この日は食前に軽くスパークリングワインをいただく
いつものように本日のパテ&自家製パン
この日のパテは鶏の肝いりパテドカンパーニュ
この前菜類だけで充分満足出来る
そして不思議と毎日食べたくなる
本日のチーズと自家製ハム、レバーのムースいちじく添え
相方この癖のあるチーズがいたく気に入ったようだった
レバーのムースといちじくは病みつき、五十嵐シェフはここら辺の付け合わせのセンスがいいんだよ
クリームチーズと有機じゃがいも芋のスフォルマート(煮込みテリーヌ)豚足の煮込み添え
さりげない食材の使い方が季節感を引き立てる
有機ブロッコリーとフランチャータ(牛胃・ギアラ)のトマトソーススパゲティ
黒毛和牛といのししの煮込み、ラグーソース パスタフレスカのパッパルデッレ
この日はメインに至らずパスタを二品で満腹、この手打ちパスタも美味だった
適度な歯ごたえとソースの絡み具合が実によろしい
なんと伝えたらいいのだろう?
たぶんイタリアンとして一般受けするなら他店の方がわかりやすいかもしれない
通い詰める俺達がコアなのか?いやいやそうじゃない
素直に美味しいし、食べてすぐまた行きたくなる
「今日はイタリアン食べに行こう」じゃダメなんだ
「今日はポーズにに行こう」なんだよね
生意気な言い方だけど、たぶん味に奥行きがあるというか、ピントを絞っているのに許容範囲が広いという相反する感じ・・・う~ん書いててわからん
豪快な味付けや新鮮な素材を前面に押し出し、奇をてらった料理もその時は良いだろう
しかしPAUSEの五十嵐シェフの味付けは素材に対して極めて実直、他の店とは間違いなく一線を画す
それは虚勢を張らず背伸びをせず、客に媚びを売らず迎合せず、しかし自分達と一緒の背丈で居られながらも、いつも一本筋が通った腑に染み入るセンスがそこにはあるからだと思う
今日は何だか大げさに褒めすぎだろうか?
いやいや一皿一皿、一口一口を今思い出しながら間違いないと実感してます