季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

暗い気持ちになった一日

2021-11-02 23:55:12 | 日記



「ウオーキングに行ってくる」
出掛けた夫がすぐに戻ってきた。
マスクを忘れたのかなと思ったら
「そこで道路に寝てる人がいるけど救急車読んだ方がいいかな」という。
まさか知っている人ではないよねと思いながらその場所に行く。
その時には寝てはいなくて起きて路上に座り込んでいる。
「大丈夫ですか?」
「家は何処ですか?」「ここ」と目の前を指さす。
「家に誰かいますか?」「いるけどあてにならない」
こんな会話を交わしてインターホンを鳴らすが応答がない。
再度インターホンを鳴らすが応答無し。
今度は玄関ドアを強くノックを続ける。
ようやく応答があった。奥様らしき人が顔を出された。

路上で寝ていた人はこの家のご主人様。
買い物に行って戻って荷物を車から出してそのまま転んで起き上がれなくなったのか?
路上に買って来た物が置いてある。

手を引っ張って起こしてくれと言われるので夫が手助けするがなかなか立てない。
ひっぱり起こしても足がぐらついて立っていられないみたい。

何とか起こして車を伝って門扉を伝って玄関まで何とかたどり着いた。

車はエンジンがかかったまま、「エンジンを切った方がいいですよ」と話すと「後でします」との事。
夫はこのままエンジンがかかっていると盗難にあうと心配している。
だけどこんな状態で車を運転して買い物に行ったの?信じられない!
ブレーキ踏めるの?とっさの判断で足が動くの?
なんだか恐ろしくなった。
こんな状態を知っていながらどうして運転なんかさせてるの?買い物をお願いしているの?
でも・・・もしかしたら同居人も足腰弱って買い物に行くのも難しいのかもしれないと。


この件で一日暗い気持ちになった。
老々介護とはよく聞くがkutakutaだって遠い話ではない。

車は動く凶器になる。免許返納、そう遠くない時期に考える時が来る。


11/2の歩数=5441歩
コメント
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