庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

紅花(べにばな)栄(さか)う

2018-05-28 09:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、小満の次候(5.26~5.30)は、
紅花(べにばな)栄(さか)う」です。

紅花(べにばな)は、アザミに似たキク科の花で棘があり黄色
がかったオレンジ色の花。

この花から紅(くれない)染料がとれ、古代エジプト時代から
染料として栽培されていたそうです。

散歩道で咲く、紅花。 

日本でも、すでに万葉集の中で末摘花(すえつむばな)の名で
登場しています。

花を発酵・乾燥させたものが染料や着色料として用いられ
生薬や口紅、食用油などに利用される。 

日が経つに連れて、黄色の花がしだいに紅色に変わっていく
姿は夏の風物詩でもあり・・ 恋心にも例えられたそうです。 

コメント (2)
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