庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

春はそこまで~「春隣」

2016-01-30 09:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は雪の予報は外れましたが冷たい雨が降り、寒さがこたえる朝になりました。

春隣(はるどなり)」は冬の季語で、もうすぐそこに春がきているという意味の言葉。

まだまだ寒さの厳しい日々が続きますが、たとえ寒さが厳しくとも太陽の光は日一日
と力強さを増して、日射しは1日に畳の目一つ分ほど伸びています。


暦の上ではまだ「寒」ですが、しだいに夜明けも早くなり、昼間の時間がすこしづつ長く
なってきています、心なしか空の色もやわらかくなってきたようです。

寒さの中にも、梅が小さな花を枝いっぱいにつけて、沈丁花の蕾も膨らんで、あたり
かぐわしい春の香りを広げ始めていいます・・・


風はまだ冷たく、寒気が厳しくても、草木は逞しく春の準備を進めていいます・・・

春隣」は、そんなかすかな春の予兆に目を向けながら、春を待ちわびる気持ちが
伝わってくる言葉です。。

紅梅。

白梅。

膨らみ始めた沈丁花の蕾。

来週は、もう節分、そして立春ですね♪。。

コメント
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