これは何でしょうか?
棒の四面に小さな穴を開けています。
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大根を干す棒です。
初めて作った大きな切り干し大根の評判がよく、畑に残っている大根を採ってきました。
前回、大根を串に刺し、紙のポールに突き刺していましたが、ポールでは手前と向こうと2ヶ所の穴に串を突き刺すことになり、これがなかなかむずかしい、そこで木の棒に穴を開けたものを作りました。
(写真では大根の重さで串が水平になっていますが、穴は少し上向きに開けています)
昔、稲藁を束ねて軒先にぶら下げ、柿やサツマイモを串にとおしたものを刺し、干していました。また囲炉裏の上に焼き魚などを串に刺し、稲藁を束ねたものに突き刺していました。
串の刺された様子が、弁慶の最期を思わせるところから、この稲藁を束ねたものは“べんけい”と呼ばれていました。ですから、この棒の名は“べんけい” でもよいのですが、藁と棒の違いがあります。
そこで、”武蔵棒”とネーミングしました。
”武蔵棒”・・・よい名だとひとり気に入っています。