日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

山、笑う!

2007年04月21日 20時49分45秒 | 気まま日記
川堤の桜並木が、花吹雪になり、残された愕が路面に落ちて、桜のいやな面を見せるころに、「山が燃える」。
鮮やかな新芽が一斉に吹き出すころ、それは、「山笑う」とか「山燃える」とか表現される。誰がこんな表現をはじめたかは分からないが、こんなに違った表現なのにピッタリくるとは不思議です。樫や椎の鮮やかな明るい緑と楠の赤みがかった緑が常緑樹の間のそこかしこに、こんもりと姿を現すと、「山燃える」、「山笑う」と、うれしくなる。一雨ごとにその緑を濃くしていくことでしょう。