こんばんは、ジニーです。
みきさん
いつもコメントありがとうございます。
ご紹介いただいた「蠅」ようやく読みました。
遅くなってすみません。
今回の読了感想は、実はとても難しかったです。
短くまとめられた文章の中に、込められている意味や
意図が多く、なかなか言葉にしづらい感じでした。
たぶんこの作品の凄さは頭でうまく理解できない
感情や心理を、なんとなく感性で捉えるという
体験ができるところなのだと考えます。
「山月記」は未読ですが、「羅生門」は学生時代に
読んだ記憶があります。
こちらも生と死を感じられる作品ですよね。
僕らは生の恩恵にあやかっていますが、
裏を返せばいつ訪れるとも知れない不気味な死の
存在を感じているわけです。
それは常に隣り合わせであるということ、
翻るに、生きているうちに何をすべきかという
言葉なき問いかけのように僕は感じます。
生きるということは、自身の死後に何を残せるか、
そのための準備期間のように見ることもできそうですね。
そんな自問が、読了後にありました。
これからも僕なりの感想を更新していきますので
また見に来てもらえると嬉しいです。
いつも、ありがとうございます。