1877
「時計の科学」
図書館の新着図書のお知らせにありましたので借りてみました。
著者織田一朗さんは服部時計店に勤務後独立。著書には「時計の針はなぜ右回りなのか」、「時と時計の雑学辞典」など多数。
日時計、水時計から、電波時計、原子時計までその歴史や動作原理をわかりやすく説明しています。
目次から
****************
1. 時間の発見
2. 機械式時計の発明
3. 腕時計の誕生
4. 電子技術で誕生したクォーツ、デジタル時計
5. 超高精度時計と未来
****************
新技術の導入による新しい時計の開発の苦労話などがたくさん盛り込まれています。
特に腕時計の中には外から見るだけでは分からない高度な技術や微細な細工が凝縮されているということがよくわかります。
GPSウォッチは海外メーカからはまだ発売されていませんので、日本製品の独壇場だそうです。
あとがきの中に「独立時計士」の話が少し書かれています。
独立時計士とは、どこのメーカにも属さずに一人ですべての微細な部品を手作りし、機械式時計を組み立てる人です。有名時計士の作品はびっくりするような価格でも買い手がつくそうです。
今、クォーツ式腕時計は千円台から手に入れることができます。また私たちの身の回りにはテレビ、ケイタイをはじめパソコンの隅にも常時時刻が表示され、時はすぐに知ることができます。それにもかかわらず、機械式腕時計が根強く求められているのは、その精緻なメカニックに対するあこがれとともに美術品、工芸品として時計を見ているのではないかと思いました。
「時計の科学」
図書館の新着図書のお知らせにありましたので借りてみました。
著者織田一朗さんは服部時計店に勤務後独立。著書には「時計の針はなぜ右回りなのか」、「時と時計の雑学辞典」など多数。
日時計、水時計から、電波時計、原子時計までその歴史や動作原理をわかりやすく説明しています。
目次から
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1. 時間の発見
2. 機械式時計の発明
3. 腕時計の誕生
4. 電子技術で誕生したクォーツ、デジタル時計
5. 超高精度時計と未来
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新技術の導入による新しい時計の開発の苦労話などがたくさん盛り込まれています。
特に腕時計の中には外から見るだけでは分からない高度な技術や微細な細工が凝縮されているということがよくわかります。
GPSウォッチは海外メーカからはまだ発売されていませんので、日本製品の独壇場だそうです。
あとがきの中に「独立時計士」の話が少し書かれています。
独立時計士とは、どこのメーカにも属さずに一人ですべての微細な部品を手作りし、機械式時計を組み立てる人です。有名時計士の作品はびっくりするような価格でも買い手がつくそうです。
今、クォーツ式腕時計は千円台から手に入れることができます。また私たちの身の回りにはテレビ、ケイタイをはじめパソコンの隅にも常時時刻が表示され、時はすぐに知ることができます。それにもかかわらず、機械式腕時計が根強く求められているのは、その精緻なメカニックに対するあこがれとともに美術品、工芸品として時計を見ているのではないかと思いました。