ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

若竹七海 『サンタクロースのせいにしよう』 読了

2018年03月17日 13時19分29秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

土曜日の昼下がり。
お腹いっぱいの体は、瞼を重たくします。

ネムネム・・・。

でもせっかくのソロタイム。
録りたまってるアニメを見て、小説も読みましょう。


さて、昨日若竹七海さんの「サンタクロースのせいにしよう」を
読みました。

春が間近に迫っている中で、サンタクロースとはね。
いいんです、読みたいときに読みたい本を読む。
そういう決まりにしてます。


この「サンタクロースのせいにしよう」は
7つの短編からなる、ミステリーです。

ミステリーとはいえ、誰かがむごたらしい死に方をするようなことはなく
(死人は出ますが・・・)比較的ライトな作風の小説です。
そんなわけで大掛かりなトリックが用いられるようなものもないのですが
一つ一つの話のどきりとした感じで終わる。
じわじわと若竹さんの世界観に浸っていく感じが読んでて面白かったです。

毎度発生する謎を解くのは、主人公だとか、その友人だとか
友人の友人だとか、変わっていくのもこの小説の面白さですね。

前回読んだ「殺戮に至る病」がなかなかにヘビーだったので
こういう作風のものに飢えていたのかもしれませんね。

ほかにもこの作者の作品を読んでみたいなと感じる一冊でした。
空いた時間でサクサク読みたいという方にはお勧めできるものだと思います。


コメント
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