鳥人間コンテスト
9月2日、鳥人間コンテストの放送がありました。昨年はコロナのため開催が中止されましたが、琵琶湖を舞台に40年を超える大会イベントです。毎年楽しみにしています。

開始当時は百メートルそこそこだった飛行距離も、今ではプロペラ機の登場により対岸を2回折り返す60キロの記録も出ています。今年は対岸折り返しの記録を出しながら禁止区域に着水して失格となるアクシデントもありました。
出場者は大学、高校、会社のサークル、同好会、研究会の人たち、中には一人でアパートの一室で機体を作製した人もいます。
長いすらりとした翼がプラットフォームを離れたとたん上方向に柔らかにきれいなカーブをつくり、浮力を得て機体がふんわりと持ち上がる、どれも見事なものです。綿密な設計と精緻な製作技術を必要とすることでしょう。
毎回、コンテストの模様とともに出場者たちの人間模様、機体の製作過程、苦労話などが折り込まれています。単なる記録作りのコンテストではないドラマがあります。見ていてつい涙をもらう場面もあります。
良い結果がでても、でなくても出場者にとっては、人生の大きなレコードとなったでしょう。
コンテストの終わりが秋の到来を知らせてくれます。
TVer
https://tver.jp/feature/f0082470
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OTJ5nfqceek
初期の頃の映像を見ることができます。