般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2020-11-10 | Weblog

 洗濯機が故障しました

 先日から少し調子が悪かった洗濯機がとうとう動かなくなりました。2005年製の洗濯機で、以前にパルセータ(洗濯機の底にある小さな羽根のついた円盤)が壊れて取り換えたことがあります。今度壊れたら乾燥機つきの洗濯機に取り換えようと思っていたのですが、念のため裏蓋を開けてみるとモーターと水槽をつなぐVベルトが摩耗して水槽が回らなくなっていました。
 洗濯機のVベルトは、このひとつ前の洗濯機のときに取り換えたことがあり、電器屋さんに頼んで取り寄せてもらいました。(洗濯機のVベルトは一般の工作機械や工場の動力に使用しているVベルトとは異なり、町の機械屋さんでは扱っていません) バルセータのときも同じでしたが、電器屋さんの本店経由でメーカーへの注文、入荷になるとかで手にするまでに半月ほどかかったと思います。今回もまた日にちがかかるのか、しかし今は近くにコインランドリーがあるから大丈夫。でもひょっとして今ではネットにあるかもしれないと、念のためネットで検索してみると、家電の修理部品を取り扱っている店があり、すぐ注文しました。
故障した日の夜に注文し、3日後の午前中に品物を手にすることができました。ベルトは簡単に取り換えることができまた洗濯機が動くようになりました。
 ネットで簡単に注文でき、家まで配達してくれる、思えば大変便利になったものです。
 乾燥機つき洗濯機への取り換えが少し遠のきました。




Vベルト @440 送料 ¥180 修理技術費 ¥ ??


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2020-11-08 | Weblog
 拾い物

 一昨日、散歩の途中、万歩計を拾いました。自動車のよく通る道で、自動車に轢かれた様子もありませんので落として間もないと思われます。すぐに気づいて探しに来るのではないかと思い、傍に立っていた大きな丸く黄色い反射板に引っ掛けておきました。
 昨日、散歩に行くとき見ると万歩計はまだ反射板に掛かったままでした。予報によると夕方から雨です。ネットで見ると防水機能はないようで雨が掛かり壊れてはいけないと交番に届けました。
交番では若い男性と女性の お巡りさんが対応してくれて拾った場所、日時などパソコンにポンポンと入力してすぐに処理が終わりました。
その万歩計は小さなもので1,000円位かなと思ったのですが、アマゾンでは5,200円の値がついていました。落とした人が早く気づいて申し出ればよいのですが。
 ところで交番を出るときにお巡りさんが「ありがとうございました」と言われたので私も「ありがとうございました」と言ってからちょっと変かな? お巡りさんに「こんなときには、私も“ありがとう”でいいのですかね」と聞いてみました。お巡りさんはにっこり笑ってうなずいていました。
 交番を出てからしばらく考えました。
「お世話になりました」「お手数をお掛けしました」・・手間をかけることになったのですが、当方に原因や非があるわけではありません。
「よろしくお願いします」・・こちらは依頼、指示する立場ではありません。
「ごくろうさまです」・・上から目線?
「おじゃましました」・・ちょっとしっくりしないし。
「すみませんでした」「失礼しました」・・ちがうようです。
いまだによく分かりません。
やはりお互いの労をねぎらい感謝する「ありがとう」でいいのでしょうか。

 ありがとう いつでも どこでも だれにでも
「ありがとう」は万能の挨拶かもしれません。

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2020-11-06 | Weblog

 お接待

 初めて八十八ヶ所を歩いた時のこと。第六番安楽寺の手前で初老の男性から「お遍路さん」と声を掛けられた。「お接待です」と言って缶コーヒーを渡され、頭を下げ両手を合わせて「南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛」と拝まれた。お接待のことは知っていたが、まさか私に向かって「南無大師・・・」と唱えられるとは、どう対応すればよいのか・・・、とまどい少しあわてた。先日 「四国遍路の世界」を読んだ中にお接待の話があり思い出した。
 今まで、お菓子、飴、みかん、缶ジュース、缶コーヒー、お茶、おにぎり、タオル、お賽銭入れ、お金などいろいろなお接待を受けた。
 高知県黒潮町で遍路道横の観音堂から「お遍路さん」と言って声をかけてきた90歳になるというおばあさん、お接待だと言って千円札を差し出してきた。高額なので辞退したが、お接待だからと言って手に握らされた。その後十年ほどになるが、この千円札は今もそのまま頭侘袋に入っている。
 やはり四国の土地柄、みかんのお接待が多い 。
・横峰寺への登山口、道路脇の畑からおばあさんが降りてきて、レジ袋いっぱいのみかんを持っていけという。これからの山道、ペットボトルを一本にしようか二本にしようかとリュックの重さを気にしているなかで、ズシリと重いみかんはとても持ってはいけない。二つだけいただいた。皮がふっくらとしてすごく甘いみかんであった。
・ 薬王寺の手前、道端でおばあさんが休んでいけと言って、ポンカンを剥いでくれた。話好きなおばあさんだった。その次のときも出会いごちそうになった。いつもお遍路さんを待っているのかもしれない。
・観自在寺門前で大きな甘夏を5つ若い女性から手渡される。ひとつでいいと辞退したが、どうしても持っていけと言われる。リュックに入りきらない。宿で一つ翌日一つごちそうになり、残りは出会ったお遍路さんにお接待した。
・延命寺への道すがら 二十歳前後の娘さん、少し恥ずかしそうにしてみかんをバックの中から取り出して持ってくださいという。大きな甘いみかんだった。
・三角寺への山道、みかん畑の中から野良着姿のおじさんがお接待だといって枝についたままの大きなみかん3つを持ってきた。ちょうどそばにベンチがありおじさんと話をしてひと休み。おじさんがトラックで下っていき、私も出かけようと腰をあげたところ、遍路姿の若い女性が山から下って来た。もらったみかんのひとつをどうぞと差し出したところ、すこし驚いた様子で、あのみかんかと木を指さす。葉がついているので盗ったのかと間違われたようだ。いいや、ちがうあのおじさんにもらったのだと、ちょうど動き出したトラックを指さすと女性は安心した様子。香港から来た女性で通しで周っているとのこと。この女性とは翌日本山寺で再会した。
 お接待はただただ歩くだけの日常の中で出会うオアシスのようなもの、声をかけてくれるだけでもうれしい。加えてプレゼントである、ありがたく、よく覚えています。その思い出はなつかしいものばかりです。

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2020-11-04 | Weblog

 「四国遍路の世界」
     (愛媛大学 四国遍路・世界の巡礼研究センター/編 筑摩書房 p.281)





 今年4月に愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センターから出版された本です。大学の先生方による四国遍路の考察、学術的、歴史的観点から眺めた四国遍路の研究書です。四国八十八ヶ所霊場会の情報誌「へんろ」に紹介されていましたので、読んでみました。
 四国八十八ヶ所の歴史、遍路の事情、遍路と文学、政治との関りなどかなり深く掘り下げられています。これからお遍路に出かけようとされている方のガイドブックとしては適さないかもしれません。しかし、こういう史実があったのだと知り、遍路道を歩いていて見聞きすることに考えを及ぼすには最適な書です。

目次から
第1講 四国八十八ヶ所の成立
第2講 四国遍路と古典文学
第3講 江戸時代の遍路日記に見る四国
第4講 江戸時代の遍路統制
第5講 道標石から見た四国遍路
第6講 四国遍路と女人禁制
第7講 四国遍路と明治維新
第8講 弘法大師空海と四国遍路開創伝承
第9講 納経帳・般若心經・白衣
第10講 俳句・文学から見る近現代の四国遍路
第11講 四国遍路と外国人
第12講 現代における四国遍路の諸様相
第13講 アジアの巡礼
第14講 イスラームの巡礼
第15講 ヨーロッパの巡礼

愛媛大学 四国遍路・世界の巡礼研究センターのホームページには四国遍路に関する研究成果・論文が公開されています。
http://henro.ll.ehime-u.ac.jp/



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2020-11-02 | Weblog

 玉ねぎ

 玉ねぎは余り手間をかける必要もなく、虫もつかず、大きさや出来を気にしなければ作りやすい野菜です。今年も玉ねぎを植えてみようと、少し前から畑を耕し準備をしていました。
ホームセンタへ電話してみると、やはり例年のとおり並んで12時の入荷を待っているとのこと。折角並んでもお目当てのものが手に入らないといけないと、11時過ぎに行ってみるとすでに3人が並んでいました。
待っている間、そばで話していることを聞いていると、品種、肥料、貯蔵方法のことなどいろいろな知識が得られます。
早生、中生2種類の苗を買って植え付けました。
これからもう一列畝を作り、晩生を植えようと思っています。

 苗は指で2~3センチの穴をあけそこに苗を入れます。このとき軍手では穴が大きすぎるし、薄いゴム手袋ではすぐに破れてしまいます。別に素手でやって爪の間に土が入っても気になる訳ではないのですが、指に代わるものがあればいいのにと思って廃材を使って作ってみました。




使ってみると案外具合はよいようです。
一年に一回しか使わない道具を作る手間があれば、さっさと植えた方が早いのですが、道具を作るのも遊び、ささやかな楽しみです。