庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

人生の「日めくり暦」

2018-12-17 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

「一週間に一度、赤い着物と青い着物を着るものはなんでしょうか?」
と言う、なぞなぞがある。

その答えは暦で、日付の数字が日曜は赤、土曜は青になっています。

「最初が一番厚くて、終わりに一番薄くなるものは?」

このなぞなぞの答えも、やはり暦です。

この場合の暦は、月別のカレンダーではなく、毎日一枚ずつはぎとって
いく「日めくり暦」
の方がぴったりします。

最近はあまり見かけなくなりましたが、昔は各家庭に普通にあって毎朝、
日め
くりを一枚づつ剥ぎ取るのが日課となっていたことを思い出します。

また祝日の暦には、交差した二本の「日の丸」が印刷されていて、
いかにもめ
でたい特別な日だと感じて嬉しかったものだった。

人もまた、それぞれ自分の人生の「日めくり暦」を持っているのではない
でしょうか?


自分の人生に残された人生の「日めくり暦」が、果たしてあと何枚残され
ているのか?

「暦の果て」は誰にもわかりませんが・・・ 

人生八十数年として、ざっくり計算すると残された年数×365枚+閏年分
になる。


それを多いと感じるか、たったそれだけと感じるかは、人それぞれだと思い
ますが・・ 

毎日、毎日一枚ずつ確実に減っていきます。  

ついこの間正月を迎えたばかりだと思ったのに・・

気が付けば、もう今年も残すところあと僅かとなってしまいました・・

「光陰矢の如し」というように、日々があっという間に過ぎ去っていって行きます。

人生の「日めくり暦」が、あと何枚残っているのか?誰も知らないが・・

残された人生の日々、カレンダーをめくるように、一日、一日悔いのないよう
大切にしながら、生きていきたいものだと想う。。
 

日本水仙の花。

 

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冬日向でホッコリ。。

2018-12-16 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

冬の日差しは弱々しく、日照時間も短いですが・・

何と言っても太陽の恵みはありがたく、風のない陽だまりなどでは、
ポカポカと心まで温まってくるよう
なぬくもりを感じます。。

冬の日差しが降り注ぐ場所を「冬日向」いいますが・・・

人も動植物も、日差しのある間は「冬日向」で肩の力をぬいて、
の~んびりホッコリと行きましょう!

冬日向でのんびりホッコリ、居眠りニャンコ。
ウ ~ン 気持ちいいニャ~。 


冬の日差しを受け嘴が輝くカワセミ。


アオサギ。

 

冬日向で咲く日本水仙。

 

紅いボケの花。

 

ピンクの椿。

 

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寒い夜はホッコリ暖か湯たんぽで!

2018-12-15 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

このところ、夜は冷え込みがキツイので毎晩湯たんぽを抱いて寝ている、
寝る前に布団の中に湯たんぽを入れておくと、布団の中がポカポカと
まって気持ちよく眠れる。

歳のせいか?、寝ていて体が冷えると夜中に何回もトイレに行った
りす
るが、湯たんぽを抱いて温まって寝ると朝までぐっすりと眠れる。

特に朝方目覚めた時など、湯たんぽの春の陽だまりのようなほんのり
とした、優しい温もりが残っていて
何とも心地よい。。

現代はエアコンや電気ストーブ、電気毛布等で人工的なエネルギー
を使って温
める方法も色々あるが・・

昔ながらのローテクの湯たんぽは、電気代はタダで省エネにもなるし、
湯が冷め
てもまた温めて何回でも使い回し出来る上に、電気毛布等の
様に電磁波等による身体への悪影響の心配もない。

自然や環境に優しい暖房器具の湯たんぽは、本当に優れものだと思う、
先人の知恵
に感謝しながら、今夜も暖かな湯たんぽを抱いて寝よう!

冬の夜には欠かせない我が家の必須アイテム湯たんぽ。



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未明の夜空に輝く明けの明星

2018-12-14 09:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

早朝に目覚めたので窓の外を観ると、夜明け前の未明の空に
明けの明星と言われる金星が美しく輝いていた。 

-4.6等星で夜空に美しく輝く、明けの明星金星。

時々UFO?と間違える人もいるほどキラキラ明るく光ってます。

やがて夜が白々と明けてきました。

 

おまけは昨夜の月齢5.8の月。

そして、今夜12月14日の夜から明日15日の未明にかけて
三大流星群の一つ、ふたご座流星群がピークとなります。

月が沈む深夜以降がとくに好条件となるので、観たい方は
防寒の準備をしっかりとして星空を見上げてみましょう。

平均して1時間に30個の流れ星が見えるとすると、計算上
は2分に1個のペースで見えることになりますが・・

立て続けに数個見えることもあれば、10分近く見えないこと
も珍しくないそうなので、
1つも見えないからと数分で諦める
のではなく、少なくとも15分くらいは見上げてみましょう。

その際、流れ星に願いをかけたい人は、観えた際に慌てない
ように予め、願い事の準備も忘れずにしておきましょう!(笑) 

但し寒いので、あまりは無理はしないように。

 

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”災い転じて福となす”

2018-12-13 10:30:58 | 日記・エッセイ・コラム

今年を表す漢字一文字は「災」だそうだが・・・

平成最後の年を象徴する漢字が、「災」とはなんとも辛い気がする。。

「災」には天災と人災があるが、近年多発している自然災害も、元をたどれ
ば人為的な地球温暖化に起因する気候変動が一因として考えられる。

つまり、人間の行動に由来する人災だと言えないことも無いのでは?。

昔、治政が乱れると天変地異が発生すると言う話を聞いたことがある・・

かつては、天変地異や異常気象、地震、不作、飢餓、疫病の蔓延などは
治世の乱れによって引き起こされるものと考えられ、この様な事が生じた
際には遷都や改元などをすると共に、治世のあり方そのものを見直して
きたという歴史がある。

今のアベ政権の数に物を言わせて他の意見を無視して、たとえ嘘を付いてで
も有無を言わせないような、やりたい放題の強引な国会運営等を見ていると、
まさに悪政暴政、治政の乱れもここに極まれり!の感がする。。

新天皇が即位して年号も新しく改元されるのに合わせて、来年はぜひアベ
政権にも退陣願って、”災い転じて福となす” ような良い年になるよう
願ってやまない 。。

庭先で雨に濡れて輝く水滴と、縁起物の紅い万両の実。

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