ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

久々の断髪

2020年05月30日 16時50分34秒 | Weblog
いやぁ、スッキリしました。

だいぶ伸び切っていた髪を切ってきました。

もともと予定していた日から延期して2週間後にカット。
この2週間が非常にうっとうしかったです。

これで心機一転、6月を迎えられそうです。



久々の断髪、今日から髪を洗うのがだいぶ楽になりますw
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今邑彩 「繭の密室」 読了

2020年05月30日 16時06分52秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

5月もマイペースで読書しておりました。
気が付けば、5月末。
明後日からは6月ですね、早いものです。

さて、今回読んだのは、今邑彩 「繭の密室」。
警視庁捜査一課・貴島柊志シリーズの第4作目にあたる本作。
現時点までの、シリーズ最終作となっています。

僕は、このシリーズが好きで、これまでの3作も読んできたのですが、
個人的には少し今までの作品との色合いの違いを感じました。

これまでは、ミステリーであると同時に、どこかおどろおどろしさもある
ホラー要素を感じられたのですが、本作では少しその特徴が抑えめだったかな
という印象です。

とはいうものの、マンションの7階の住人が、密室の状態で
何かから逃げるように靴を履いた状態でベランダから転落するという
事件から始まるので、少なからずテイストは残っています。

主人公は警視庁捜査一課の貴島柊志。
長身のボサボサ髪の風貌で、どこかけだるそうな雰囲気を持つ刑事。

そこに、仏頂面で小柄な中年男の倉田義男がコンビとなり
捜査をしていくのですが、本作ではこのデコボココンビのバディー物の
要素を強く感じたので、これまでのシリーズとの違うという印象になったのかもしれません。

前述のとおり、不可思議な状況での転落事件。
外傷の状況などから、誰かに襲われた形跡があり、殺人事事件として捜査が始まります。
そして、事件は連続殺人事件へとつながっていきます。

被害者やそのほかの登場人物の過去が明るみになっていく中で
少しずつ紐解かれていく事件の真相。
物語の途中、密室の謎はなんとなく見えてきます。
そしてそのまま、加速度をつけて事件は解決を迎えるのです。


が、
本作の本題はエピローグにあります。
ここが一番のサビと言ってもいいでしょう。

今回の殺人事件の、大本となる「悪」に触れることになります。
ここが一番のホラーでもありますね。
一言で言えばイヤミス。
タイトルの「繭の密室」の本当の意味を読者は知ることになります・


是非続編も読みたい作品ですが、そもそも本作を書くのも、相当な覚悟が
あったようなので、おそらくは続編を目にすることはないでしょう。

それでも定期的に読みたくなるシリーズ。
ぜひ、興味を持たれや方は手に取ってみてください。


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