ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

鈴木みのり『Crosswalk』Music Video(2chorus.ver)

2018年04月15日 21時24分51秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。


ワルキューレのメンバー、ドンドン新曲がアップされます。

アニメの主題歌でもあるこの曲。
作詞は坂本真綾ちゃんです。

この鈴木みのりちゃんも坂本真綾の大ファンらしく、
お仕事で憧れの人と一緒になれるのは、うらやましいですね。


この子の歌声は、なにか引き付けられるもんがあって
ついつい聴き惚れてしまいます。


うん、フレイヤ、ゴリッゴリだぜ!


鈴木みのり『Crosswalk』Music Video(2chorus.ver)_TVアニメ「あまんちゅ!~あどばんす~」オープニングテーマ
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吉田篤弘 『つむじ風食堂の夜』 読了

2018年04月15日 19時54分47秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。

最近は短編小説に気が向きがちです。

今回読んだ「つむじ風食堂の夜」も短編小説でした。


でも、なんか不思議なんです。

小説だけど、童話のような雰囲気もあり、幻想的な雰囲気を持っている
そんな小説でした。


吉田篤弘さんのこの本。
実は恥ずかしながら著者のことを全く知らず、タイトルに呼ばれて
購入した小説です。

買ったのは10年以上前だったように感じます。
その時一回読んだきり、今まで時間がたってしまいました。

すっかり話の内容は記憶の奥底にしまわれてしまっていましたが
読み始めたら、「ああ、こんな内容だったなと」思い出しました。

これが読書の良いところですね。




さて、内容は、月舟町にある食堂「つむじ風食堂」。
そこで繰り広げられるちょっと不思議な物語。
不思議なんですけど、劇的ではないんです。

ちょっと風変わりな登場人物たちの個性的な性格や話が
物語のアクセントになっているのですが、
本当にその街のある一日を切り取ったような、そんな感覚。


いくつかの短編で構成されており、少しずつ主人公の心の動きが描かれていくのですが
なんかジンワリと自分の心にも染み込んでくるんですよね。
乾いた土にしっとりと霧が水分を与えていくように、ゆっくり潤う感じ。

そう、潤う感じなんです。

ちょっと忙しい毎日の中で忘れがちになっている感覚を、この物語の
登場人物たちは持っているように感じます。

時間を超えた、超然とした感覚。
決して相容れることのない強い個性が、一つの物語を構築していっている。
誰かが誰かに迎合することのない、一つの個としてある様子が
僕には童話のようにも感じる肌触りになっていたように感じます。

どこかワクワクする感じ。
でも自分の価値観や視界が180度変わるんじゃないんです。
一瞬1度くらいそれて、戻る。そんな感じ。

ふと、立ち寄る感覚が、このつむじ風食堂をそのまま表しているのでしょう。


これまで読んできた小説とは、少し手触りの違う不思議で優しい作品でした。




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