今日1月7日は、五節句の一つ人日(じんじつ)で七草粥を食べる日として
知られていますが、「つめきりの日」でもあります。
新年が明けて、初めて爪を切る日が七日とされており、七草粥をつくるとき、
その粥をつくる前に七草爪と言って、七草を浸した水に爪をつけてやわらか
くしてから切ると、その一年間風邪を引かないと言われています。
小寒の初候は、芹乃栄う(せりさかう)で、春の七草の一つ芹がすくすくと群れ
生えてくるころです、寒の最中に採れるセリが最も美味しいとされ、「寒芹」と
呼ばれて、珍重されるとの事です。
今朝庭先に出て春の七草の一つ芹を探して見たところ、今年は暖冬の影響
もあり、もう野生の芹が生えていたので早速摘み取って味わってみました。
スーパーなどで売っている栽培されたセリと違って、野生のセリは味も香りも
深くて、野草の持つ自然のパワーをいただいたような気がします。
これで一年風邪を引かないで、健康で過ごせるなら安いものだと思うけど・・・
庭先で生え出していた「寒芹」。
摘みとった「寒芹」。
今朝は「つめきりの日」にふさわしく、夜明け前の冬空に三日月が、ちょうど
爪先のような鋭利な形で、冴え冴えとした美しさをたたえて輝いていた。。
三日月の下には金星も輝いていました。。 ↓