庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

朝顔の季語が”秋”なのは何故?

2023-09-07 11:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝顔の花と言えば、夏の朝の花のイメージが強いですが・・

実は朝顔の季語は、”秋”だと知ってましたか?。

朝顔が盛んに咲くのは主に8月ですが、この時季は暦の上で
二十四節気の立秋(8/8~8/22)と重なるためです。

でも8月上旬に「秋の始まり」と言われても・・

最近のように猛暑続きで夏も真っ盛りの時季なので、違和感
アリアリですね!。

今年は特に、記録的な猛暑のせいでボケてしまったのか?

夏の間はサッパリ咲かなかった庭の朝顔の花だが・・

9月に入って、ようやく少し涼しくなって来たら元気を取り
戻したようで花数も増えだしてきた。

庭先でこれから10月末まで咲き続けてくれるので、朝顔が
秋の季語だと言われてもあまり違和感がない。

庭で咲く朝顔の花。

 朝がほや 一輪深き 淵の色  <与謝野蕪村>

 

コスモスの花。

 

二段で咲くメガネツユクサ。

 

ルドベキア・タカオの花で扱蜜するヤマトシジミ。


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2 コメント

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朝顔は桔梗の花のことで。 (menusan)
2023-09-07 13:01:36
万葉集で歌われていますが、下のアドレスをご参照ください。
https://hakko-daiodo.com/akino-nanakusa-kikyou
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初秋の季語 (庭先の四季)
2023-09-07 14:48:35
menusan さん、こんにちは。
確かに万葉集で詠われていた頃の朝顔は、桔梗か木槿の事だと言う説が有力ですね。
二十四節気の歳時記等によると、今の朝顔の季語は初秋に当たる
立秋からおよそ1ヶ月後の白露(9月8日頃)の前日まで使うのが適切だそうです。
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