キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

KTMメンテ。

2006-09-11 11:51:55 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

9日は、リベルタから届いたパーツの交換とメンテをしました。
今回、交換するパーツは4点です。

まずリヤのホイールを外し、ベアリング&スプロケの交換です。
その際に1本スポークが折れているのを発見!

在庫があるので心配なく交換終了。
ブレーキ側のベアリングのクリアランスが少々広がっているようで圧入した感じがゆるいので、裏技を使ってしっかり圧入します。

サイレンサーは、ステーが折れた際に曲がってしまい、修理も可能なのですが、今回は新品に交換です。
このステー・・本当によく折れてしまい、パパ泣かせのパーツ!
新品の状態ですが、折れないように加工をすることにしました。

6mmのジュラ板を補強として、アルゴンで溶接しました。
サイレンサー自体の材質は思った以上に柔らかく、これでは振動で溶接面にクラックが入っても・・・と、思っちゃいました。
念のためレギュレーション確認済み!

エンジン左側のカバーを外し、コイルの交換です。

一通り作業が終わって、エンジンをかけます・・実に静かですが・・
振動が出ています・・・”またエンジンマウント確認した方がいいんじゃ~ないの?”と、黛さんの声!
確認すると・・ビンゴ!
後ろ側に付いているエンジンマウントのボルトが折れています。
は~・・エンジンを降ろして折れたボルトを抜きます。
このボルト、何度折れたがわからないぐらいよく折れます。
材質を変えたりと、色々としたのですが駄目ですね~
そこで今回、ステー部分を貫通させて、ナットで止められるようにしました。
こうすれば、エンジンを降ろさずに交換が可能になるのでメンテナンス生が非常に向上します。
強度が上がるわけではけしてありませんが、今後のトラブル処理には良い結果が得られることでしょう・・強度が上がるとフレーム補強と見なされレギュレーション違反になりますからね~!・・・要注意です。

今回はクラッチのメンテはしませんでしたが、そろそろクリアランスの調整かな~って感じです。

気が付くと既に6時・・・明日の準備をして終了です。