅館が廃業しており、手前の北条に泊まることに。すると翌日が仙遊寺まで40キロ近くで5カ寺を回ることになり、ちょっと無理。やむなく仙遊寺をあきらめ、仙遊寺手前の今治市街地に泊まることにしました。
今治では、以前に泊まったことのある駅近くの旅館の印象がよかったので、電話をしたところ、もう年なので旅館はやめたとのこと。そして少し離れたところにある息子さんがやっているビジネスホテルを紹介してくれました。
 翌日、国分寺近くの喫茶店で休んでいると「よく今治で泊まることができたですね」と言われ、今は今治では泊まれないという話になっているそうです。確かに前日泊まったビジネスも駐車場に入りきれないほど自動車が止まっていました。
この時期はお遍路に最適の季節で、歩き遍路の人にも毎年多く出会うのですが、宿の関係でしょうか出会った歩き遍路は10人に満たなかったと思います。みんな時期を調整しているのかもしれません。
バスやマイカーでの参拝は大勢こられて札所はにぎわっていたのですが。

岩山にりっぱな松の木が立っていました。  大浦

岩の裂け目をつたって下まで根を深くはっているようです。