庭先で見かけるカマキリには、緑色のカマキリと茶色のカマキリ
がいるが、最初私は、カメレオンのように周りの環境に合わせて、
保護色で色を変えるのかな?と思っていたのだが・・・
途中で色を変えるわけではなく、オオカマキリの場合は最初から
緑と茶が5:5の割合で生まれ、同じ卵塊から出た個体でも、育成
環境を変えても出現率はほぼ5:5で変わらないらしい。。
枯草の多い場所の個体に茶色が多く、緑の多い場所での個体に
緑色が多いのは、やはり保護色になって野鳥など天敵に捕まりに
くいからですね。
少しでも多くの個体が生き残れるるようにとの、カマキリの繁殖
戦略なんですね!。
ちなみに、カマキリの仲間でも種類によって違いがあり、ハラビロ
カマキリはほとんど緑、コカマキリはほとんど茶色になるそうです。
これも、それぞれの種類によって住む環境に合わせた生き残り
戦略だと想う。。
緑色のカマキリ。
庭先のアサガオの陰でジッと獲物を狙って、長時間ほとんど動かない。。
省エネ戦略の緑色のカマキリ。
こちらはバックの茶色の柱に合わせたのか?茶色のカマキリ。
カマキリは肉食なので、目つきが怖い(^_^;)。。なんか文句あるか?。
そうなんてすか?5:5なんですか?
知りませんでした。
アゲハチョウのサナキは緑の所でサナギになったら緑、枯れ枝のような所でなったら茶色になるみたいですが・・・。
カマキリの色についてのタイトルをみつけて、昨年の赤いカマキリを思い出しました。
真っ赤な彼岸花の上にいたのですが、基本は緑色の背中でしたが、赤色が巣押し入っていました。
カメラを持ってきたときはすでに蝶をつかまえてぶら下がっていました。腹の色がとても赤かったです。
カマキリは生まれながらの色分けもありますが、色環境によっても変えているのですね。
その時のフォト蔵にアップした画像です。
http://photozou.jp/photo/show/1299724/251060769
この記事は1年半前の記事ですが、今でも検索等から一定数のアクセスがあります。
それだけカマキリの色について、疑問に思っている人がいるためだと思います。
腹の部分が紅いカマキリは初めて見ました、今度カマキリを捕まえて紅い花の上に
乗せて、色を変えるかどうか実験してみたいと思います。