まだ枯葉ばかりだし、行くかどうか相方と迷ったものの行って正解でした
決して広大な土地建物では無いですが、随所に工夫が凝らされた造りには一見の価値ありです
東山旧岸邸は、首相を務めた岸信介の自邸として1969(昭和44)年に建てられました。
その後、30年ほどのときを経て、2003(平成15)年に御殿場市に寄贈されたあと、一般公開されました。
2009(平成21)年からは、和菓子の虎屋のグループ会社である株式会社虎玄が指定管理者として管理運営を行なっています。
建築家・吉田五十八の晩年の作品であるこの邸宅は、施主・岸信介の生活に配慮しつつ、
伝統的な数寄屋建築の美と現代的な住まいとしての機能の両立を目指して設計されました。
以上公式HPより
ホテルでいうエントランスはちょっとした打ち合わせが出来る広々としたもの
バリアフリーという観念の無い昭和44年に年老いた家主への工夫が凝らされています
晩年の岸は、この庭に向いたソファーに座り一日の大半を過ごしたそうです
段差の無い大きなリビングにカーテンはありません、雨戸・金属製網戸・ガラス戸・障子の4重構造
障子以外は壁に引き込まれる工夫を凝らした造りになっています
二階は非公開、資料室は撮影禁止ですが観ることは出来ます、早くもアベッチの逝去弔問記帳簿が展示されていました
いろいろ言われる一族ですが、個人的に良い人だったと思うよ
ガラス張りのテーブルは木々が映り込むことが計算されています
確かに今が一番地味な景色( ^ω^)一番人気は紅葉時、しかし新緑もそれはそれは美しいと案内の佐藤さん
木材・樹脂・金属を上手く調和させた造り
照明は自然光の取入れと間接照明
カーテンは何処にも存在せず
観えないが気配を感じる・・・おいらが大好きな陰影を映しだす障子です
ダイニングのテーブルに座りました
障子を開けると切り取った画面に観える様計算されつくしています
また季節が変わった頃に行ってみたいと思ってます、驚いた造りのキッチン撮り忘れたし
なにより身障者付き添い含めて無料だしねw
いつもくろじいブログ見にきてくれて感謝してま~す(*´▽`)