八哥鳥(ハッカチョウ)と画眉鳥(ガビチョウ)は、どちらも中国や
東南アジアなどからやってきた外来種です。
横浜のこの辺りでも、数年前から姿を見かけるようになり、最近
では繁殖して徐々に数が増えているようです。
隣の森に飛んできて桑の実をついばむ八哥鳥(ハッカチョウ)。
ハッカチョウは、ムクドリ大で全身の色は黒だが翼に大きな
白い斑点があり、飛ぶとよく目立つ、頭部の前方に突き出し
た冠羽があり、識別はしやすい。
鳴き声は、澄んだ声でさまざまな音をだし、ものまねもする。
八哥鳥の名前の由来は、滑空する時に見られる羽根の白斑が
8の字に見えることから「八」、また、鳴き声が美しいから歌う
意味の「哥」で八哥鳥なのだそう。
こちらはキイチゴの木に来た画眉鳥(ガビチョウ)。
ガビチョウは全体が茶褐色で、目の周りにまるで歌舞伎役者の
ような、白い隈取りが入はいっているのが特徴。
色んな鳥のさえずりを鳴きマネして、きれいな声で鳴くのだが・・・
鳴声が大きくて、長時間鳴き続けるのでうるさい?のが玉にキズ。
ガビチョウは日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなって
いて、悪者扱いされているのでチョッと可哀想な気もする。。