「認知症の始まりは歩幅でわかる」
ちょこちょこ歩きは危険信号
(谷口 優著 主婦の友社 2021.10.31 p.159)
先日読売新聞のコラムに掲載されていましたので、図書館で借りました。
著者谷口 優さんは東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員です。
カバー折り返しより
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歩幅が65cmより狭い人は、認知症の危険大!
高齢者の4人に1人は認知症とその予備軍!
健康長寿には、認知症の早期発見が欠かせません。
そのカギは「歩幅」にあることが明らかになりました。
歩幅を調べて、脳の状態をチェックするとともに、
歩き方、運動、食事の改善で対策をスタート!
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本書の中から
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90歳以上では、2人に1人が認知症
歩幅と認知症には深い関係がある
歩幅が狭いと認知症のリスクは3倍
歩き方は脳の状態を映し出す鏡
歩幅を広くすることは認知症予防の第一歩
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65cmを意識して歩いてみました。意識していないとすぐに狭くなってしまいます。この一歩一歩をいつも意識しているということが脳に良い影響を与えているのではないでしょうか。
また歩幅が狭いと足が上がっていません。高齢になると家の中で絨毯、畳縁などちょっとしたでっぱりにつまづき転倒するといわれています。歩幅が狭いことがその原因ではないでしょうか。
もう30年以上前のことになりますが、会社の病院で人間ドックを受診したことがあります。そのときスポーツトレーナーから「筋力の衰えは脚からくる。脚の筋肉を鍛えるには大股で歩くことが最適」と指導がありました。
歩幅を広くすることは脳とともに筋肉にもよい影響があるようです。