ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

長男の留学(45)

2023年03月22日 | 留学
1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。


2004年、シドニー留学7年目
2004年、シドニー留学7年目 大学も決まり、2月から大学生だ。 シドニー市内でこれからナガオが一人住まいする部屋も決まった。

  炎天下の歩き

 ~シドニー四日目(1)~

◆2004/2/20(金

朝から、ケンジントンという大きなショッピングセンター(家具専門)のある町へでかける。
新しい住いのところにも大きな家具通りがあるのだが、値段を比較したくて、昨日からこの場所を探していたのだ。

道路沿いのパーク

は~、
のどかだねえ。
オーストラリアは、
自然公園がとても多い。車が行きかう横で馬に乗って散策している人も。

ここでも、わたしは散々歩かされる羽目に・・・
つくづくオーストラリアは広い。
近くでバスを降り、場所がわからず尋ねた人に、
「ここから1Kmくらい、歩いて10分くらいだよ」
といわれて歩き出したのだが、絶対1Kmなもんかっつ!
7,8Kmは歩いてるよねっ!!
1Km、1時間もかかるはずないじゃん・・
たとえ私のコンパスが短かったとしても。


炎天下をひたすら歩く。

暑いわ、足は痛いわ、と
ぶーぶー文句をたれる母を置き去りにして先を歩く冷たいナガオ。
ちょっと!!
なーにーがー、1Km先やねん!
もう一時間歩いてるやないの~
足痛い~。
日焼けする~(泣
どないしょ~
おなか空いてきたな~
ちょっと、待ってくれ~


でも、これぞオーストラリア、っていう風景を堪能しながら歩けたし、
ナガオと、あーでもない、こーでもない、と話すのは退屈しなくて楽しい。
時々、険悪なムードにもなるけどね。


優雅に鳥が歩いてる。

こっちの鳥は逃げません自然も、生き物も
大事にする国で、虐待でもしようものなら、凄いことになるそうだ(子どもを叩くなんてもってのほか)
鳥もそれを知ってる。

足の痛みを我慢して、二人で家具屋という家具屋の店を見て回る。
値段は、ピンキリ。
欲を言えばきりがないし、というか、予算がないしね(爆

今回の旅行で、わたしはVISAカードを忘れるという失態をやらかしている。
JCBカードを切れるお店がこちらは少なくて、
買い物は現金で払わなくてはならない。
手持ち金は約3000ドル。日本円にして約24万円だ。

住いの保証金に840ドル、2週間分の家賃の前払い165ドル、
健康診断代に215ドル、保険代300ドル、ビザ申請代400ドル
これだけで2000ドルかかるのだ。
残り1000ドルで、1週間分の生活費と息子の生活の準備をしなくてはならない。
「ある金でなんとかしろ!」とオット。
できねーよっ
ベッドも、たんすも、寝具も買わなくっちゃならんのだよ?
食器も買うし、交通費は毎日かかるし、おまんまも食べないといけなんだよ?

足りない分は、JCBでキャッシングするとして
とにかく、毎日お金の計算をしながら買い物をしている二人。
なんとかなるさ。

朝食:コーンフレーク、フルーツ、ベーコン、グリーンサラダ
昼食:サンドウィッチ、オレンジジュース、サラダ
夕食:自炊
 
  うどん
  おにぎり

日本から、インスタントのうどんだしを持参。
しつこいものが続いたので、あっさりと、と思ったのだが、
日本のうどん麺は手に入らず、
中華かな?ちょっと脂っこい、パスタ麺のような麺を使用。
そこにゆで卵を入れるというあっさりしたもの。
味は微妙・・・・・
だんだん、食べ物が質素になっていく・・・・・

出費:
 交通費:14ドル
 昼食:24ドル


滞在するアパートメントの傍の美しい風景。

サマータイムを導入しているこの時期、日本との時差は2時間。
夜の8時ごろだが、まだこの明るさ。
サーキュラキーの駅のそばから、ハーバーブリッジが見える。
シドニーの街は、モダンで美しい。
それにしても、今日も良く歩いたね・・。これからご飯の用意だよ・・
どこいっても、食事作りから逃げられない(泣

コメント
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