甘党のメジロは花の蜜が大好きで、花から花へと忙しく飛び回って蜜を吸ってい
ますが、虫の少ない冬の時期に咲く花にとっては、花粉を運んでもらえる大変あり
がたい存在と言えます。
花の蜜にかぎらず、甘い樹液やアブラムシなどの小さな昆虫が分泌した甘露を舐
めたり虫ごと食べたりして、ようするに甘そうなものは片っ端からツマミ食いしている
そうです。
春先に似合う光景としてよく引き合いに出される「梅にウグイス」ですが、梅の花に
飛んで来るメジロは柔らかな黄緑色で良く目立つため、昔からウグイスと混同され
たりしますが、実際のウグイスはもっと灰色がかった緑褐色で地味な羽の色です。
蜜を好むメジロと違ってウグイスは、非常に臆病な性質でなかなか姿を現さず、昆虫
を主に食べているため、積極的に梅の木にとまることも少ないそうです。
私も、実際に梅の木にウグイスが止まったのを観たのは1度だけで、チャンスが有れ
ば、ぜひ「梅にウグイス」の写真も撮りたいものだと思っていますが。。。
あと半月もすれば、ウグイスの初音も聴かれだすころですが・・・ 声はすれども姿は
見えずで、ウグイスの姿を観る事さえ難しい!!
そんなわけで、今日も梅にメジロの写真をアップします。