くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

『ヘドウィグ』 それぞれの魅力

2016-03-22 23:35:42 | YB&ユン・ドヒョン



















チョ・スンウ、チョ・ジョンソク、ユン・ドヒョン、チョン・ムンソン
・・・あなたの‘ヘドウィグ’は?


俳優別に公演を比較すると・・・‘5色’の魅力

2005年 国内初演以後 マニア層の熱狂的な支持を得てきたミュージカル『ヘドウィグ』が華麗な出演者と共に 
新しい姿で1年6ヶ月ぶりに再び帰ってきた。

今月1日からソウル 弘益大学校・大学路アートセンター大劇場で公演中の『ヘドウィグ』は 
東ドイツ出身の失敗したトランスジェンダーのロック歌ヘドウィグの波瀾万丈な人生と愛の物語を描いたロックミュージカルだ。

劇的なあらすじと哲学的歌詞を入れた珠玉のようなパンクロック音楽、破格的な衣装とメイクなどで 
1998年 アメリカ ニューヨーク・オフブロードウェイの初演当時 大きな話題になり作品性と大衆性を認められた。

ブロードウェイ外郭の小劇場で始まった『ヘドウィグ』は2014年3月からブロードウェイに舞台を移し新しい姿で公演を始めた。
韓国でも同年10周年公演を最後にこれまでのバージョンを終え、今年 新たにブロードウェイバージョンを舞台に上げた。

これまでずっと300~400席の小劇場規模を維持してきた『ヘドウィグ』は 今年からは700席規模の中劇場で公演する。

劇中 背景もニューヨークの古びたモーテルから廃車場を具現したブロードウェイのとある劇場に変えた。
舞台には実際の廃車場から空輸した車輌約40台が積み重なり独特な雰囲気を演出する。

『ヘドウィグ』は先立って 名だたる俳優たちが経験していった舞台としても有名だ。

今回も2009年以後7年ぶりに再び‘ヘドウィグ’として帰ってくるユン・ドヒョンと 
5回のシーズンを共にして全回完売記録を立てたチョ・スンウが並んで舞台に上がる。
ドラマ、映画、バラエティで縦横無尽に活躍する俳優チョ・ジョンソクも2011年以後5年ぶりに‘ヘドウィグ’を演じる。

ドラマ『未生』以後 ドラマと映画で大活躍の俳優ピョン・ヨハンは‘ヘドウィグ’でミュージカルに初挑戦する。
最近 大学路の舞台で目立った活動をする俳優チョン・ムンソンも新たに合流した。

『ヘドウィグ』は俳優のアドリブがかなり許され 俳優の個人技と個性により舞台もそれぞれ異なる色彩を帯びる。

ドラマ撮影のために4月から舞台に立つピョン・ヨハンを除いた4名の舞台を見て それぞれの魅力を比較した。


◇きらびやかなアドリブ・・・‘老練味’チョ・スンウ

初演時から5回のシーズンを共にし 自分だけの‘ヘドウィグ’を作り出したチョ・スンウは
‘チョドウィグ’という名声にふさわしい 終始一貫して余裕ある老練な演技とパフォーマンスで2時間のあいだ客席をほしいままにする。

全力で臨む激しいダンス、エナジーあふれる歌と共によどみないアドリブに観客は熱狂する。

特に他の‘ヘドウィグ’たちと比べて一段とレベルの高い卑猥な冗談もしらじらしく駆使して観客をびっくりさせる。

ミュージカルの大筋は維持するが、これまでの‘ヘドウィグ’の中で最も自由な舞台でチョ・スンウ印の‘ワンマンショー’の真髄を見せる。

チョ・スンウの舞台は全席が早々に完売した状態だ。


◇八色鳥の魅力爆発・・・蠱惑的なチョ・ジョンソク

チョ・ジョンソクは大衆にとっては映画とドラマで名前を知らせた俳優だが 以前からミュージカル界では‘オッパ部隊’を連れて歩くスターだった。

2004年ミュージカル『くるみ割り人形』でデビューしたチョ・ジョンソクは 2006年『ヘドウィグ』でスターダムに上がったが、
舞台を見ればその理由がわかる。

派手なメイクに金色のショートパンツ、網タイツ姿のチョ・ジョンソクは人形のように美しく どの女優より蠱惑的で妖艶な姿を誇る。

映画とドラマで見慣れた特有の茶目っ気とユーモアあふれるアドリブ、弱々しく繊細な感性の演技と即興のコミカルな演技、
訴求力ある歌を休みなく行き来して観客の魂をぐっとひきつける。客席では笑いと歓声が絶えない。

真っ白な肌のために付けられた‘ポドウィグ’というニックネームのように愛らしいヘドウィグだ。
反転に反転を繰り返す八色鳥の魅力が集約された舞台で、‘俳優チョ・ジョンソク’以上の‘ミュージカル俳優チョ・ジョンソク’と出会える。


◇圧倒的な‘ロック’ヴォーカル・・・タフなユン・ドヒョン

ユン・ドヒョンはチョ・スンウやチョ・ジョンソクのような職業俳優と比べると 劇全般を引っぱる演技力やアドリブは相対的に弱い。
だが、爆発的なロックヴォーカルで弱点を挽回し 彼だけのタフでワイルドな‘ヘドウィグ’を創造する。

ガムをくちゃくちゃ噛んで現れたユン・ドヒョンは最初から観客に「良い話をする時起きろ!!!」と叫んで強烈ですがすがしい歌で舞台を圧倒する。

舞台の雰囲気が熟し始めると 序盤で多少ぎこちない感じだったユン・ドヒョンのアドリブもなじんできて 彼が爆発させる音楽で威力を発揮する。

一旦ユン・ドヒョンがマイクを持って歌い始めると公演会場はあっという間にロックコンサート会場に変わり、
舞台を超えて客席まで音楽に合わせて頭と体を揺らす観客の熱気であふれる。

ミュージカルがすべて終わった後 メインの曲を順に歌う15分間のハイライトステージは もうひとつの公演だというほど強烈だ。
ストレスがスーッとほぐれる気分を感じられる。


◇セクシーな‘ヘドウィグ’・・・ニューフェイスのチョン・ムンソン

チョン・ムンソンは今年初めて『ヘドウィグ』に合流したニューフェイスだ。

演劇『蜘蛛女のキス』、ミュージカル『死の賛美』等で線の太い男性的な演技をしてきたチョン・ムンソンは 
今回はとても女性らしい姿に変身する。

特にくびれた腰とまっすぐ伸びた脚など すらっとしたスタイルを誇示して細いながらもセクシーな目新しい風貌を披露する。
歌も他のヘドウィグに比べて高いトーンで消化する。

ただし まだ‘先輩’ヘドウィグたちに比べて2時間の舞台を密度あるように引っぱっていく内面の空白と舞台掌握力が多少不足して 
彼だけの特技が目立たない点は残念だ。

‘ヘドウィグ’の歌をすべて暗記するほど かなり前から‘ヘドウィグ’のファンだったというピョン・ヨハンは4月27日 初舞台に立つ。
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初めての彦根城

2016-03-21 22:23:16 | 日記
彦根にちゃんぽんを食べに行ったついでに、彦根城に行ってみた。
名古屋は晴れていたのに、着いてみたら曇り空。桜にはまだ早く、しかも寒かった。


ひこにゃんの退場時間にギリギリ間に合った。ペコリとお辞儀をして


手を振りつつ退場


段差に苦労しつつ


1段上っては手を振り


最後までファンサービスを忘れない。


しっかりした堀に囲まれている。中堀の内側には学校もある。


天守


梅?が咲いていた。




井伊直政役の人。この人とひこにゃんで‘おもてなし’をしているようだが、ひこにゃん人気には勝てないようだ。


天守前広場からの眺め。右奥には琵琶湖が広がっている。


天守の入館には長蛇の列ができていたのでやめ、重要文化財になっている西の丸三重櫓を見て、内堀の向こう側にある庭園へ。

内堀には白鳥がのんびり浮かんでいた。


大名庭園である名勝・玄宮園。池の水が干上がっているのか、パイプが丸見え。


奥に天守が見える。桜や紅葉の季節は美しいようだが、何もない時期は寂しい感じだ。












こんな小径も。




茶席になっていて、500円で抹茶とお菓子がいただけるようだ。




茶席裏の建物。梅と調和して趣のある風景になっていた。








堀のところで火縄銃の演舞が行われている。




かなりの迫力だ。


屋形船が通過する時は一旦中断。


目的のちゃんぽん。680円でこの野菜の量。あっさりめの味付けでおいしかった。
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イル君 観光バスの広報大使に任命

2016-03-21 12:15:30 | チョン・イル








チョン・イル、‘Kトラベルバス’広報大使任命
・・・外国人観光客に韓国を知らせる



俳優チョン・イルが韓国告知に乗り出す。

チョン・イルは最近 文化体育観光部と韓国訪問委員会が共同で行う‘Kトラベルバス’の広報大使に任命された。

これに対しチョン・イルは25日 ソウル・光化門で行われる‘Kトラベルバス’初の運行記念イベントに参加し 広報大使として初めての活動を開始する。

‘Kトラベルバス’はソウルと地方を行き来する外国人専用バスの自由旅行商品だ。
“2016-2018韓国訪問の年”に合わせ これまでソウルだけ訪れていた訪韓外国人観光客を対象に 地方移動の便宜を提供しようと企画された。

特に中国などアジア全域で韓流スターとしてトップに立つチョン・イルが広報大使に任命されただけに広範囲にわたる広報効果を得ると期待されている。

現在チョン・イルは事前制作ドラマ『シンデレラと4名の騎士』で男性主人公カン・ジウン役を引き受けて撮影に臨んでいる。
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『ヘドウィグ』 ネットニュースの記者による‘ユンドウィグ’のレビュー

2016-03-21 01:23:37 | YB&ユン・ドヒョン
















‘花の中年ヘドウィグ’の爆発的な歌唱力を確認する瞬間、
ユン・ドヒョンの『ヘドウィグ』



大劇場で‘ニュー・メイクアップ’として

劇場の中に入るとホイットニー・ヒューストンの歌“I Will Always Love You”が流れて来る。目を閉じてしばらく感傷に浸ってみる。
だが目を開けて眺めた舞台は古いトレーラーが正面に置かれた巨大な廃車場のようだ。アクション映画のような場所を見たら 群れをなしてケンカし、
人殺しをするのに良い場所ではないだろうか? そういう感じだ。あの車は皆どこで手に入れたのか? サイドと後方まで車が重なり合っている。
そして車の間に自販機が1台置かれている。ボロボロのようだったが その自販機の扉を通じて昔の恋人‘トミー’のコンサート場面が演出される。
舞台中盤 上には薄い幕がかかっていて その上には映像が再生される。バンドも両側に広がった。下手にはドラムとベース、
上手にキーボードとギター、そして‘イツァーク’。

久しぶりに『ヘドウィグ』、大劇場とはあまり想像できないのも事実だ。小さい小劇場、“モーテル リバービュー”にぴったり合うとみられる劇で 
片方に準備された小さな舞台で交わされるトーク、そのささやき、自己告白の舞台としてなじむ作品だったが、どのように大劇場で公演するのか? 
観客との疎通とか親密な感情の交流が可能なのか?
情熱で飛び散るる汗、吐き出すため息が肌に届かない距離でもヘドウィグの本心が観客に届くのか? 内心 心配したことも事実だ。
「『ヘドウィグ』という作品はこういう形式でなければならない」と知らないうちに思い込んでいたのかも。

照明が暗くなると客席の左側の花道に‘ヘドウィグ’が登場する。その前でカメラが顔をクローズアップして撮り その画面は幕で生中継される。
大劇場で使うことができる~ユンドウィグの言葉を借りて~あるように見える最先端のシステム(?)で俳優の顔が詳しく見える。
映像はヘドウィグが舞台に上がってスタンディングマイクを掴む時まで続く。そして車のボンネットの中にも設置されたオーブンの中でラジオを聴く
ヘドウィグの子供時代の場面でも使われる。客席に下りたり客席から視野確保が難しい時 俳優の表情やジェスチャーを近くで捉えてくれる。


大劇場だから可能な照明と舞台演出

舞台があまりにも大きくなったためだろうか? 全体的に没入感や集中度はアップダウンがある方だった。過去に感じた孤独で穏やかながらも
淡々と吐き出す告白のセリフが前より力を失ったことも事実だ。
何といってもより声を張り上げなければならず、より大きく動かねばならず より遠く走り回らねばならないようだ。
この大きな舞台、そして広い客席を自分のエナジーで満たさねばならないとは俳優にとって本当に難しくつらい挑戦だろうと考え 
同時にしてみようという欲も生じるようだ。だが前とは別の何かがあるべきではないだろうか?

ひとまず照明が印象的だ。全体的にデザインはシンプルだが適切なタイミングに合わせてディテールにキューを出し、多様な色を混ぜて雰囲気を変化させる。
トップの照明とサイドの照明が繊細に演出された感じを与えた。その他にも車の上で火が燃えるような照明で場面の情緒を作り 
“Angry Inch”を歌う場面ではトレーラーの上に上がって手術室の場面を演出するが 横にあったクレーンで手術室の感じの照明が入ってきて
写実的なイメージでちょっと恐ろしくもなった。

ヘドウィグがしばらく休んで帰ってきた後に“Wig In A Box”を歌とともにトレーラーが前に移動して扉が開くと 派手な金色の服を着たヘドウィグと
たくさんのカツラが見える。
大型の劇場でだけ可能な場面だ。そして最後の部分でヘドウィグが胸に持ったトマトを破裂させて走り、同時に積み重なった車が動いて割れ 
舞台、つまり世界が崩壊するような場面が演出されるが そのうるさい音が止まってまるで死んだような静けさになると 
左右に長く白いポイント照明が点く。まるで心臓が止まって泣いている心電計のようだ。そこに舞台の正面が開かれて白い光が客席にあふれ出てくる。
静かにその扉から退場するヘドウィグ。とても印象的な場面だが 深さのある大劇場でなければ作れなかった場面ではないだろうかと思う。


YBのコンサート会場に来たような感覚、‘ヘドウィグ’と‘ユン・ドヒョン’を行き来する老練さ

もう我々の主人公ユン・ドヒョンに戻って言うならば、思ったより魅力あるキャラクターだったという結論だ。ボロボロになった姐さん、
あらゆる苦労をして悠久の歴史を過ごした時代遅れの想い出の中の女人(?)の雰囲気を与えた。
過去最年少のヘドウィグ‘ソン・スンウォン’の公演を見て、「これは誰でもすることではないな」と感じ この役が俳優の若さやスリムな体つき、
ハンサムな顔だけで勝負を見られる公演ではないと思った。ほぼ100%俳優による、俳優のための、俳優の力量に左右される公演だと思う。

ユンドウィグが持つ中年の魅力は‘チョ・スンウ’や‘チョ・ジョンソク’らのヘドウィグとも違う感じだ。歌手だから彼の持つ音楽カラーや
歌の特徴が強いという考えになる。だから『ヘドウィグ』の‘ヘドウィグ’という人物よりは‘ユン・ドヒョン’自体がそれになったような感じだろうか? 
女性の声を出して演技してもユン・ドヒョンとして歌を歌うようだ。魅力的なその声、ロック歌手の魅力がにじみ出る場面は
ユン・ドヒョンバンドのファンなら彼のコンサートだと思ってもいいのではないかと思った。
中間でイエスについて話をして『ジーザス・クライスト・スーパースター』の一場面を少し歌うが ちょっとの間だがどっぷりハマった。

最初に登場した瞬間から立ち上がれと言うと楽しげに最初の曲を歌い しらばっくれてなぜまだ立っているのかと言う。
セリフを言ってしばらく止まったり順序が混乱しそうに感じる部分もあったが 冗談を言って切り抜ける老練さが引き立って見える。
‘イツァーク’を演じる‘ソムン・タク’とも昔からの兄妹のように自然に合って舞台を満たす。
その上客席の呼応も一役買ったが 作品を完成するのに俳優、そして残りを満たすのが観客であるようだ。観客の返事と拍手の音、
笑い声などのリアクションが大きい影響を与える。2階は少し観察だけでもいいのだろうか? 
1階、特に舞台近くなら ただ気楽に行く考えはダメだろう。十分に楽しむ準備でいっぱいの心と体で行かねばならないようだ。

フロアごとにフォトゾーンがあるので様々に楽しむことができるようになっている。客席の通路に俳優たちが行き来して 
OP席2~3列の中間には‘トミー’が座っているという仮定の下に投げられるヘドウィグの愛を受けることもできる。
もちろん洗礼を受けるかもしれないということだ。開かれた心で行けばよいだろう。ミュージカル『ヘドウィグ』は5月29日まで 
弘益大・大学路アートセンター大劇場で続けられる。



YBインスタグラムにはこんなイラストが。



‘ポドウィグ’とのツーショット。チョ・ジョンソクの目が大きい!!
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『ヘドウィグ』 扮装デザイナーが語る5人5色

2016-03-19 01:44:43 | YB&ユン・ドヒョン

















“私が作ったヘドウィグだけで20名・・・チョドウィグがもっとも果敢で”

チェ・ソンファ クレアメイクアップスタジオ代表

鋭敏なトランスジェンダーのロック歌手ヘドウィグ

女優より扮装に20分長くかかって

チョドウィグ チョ・スンウ、ポドウィグ チョ・ジョンソク、ユン・ドヒョン

ピョン・ヨハン、チョン・ムンソン 初合流

“演技に役立ったという言葉がもっとも満足”



「コールタイム(公演前 俳優が会場に到着する時間)といいます。ヘドウィグを演じる俳優は公演3時間前までに現場に来なければなりません。
ふつう女優の扮装が40分くらいかかかりますが ヘドウィグは大体20分程度長くかかるんです」

他のミュージカルに比べて俳優のコールタイムが1時間30分ほど早い。それだけ扮装に多くの力を入れているということだ。
ヘドウィグ役の俳優によって セリフ、状況、公演時間が全く異なるのは基本。衣装やカツラ、化粧法もやはりみんな違う。
特にミュージカル『ヘドウィグ』で衣装とカツラ、メイクはもう一つの‘作品’に挙げられるほど比重が大きい。

2005年4月の韓国初演からヘドウィグの扮装を引き受けてきたデザイナー チェ・ソンファ(43)クレアメイクアップスタジオ代表は
人より先に劇場に到着して扮装準備をする。
ドラッグクイーン(女装した男性)の扮装を11年間してみたら トランスジェンダーを扱った『ラ・カージュ』『プリシラ』等の作業を一手に引き受けてきた。

最近 ソウル鐘路区蓮建洞 弘益大・大学路アートセンター扮装室でチェ代表と会い 5名のヘドウィグのキャスト別扮装と舞台の裏話を聞いてみた。
チェ代表は「ヘドウィグは安価な性転換手術の失敗で‘彼’と‘彼女’の境界で危なっかしく立っている30代後半の 
繊細ながらも鋭敏なトランスジェンダーのロック歌手」と暗示した後「5名の俳優ごとに肌のトーンが異なるため化粧法もみんな異なる。
観客の視線はもちろん 舞台照明、俳優が受け入れる程度によって神経を使わねばならない扮装も変わる。毎回研究しなければならないが
‘ヘドウィグ’は楽しい作業」と言って笑った。


◇10回目のヘドウィグは何が変わったのか

公演回数 約1650回(2014年10月公演まで)、累計観客数 約50万名、数百回の完売とスタンディングオベーションなど、
空前絶後の記録を持っているミュージカル『ヘドウィグ』が10回目のシーズンに帰ってきた。
今回の公演で目に付くのは‘ニュー・メイクアップ’というサブタイトル。

トレードマークのようだったひなびたモーテルの背景がブロードウェイの舞台に変わり、300~400席の小劇場から約700席の中劇場に規模を大きくした。
実際の廃車場から空輸した約20台の廃車が積まれた舞台も見どころだ。ミュージカルナンバー12曲すべてがロック音楽で これまでの4人組バンド
(ギター1、ギター2、ベース、ドラム)にキーボードを追加して5人組バンドに拡張、より一層細密で強力な音楽を聴かせる。
衣装とカツラもすべて新品。すべての扮装コンセプトは俳優と疎通して決めた。

チェ代表は「ドラッグクイーンについての本も探して読み、梨泰院はもちろん海外に行く時にはわざわざドラッグキング、ドラッグクイーンのショーを
探して出かけてみた」とし「俳優も経験を積んで果敢に要求する。観客も初めは見慣れなかったが 今はずっと気楽な雰囲気」と耳打ちした。


◇2016‘ヘドウィグ’は5つの色合い

チョ・スンウ、オ・マンソク、キム・ダヒョン、ソン・ヨンジン、ソン・チャンウィ、オム・ギジュン、イ・ソクチュン、キム・スヨン、チョ・ジョンソク、
イ・ジュグァン、ユン・ドヒョン、ユン・フィソク、チェ・ジェウン、カン・テウル、キム・ドンワン、キム・ジェウク、パク・コニョン、ソン・スンウォン、
そしてチョン・ムンソン、ピョン・ヨハンまで。これまで数多くの俳優がヘドウィグを経験した。今回の10シーズン目を含む総勢20名のヘドウィグが誕生した計算だ。
彼らが作品で3~5個のカツラをつけるから その数だけざっと見積もっても最少60個。最多出演俳優は6シーズンに出演した
ソン・ヨンジン(2005~2009、2014)だ。

彼らの中でも今回の公演で5回目の舞台に立つ‘チョドウィグ’(チョ・スンウ+ヘドウィグ)のチョ・スンウ(2005・2006・2013・2014・2016)と 
5年ぶりに‘ポドウィグ’(白い+ヘドウィグ)で帰ってきたチョ・ジョンソク(2006・2008・2011・2016)が多くの固定ファンを抱えている。

チェ代表はチョ・スンウについて「初演メンバーらしく果敢で上手だ」と評価した。「だから唇も大きく描く方だし、濃いリップの色もよく消化する。
特にカツラや衣装を着替える時 タイミングが必要だが余裕がある」とし「カツラも髪の毛が伸びたように根元の部分を暗くしてほしいと要請するほど
積極的でシナジーが出る俳優」と紹介した。

チョ・ジョンソクのこれまでの外見はチェ代表にとって常に悩みの種だったが 今回の舞台では完全に脱出したと言った。
「5年ぶりに帰ってきたチョ・ジョンソクに年輪が感じられた。以前はぴったり合うメイクを探せなかったが 今回はヘドウィグに最も近づいたようで満足だ」
白い肌のトーンなので薄いピンクや水色がよく似合う。目もグリッターを多く使って目立つように表現すると語った。

チョ・スンウ、チョ・ジョンソクと共に舞台に立つ今シーズンのヘドウィグはユン・ドヒョンとチョン・ムンソン、ピョン・ヨハン。
その中でチョン・ムンソンは初舞台なだけにヘドウィグの起源を表現する。ユン・ドヒョンはロッカーらしく‘ロックスタイル’を強調する。
チェ代表が特に期待するヘドウィグはピョン・ヨハンだ。「4月に初舞台を踏むピョン・ヨハンの変身は扮装デザイナーの私がとりこになるほど扮装がよく似合う。
テスト当時 どんなメイクをしてもプレッシャーはなかった。舞台で見せてくれることが多くないだろうかと思う。ハハハ」


◇ワクシングから爪・化粧落とし‘舞台裏話’

ワクシング(ヒゲそり)は俳優が劇場に来る前に準備する。「俳優同士 ワクシングに良い製品を薦めて貸したりもする。公演前は確認だけする程度だ。
早く伸びたら公演開始の直前に剃れというほうだ」

決められた公演時間はおよそ130分。アンコールまで合わせれば何と3時間近く引っぱることでも有名だ。その後化粧落としにだけ15~20分かかる。
チェ代表は「ヘドウィグの扮装は薄くて繊細な眉とグリッター(きらきら光る粉)で飾った派手なアイメイクが特徴だ。
本人の眉を隠した後 薄く描いて特殊メイクするためカバー力があり汗で落ちない」とし「一週間に約3回ずつ厚化粧をしなければならず 俳優に申し訳ない。
クレンジングクリームでこすって落とさなければならない」と耳打ちした。グリッターを付けたり派手な色のヘドウィグの爪もやはり毎回塗って消してこそ扮装作業だ。

チェ代表は「扮装は俳優がキャラクターに変身する最初の関門であると同時にキャラクターを観客に理解させる作業」とし
「俳優が 扮装が演技の役に立ったという言葉を聞く時やりがいを感じる。今回のヘドウィグがそうだ。
個性が目立つ5名全員を揃えてみなければならないほど魅力的」と笑った。
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ヒョシンくん 公判日が延期に

2016-03-17 21:28:17 | パク・ヒョシン








‘強制執行免除疑惑’パク・ヒョシン、初控訴審期日変更・・・‘4月11日’


強制執行免除疑惑を受けている歌手パク・ヒョシンの初控訴審公判期日が変更された。

16日 法曹界によると パク・ヒョシンの初控訴審公判は来月11日午後 ソウル西部地方裁判所第1刑事部主管で行われる。
当初 3月21日に同じ場所で行われる予定だっだが 15日 パク・ヒョシン側の法律代理人が期日変更申請書を提出して日程が延期された。

パク・ヒョシンは昨年10月22日 1審で罰金200万ウォンの刑を宣告されたが、これに従わず控訴状を提出した。

彼は2012年 専属契約破棄などを理由に 前所属会社に15億ウォンを賠償するよう判決を受けた。
同年11月 債務返済目的で裁判所に自己破産を申請したが 債権者が受理せず途中で終了した。

その後2014年 釜山地方裁判所に債務額を供託、債務を返済したが ソウル高等裁判所は
パク・ヒョシンと債務返済訴訟を行っている前所属会社側の裁定申請を受理して検察に公訴提起を命令したことがある。
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イル君 イケメン2ショット公開

2016-03-16 02:21:58 | チョン・イル






チョン・イルとアン・ジェヒョン、‘目の保養’ブロマンス


俳優チョン・イルとアン・ジェヒョンが親しさをアピールした。

チョン・イルは15日 自身のインスタグラムに「こう見えても僕ら仲良しだよ with@aagbanjh ♯毎日会う仲」という言葉と共に
写真を1枚アップした。

公開された写真の中 二人は背中合わせでベンチに座り じっと目を閉じている。
すらっとした鼻筋と日差しの下で輝く肌が見る人の耳目を集中させて なごやかな場面を演出した。

二人が毎日会う理由は ドラマ『シンデレラと4名の騎士(仮題)』のためだと思われる。
ドラマ『シンデレラと4名の騎士』は100%事前制作で 今年上半期に放送予定の16部作ファンタジー同居ロマンスだ。
チョン・イル、アン・ジェヒョン、パク・ソダム、イ・ジョンシン、ソン・ナウンらが出演し クォン・ヒョクチャン監督がメガホンをとる。
今年上半期の編成を目標にしている。
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『ヘドウィグ』 デザイナーが語る衣装の特徴

2016-03-15 01:22:30 | YB&ユン・ドヒョン


















彼女になった彼等・・・『ヘドウィグ』をまとった彼等

-ミュージカル『ヘドウィグ』衣装デザインを務めたアン・ヒョンジュ ショーグレード代表 


ミュージカル『ヘドウィグ』の主人公ヘドウィグは‘彼’と‘彼女’の境界にいる人物だ。
自由を渇望し‘女性’になることにしたが 安価な手術の失敗で“解かなければならない課題”を体に持つことになった。

ヘドウィグは女性の服を着る。ミュージカル『ヘドウィグ』で衣装とカツラ、メイクはもうひとつの‘作品’に数えられるほど重要な比重を占める。

アン・ヒョンジュ ショーグレード代表はミュージカル『ヘドウィグ』国内初演時から10シーズンすべての衣装を担当してきた。
2001年『オペラ座の怪人』の時から公演衣装デザインを始めて、『マンマ・ミーア』『プリシラ』『ウィキッド』『壁抜け男』『アランガ』など数多くの作品に名前を挙げた。

アン代表は『ヘドウィグ』以後すぐに『ウィキッド』に合流する予定だ。‘緑色の魔女’を主人公とするミュージカル『ウィキッド』も やはり衣装と扮装が際立つ作品だ。
この他にも『ママ・ドント・クライ』『ファントム』『グーテンベルグ』など今年多くのミュージカル作品が彼女のスケッチを待っている。

11日 ソウル松坡区可楽洞の作業室で会ったアン代表は「ヘドウィグの衣装にこの時代のファッショントレンドがある」と語った。

彼女は「ヘドウィグは(衣装が決められた)時代劇ではない上に、ジョン・キャメロン・ミッチェル(オリジナル作品監督兼俳優)が韓国公演に合うデザインができるよう許可し 
毎シーズン時代に合うトレンドを衣装に適用できる」とし「私にとっては創作作品と同じこと」と語った。すべての衣装コンセプトは俳優たちと疎通して決定された。
アン代表によると ヘドウィグの衣装で最も重要なのは‘生地’だ。特に最後のシーンでヘドウィグが着る、下着のような黒いホットパンツの生地を選ぶのが最も難しいと。
キャラクターの‘特性’上 厚みがとても薄くても、厚くてもだめだからだ。

アン代表は 誰が最も‘女装’が似合うかという質問には「確実に誰だと選ぶのは難しい」とし「どんな服、どんなメイクをするかによってどんな女性になるのか決まる」と語った。

次はアン代表が説明した それぞれの俳優別衣装コンセプト。今シーズン ヘドウィグ役を引き受けた5名の俳優のうち ピョン・ヨハンはまだ舞台に立っていないため除外した。

▲チョ・スンウ=チョ・スンウはトレンディな感じを生かした。装飾を一切使わずに簡潔ながらもスポーティな感じ。
もともと自信あふれる俳優なので服より俳優がいっそう良く目立つようにするためだ。
初めての登場の時マントを脱いだら派手な服を着ているだろうと観客は期待したが 白いTシャツとショートデニム姿だ。‘反転’というわけだ。
衣装も‘黒と白’2色の無彩色で簡潔に構成した。ホルターネックのスリーブレスのトップスにワイドパンツで‘オール白’の衣装を着せたのは
ファッショントレンドを考慮したのだ。またヘドウィグはほとんどハイヒールを履くが、チョ・スンウと話し合って踵の低いスニーカーに変えた。 

▲チョ・ジョンソク=チョ・ジョンソクは可愛くて女らしくて愛らしいコンセプトだ。ピンクの髪に‘ゴールドシャイニー’トーンの衣装だ。
手縫いの黒いミニワンピースにはスワロフスキーをひとつひとつ手で付けた。動くたびにキラキラ光る派手さを極大化した。

▲ユン・ドヒョン=ユン・ドヒョンは女性らしさよりはロッカーらしくデニムのベスト、ホットパンツ、太い網タイツで‘ロックスタイル’を強調した。
2014年オリジナル ブロードウェイバージョンと最も似ている。最初は腹部を見せるようクロップドトップスをデザインしたが、俳優の希望で‘覆うことに’なった。

▲チョン・ムンソン=チョン・ムンソンは女性よりももっと体が細くて美しい。こうしたスタイルを強調するために
黒いトップスに黒いスキニーデニムの‘オール黒’ファッションにスエード素材でできたバーガンディ色のニーハイブーツを履かせた。
ワンピースもやはり手縫いをひとつひとつ切ってスワロフスキーの宝石を付けた。
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『ヘドウィグ』 新たに変わった点は

2016-03-13 20:48:09 | YB&ユン・ドヒョン







辺鄙な通りを抜け出してブロードウェイへ

ミュージカル『ヘドウィグ:ニュー・メイクアップ』


今世紀最高のスタイリッシュ・ロックミュージカル『ヘドウィグ』が‘ニュー・メイクアップ’というサブタイトルで新たに帰ってきた。

『ヘドウィグ』は東ドイツ出身 トランスジェンダーのロック歌手の物語で 1994年ニューヨーク・マンハッタンの とあるロッククラブで始まり
全世界数十ヵ国で上演されたステディセラーミュージカルだ。

今回の公演は規模と構成面で完全に新しく変わった。目につく最も大きな変化は完璧に新しくなった舞台と設定だ。
今まで劇中ヘドウィグが公演する場所はニューヨークの辺鄙な通りにある古びたモーテルだった。
だが今シーズンからヘドウィグが新たに立つ舞台は公演のメッカ、ニューヨークのブロードウェイだ。

劇中ヘドウィグが立つ公演会場の設定が変わり ミュージカル『ヘドウィグ:ニュー・メイクアップ』の劇場もやはり小劇場の形態を抜け出した。
セットもまたこれまでの単一セットからマルチレイヤードセットに変化して舞台上の人物と有機的に相互作用する。
ヘドウィグ役にユン・ドヒョン、チョ・スンウ、チョ・ジョンソク、チョン・ムンソン、ピョン・ヨハンが、イツァーク役にソムン・タク、イム・ジナ、
ジェイ・ミンがキャスティングされた。

5月29日まで。弘益大学校・大学路アートセンター大劇場。



YBインスタグラムにアップされている“ユンドウィグ”










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『SBSテレビ芸能』 21年の歴史に幕

2016-03-12 23:17:19 | 韓国エンタメ










約束のない別れを告げた私たちの友人『SBSテレビ芸能』


毎週水曜日夜11時 私たちに新しくて楽しい芸能ニュースを伝えてくれたSBS『SBSテレビ芸能』が21年ぶりに約束のない別れを告げた。
かわりに3月30日から この時間には2月に正月特集バラエティで放送された『神の声』がレギュラー編成される。

歌手ユン・ドヒョンとチャン・イェウォンアナウンサーがMCをつとめ 視聴者たちにちょっとした楽しみをくれたSBSテレビ芸能は長い年月 
どんな歴史を歩んできたのだろうか?

『SBSテレビ芸能』は1995年2月9日から始まり SBSの代表芸能情報番組を担当して KBS2TVの『芸能街中継』、
そしてMBC『セクションTV芸能通信』と善意の決戦を繰り広げて芸能ニュースを伝えてきた。

1995年 司会者イ・ゲジンと俳優シム・ヘジンが初のMCで始まって、男性MCはユ・ジョンヒョン、ソ・ギョンソクに続き
現在まで歌手ユン・ドヒョンが引き受けた。
女性MCは1~2年間隔で変わったが シム・ヘジンに続きイ・ソラ、チョン・ジヨン、イ・スンヨン、キム・ジョンウン、ハ・ジウォン、
パク・チョンア、チャン・シニョン、チャン・ソヒ、ナム・サンミ、イ・スギョン、イ・ハニ、オム・ジウォン、ソン・ジヒョ、ユ・インナ、
スヨン、そしてチャン・イェウォンアナウンサーがユン・ドヒョンと呼吸を合わせて進行してきた。
男性MCはどんな女性MCとも調和をなすことができる安定感が必要だったし、女性MCは普通 最も人気を集める俳優や歌手、
アナウンサーが務めて関心を集めた。

だが常に楽しくて新鮮な芸能ニュースだけを伝えただけではなかった。その理由は他の芸能情報番組は芸能PDが制作するが 
『SBSテレビ芸能』は時事教養PDが制作しているためだった。
それゆえに特定の事件事故が突発的に出た時 他の放送局より深く扱うという特長がある。
これにより ひとつの事案に大して多角化された観点を見せる準機能的な差別性を見せてきた。

だが逆の機能もあった。『SBSテレビ芸能』は無理な深層的な取材によって芸能番組にふさわしくないと非難されたりもしたし、
MCの素質でも間違った資料報道により何度も議論になることもあった。
2000年には不法免許取得で大衆から非難されたイ・スンヨンがMCを務めて議論になったこともあった。
結局イ・スンヨンは視聴者の激しい反発を受けて分量が減り早くに降板することになった。

また昨年9月16日には“ピクソル芸能界そっくりさん千態万象”コーナーで 映画『暗殺』の内容を紹介している間 
ポスターの独立運動家ファン・ドクサムの配役に故ノ・ムヒョン前大統領の写真が入ったポスターを使う放送事故があった。
これは“日刊ベスト掲示物”で使われる資料で大きな議論になった。
さらに‘エネス・カヤ’の不倫説が提起された当時にも私生活侵害議論が膨らんだほど取材に熱をあげていたという。

こうした議論にもかかわらず『SBSテレビ芸能』はスターの人生に再び光を当てる方式を見せたり、
いつも早い情報で視聴者に地道に愛されてきた。
視聴者が芸能人とまるで対話するように感じるほど 彼らの人生を親切に詳しく伝えた。
また誰より華麗に生きていくスターが持つ隠された苦哀を公開したりもした。

芸能界の多様な事件事故を伝え 私たちと友人のように過ごしてきた『SBSテレビ芸能』が21年ぶりに約束のない別れを告げた。
しかし再び戻ってくる日には いっそう発展した新鮮なフォーマットでまたさらに身近にげに私たちと手をつなぐことを期待してみる。
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