コンセントが大変なことに
一ヶ月ほど前から電子レンジの調子が悪くなりました。使っている途中でコトンといって止まったり、最初から電源が入らなかったりします。
もう40年以上使っているひとりで持ち上げるのがやっとという電子レンジです。
10年ほど前に一度、ベルトが切れて修理したことがあります。それ以外に調子が悪くなったことはありません。
電子レンジは毎日使っていますので、さすがにこれでは具合が悪いと、一昨日、中を調べてみようと台から降ろすために電源コードを抜くとプラグの片方が黒く汚れていました。コンセント側にも少し焦げたような跡があります。
ほとんど抜き差しすることはないプラグです。おそらく、設置してから数えることができるくらいしか抜いたことはないはずです。
電子レンジを分解しないといけないと思っていたのですが、結果的に電子レンジの不具合は、この接触不良が原因でした。
コンセントを分解すると中に埃のようなものと虫の死骸がありました。
プラグの隙間から虫が入り込み巣を作ったようです。
プラグもコンセントも接触部分が熱で溶けて傷がついています。
サンドペーパーで補修するレベルをはるかに越えており、ホームセンターでコンセントを買ってきました。買って来たのは古いものと同じタイプですが、差込口はプラグが挿入されていないときに閉じるように改良されていました。
プラグは数十年前の新品が工具箱にありましたので、取り換えました。
マイナスネジでいかにも昭和レトロを思わせるものですが、15Aの規格品です。
プラグとコンセントを取り換えると電子レンジは正常に動作するようになりました。
プラグに埃が付いて火災になったという話を聞きます。わが家は関係なしと思っていました。長い間抜き差ししていないプラグがありましたら、ちょっと点検しておいた方がよいかもしれません。