キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

チェアスキーのメンテナンス 

2022-02-22 14:20:22 | チェアスキー・sit-ski

2022年2月22日(火曜日)

 

直人のリクエストで、サスの調子を見てもらうために、本体から外しました。

使っていない予備の方も、念のためにチェックしてもらった方が間違えないので、チェア2台を一部バラバラに・・・

 

ついでに!まわりのボルト関連の閉まり具合や、ベラリングのオイル等の整備をしました。

 

シートをフレームに固定するボルトがなぜか?緩みやすいんですょね~・・・

 

ま~常に、練習前にチェックしろ!って話ですけど・・・

 

直人のチェアスキーのフレームの仕様は、この後のパラリンピックにも出場する、トヨタ様からのサポートを受けている森井選手が、直人のために調達してくれたパーツ数点で、シャコタン仕様(お尻の位置をできるだけ地面に近づけた)になっているんです。

 

パラリンピックに出場している面々のフレームは、全員体に合わせた特注品です。

ま~当然ですけどね~

フィット感が命のこの競技ですから、みな選手の方々は・・・

 

この部分に、慎重になっています。

 

直人は、そのようなレベルじゃ~ありませんけど、森井さんは大切な基本とおっしゃってました。

 

シートの位置の変更は、サスのかかる荷重の変更を意味します。

 

そこが今一、ベストがつかめない問題なんですよね~

 

よ~はオリジナルなので、この仕様のデータが無いってことです。

 

手探りしながら、皆さんの意見を聞いて、トライ・エラーの繰り返しかな~?

 

でも、サスペンションといえば!

 

ブリッツシュネルの田村さん・・・

直人は、すでに連絡しているようなので・・・

規定値まで、ガスが入っているのか?

持って行きま~す。


アウトリガーの修理

2022-02-20 14:17:05 | チェアスキー・sit-ski

2022年2月20日(日曜日)

 

前日の練習で、右腕に付けているアウトリガーのパーツが、破損してしまったんです。

画像のような樹脂でできているパーツです。

 

これは、修理が終わっている画像ですが、リベットで付いているL字部分は、元々が、この樹脂のL字型が付いています。

グリップを握った状態で、アウトリガーの先端(小さなスキー板)を開いたり閉じたりするために、引っ張るひものガイドなんです。

 

このガイドが破損することで、ひもがダラダラになり、先端の板の開閉ができなくなってしまいました。

 

直人のチェアスキー用品は、全てが特注品のような物なので、壊れると注文してからなかなか届かにパーツが多く・・・

はじめた当初は、壊してしまったパーツの問題で、練習に行けないこともしばしばでした。

 

今は、アウトリガーを3セット・チェアスキー本体一式を1台・予備のスキー板2本を常備して、スキー場に行ってます。

 

壊さないのが、一番ですが!

 

頑張って、練習しての破損ですからね~

バイクの時のようにその場で対策して、練習時間を有効に使うことを優先に手伝っています 笑


ビンディングにトラブル発生!

2022-02-19 14:07:54 | チェアスキー・sit-ski

2022年2月19日(土曜日)

 

今回も先週に続き、宝台樹スキー場に行ってきました。

前週と比べると、今回の方が雪質はベストのようでした。

 

シートの加工をしたことと、シートの一体化を目標に作ったサポーターの中に入っているボーンを抜いてみると直人が言い出して、今までにないテストをしてみました。

 

最初のうちは何度も、シートの角度を変更しながら、ベストな位置を探して・・・

その後は、サポーターのボーンを外した仕様が、意外と上半身の動きを滑らかにしてくれるようで・・・そのまま様子を見ることとなりました。

 

同行パパさんからも、今日の直人も絶好調のようで・・・

最初の調整後は、てっぺんから中腹までの上級コースでの練習となり、おいらはまったく観えずで!

直人の車椅子に座りながら、いつ戻って来てもい~ように、リフト乗場の横で待機していました。

ま~ま~暖かかったので、ほとんど寝てましたけどね~

 

そのまま、無事にお昼となりました~

午後の練習でアクシデントは発生です。

 

チェアシートを固定する、根元のベース上の板が、ご覧の通りに・・・

くの地(8mm上がってました)に、持ち上がってしまいました。

 

1本の板で、全体重を1つのビンディングが負担しているわけですから、強度不足は必然ですよね~

この程度で、シートの姿勢が変わり、直人の滑りに影響を与えたようで・・・

 

直人から、なんだかサスがグニャングニャンな動きをして異様に感じで乗りにくくなってきた?

ガスが抜けちゃったのかな~?

 

そこで自分がサスを押した感じでは、ダンパーは効いていと思い、直人に話をすると・・・

 

じゃ~サスをもっと締めてみてくんない?

 

指示通り締めますが・・・どの程度にしたらよいのか?見当もつかずで、少々申し訳ないのですが、こんなもんかな~程度で再練習。

ベストではないようでしたが・・・

この日の練習は、この仕様で終了でした。

 

上記の状態は、綺麗に板の掃除をしてからは発見したので、滑っている最中は、常に雪まみれなのでわかりませんでした。

 

翌日、全部外して修理して、ご覧のように元通りになりました~

またこれも、直人からのリクエストですが・・・

 

アウトリガーの長さを15mm短くしました。

 

スピードが上がり、滑る斜度も上がったことで、アウトリガーの使い方や、当てる角度もかなり変わったそうです。

 

これも意外と繊細なようで・・・

5mmの違いで、使いやすさや、自分のバランスの取り方が変わるんだそうです。

 

下半身の間隔を補う意味でも、重要なアウトリガーですので、直人の希望の仕様にドリルで穴を開け直して作り直しました。

 

この仕様変更も、好調のようで・・・・よかった~ 笑

 

常に、いろんな場所や装備・パーツの変更をしながら、手探りではありますけど・・・

 

これからも楽しく、チェアスキーを仲間達と一緒に続けていきま~す。

 


シートの交換 次回のテスト準備

2022-02-15 14:04:09 | チェアスキー・sit-ski

2022年2月15日(火曜日)

 

ヘルニア再発の前の話です。

 

直人からリクエストがあって、ブルーカラーのチェアスキーに付いている、シートの背もたれ部分を、メインで使っているレッドカラーのシートの物と交換してみたい。

この2つの背もたれの、何が違うか?ですが・・・

脇のサポート部分が、わきの下まである物と、5センチぐらいカットしている物との違いなんです。

腹筋が使えない(感覚がない)直人としては、左右にスキーを傾けること自体も大変なことで!脇の部分のサポートがどれだけ体にフィットしているか?するか?

このフィット感が上半身へ伝わるか否かで、体感を感じてのコントロールが決まります。

 

ちなみに、胸の部分をガチガチに固定しちゃうと・・・

スキーを左右にスラロームさせる際に、胸から首にかけての動きが損なわれてしまうので、ストック代わりのアウトリガーの操作に悪影響を与えてると同時に、スキー自体が曲がらないことにつながるそうです。

最近は、こんな感じで車の駐車場の後ろで作業をします。

真横が、自宅なので便利だからです。

材料を使っての作業は、もちろんFFF

に行って道具を使いますけど!

 

この場所で、時間を気にしないで、のんびりこんな物をいじっている時間も好きですね~

 

シート周りのボルトが4本(10本中)も緩んでました~

今後は注意が必要です。

 

スキー場のリフトに乗車する際に使うフレームに付いている固定用のワイヤー(消耗品)も新品に交換しました。

 

最近、気になっていることがあるんです。

それはサスペンションンのことなのですが・・・

モトクロスの時って、スピードや技術レベルが上がるにつれて、硬めのセッティングを直人は好みました。

ま~それって俺からすれば、当然と言った感じだったんですよね~

 

このことってチェアスキーには、当てはまらないのでしょうか?

今一、わかりません・・・

 

このメーカーの上級モデル(競技者専用)として、オーリンズのサスが用意されています。

これもどうなのかな~?

 

なんせ狭い世界の、狭い情報なもんで!

 

今年は、これからパラリンピックも開催される、かなり微妙な時期ですからね~

色々と相談したり聞きたくても、正直、遠慮しちゃいます。

 

直人に来ても・・・・?????のようです。 笑

 

このシートの背もたれ交換ですが・・・

結論から言うと・・・

1月30日の練習で、好印象でした。

直人からも、この組み合わせてこれからは滑るね~

でした。 ニコ~!


同期IAライダー菅谷君のサポートで!

2022-02-11 13:58:45 | チェアスキー・sit-ski
2022年2月11日(金曜日)

 

先週、私のヘルニア(腰)が再発!

 

1週間の休養を要してしまい、直人のチェアスキー練習ができませんでした~トホホ・・・

さらなるシートの一部改造で!本日は宝台樹スキー場へ来ました。

 

以前チャレンジして、惨敗してしまった斜度での再チャレンジに来ました~

お天気は、絶好調で・・・

暖かさから、直人の車椅子に座ってゲレンデを観ていると、睡魔が襲ってくるレベル!

気持ちの良いお天気でした。

 

さ~直人の調子は・・・?

 

早々の2~3本は、斜度20~23度ぐらいの場所でウォーミングアップ。

 

同行してくれているパパさんと、IAライダー同期の菅谷君が直人のサポートに付いてくれます。

昨年から、ドップリ!スノーボードのとりこになっている菅谷君・・・

 

今年は、ボードをニューモデルに変更して!

ニコニコのライディングです。

 

この2人は、キッズからジュニアと・・・

モトクロス時代の因縁のライバル関係ですが、本当に昔から仲がい~笑

 

今回チャレンジの目的は、上級レベルの斜度への挑戦です。

いきなり30度は、無理ですけど・・・

上級コースでも、比較的斜度が安定しているコースでの練習のようです。

 

ここからは、自分が観えるエリアでのコースじゃ~なく、今までのコースのさらに上のリフトを使って行くコースになるため・・・

 

自分はただ、怪我の無いように&装備や道具にトラブルが無いように!でした。

 

途中に何度かパパさんから携帯に連絡をいただき、直人の様子をレポートいただきました。

予想よりも転倒が少なく滑っているとのこと・・・

 

11:20ごろ、直人が下まで降りてきました。

かなり疲れている様子で・・・

早いけど休みたい・・・

 

お昼休憩にしました~

 

”今日は、も~十分滑った感あるよ~”

 

と、笑いながら話していました。

 

30~40分後、パパさん&菅谷君が戻ってきて、一緒にお昼を食べました。

上の状況は、人がま~ま~多く微妙に危ないとのこと。

上級のコースにレベルの低いスノーボーダーが、点々と腰を下ろしている場所もあるようでした。

 

好天気と3連休も重なり、午後の人出はかなり多くなり、家族連れが目立つよううな感じでした。

その影響ででしょうか?

さらに午後からは、上級コースも人が増えたようで・・・思いっきり滑ると言うよりは、注意しながら下りてくる的な様子になってしまったようです。

 

ま~それでも、午前中に本数をこなしているので、早上がりで帰ることにしました。

 

やはり転倒はしたようですが、斜度がきつい分、体を起こすのは、手伝ってもらわなくても楽に出来たようです。

しかし・・・

ハイサイトのように頭が低い状態になった時は、自分でどうすることもできなかったようで!滑り降りてきたスキーヤーが声をかけてくれて、手伝ってくれたそうです。

本人の感想では、怖さは想像していたよりは無く、滑れた方かな~?とのこと。

笑いながらの話ですが、斜度が本当にきつい所では、滑るより落ちるの方が表現として合っているそうです。

 

ま~い~練習になって良かったです。