キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

予定変更。

2007-04-03 14:14:26 | ノンジャンル

今日はMX408の続きを書く予定でしたけど・・・昨日の出来事を先に書きますので、408は明日!

先ほどケンパパが、直人を自宅まで送ってくれました。
もっとケンケンの家にいたかった・・・そうです。
ケンパパも本当は、ゆっくりしたかったところを本当にありがとうございました。
しかし、帰って早々にあずとけんかをして、嫁の怒りをくらった模様です!

自分の仕事のトラブルで、夕方から関連会社に状況を見に行くことになりました。
そこには、自分がイギリスから日本に帰ってきて最初に知り合い仲良くなった、古いバイク仲間が1人働いています。
しかし5年以上合っていないやつです。
その理由は、その当時ロードレースのグループの中で、女性問題を起こし、女が悪い・男が悪いで、グループが分かれてしまった原因を作ったからです。
今の会社も自分が詳解したんですが・・・・
前置きはこのぐらいとして・・・

久しぶりに合うKは、全く変わっていませんでした。
合わなくなって早々に結婚をし、女の子が生まれた事は、別の仲間から聞いていました。
Kが自分を見つけて、声をかけてきました。
話を聞くと、現在3歳のお嬢さんが生まれながらに聴覚障害との事?
最近の補聴器は感度も良く、付けていると少しは聞こえているようですが、未だに話がまったくできないそうです。
神経の方からきているらしく、治る見込みは無いと言ってました。
健康診断でわかったようですが・・・嫁さんも付きっきりで苦労しているようで、バイクも既にやめて、育児に協力しているそうです。
”傷害を持って生まれてきたこの子がいとおしくてたまらない”の言葉にあることを思い出しました。

これはもっと昔の話で、自分の地元の先輩のことです。
お子さんが3歳の時に高熱を出し、近くの小児科に奥さんが連れて行ったところ・”ただの風邪ですから、何日か様子を見てれば大丈夫”と、言われて帰ってきたそうです。
ところが2日間40度近い熱で、夜中に痙攣を起こし・・救急で専門病院に入院。
肺炎です。
結局、熱は下がりましたが、脳に大きなダメージを受けて、植物状態になってしまったんです。
先輩の落胆ぶりは半端ではなく、みんなもかける言葉が出てきませんでした。
しかし、数日して先輩が”病院で寝ている我が子を見ていて、今まで以上に、こいつがかわいくなったよ”と、話してくれ・・・みんなで泣きましたよ。

障害児を持つことの大変さは、自分にわかりませんが、直人・あず・・2人が元気にすくすくと育ってくれていることに改めて感謝の気持ちがわいてきました。

その後、先輩夫婦ですが、奥さんがショックから鬱病になってしまい、先輩は本当に苦労していたんです。
数年後、奥さんのご両親から、”娘と子供を引き取りたい・・今まで本当にご苦労さまでした”と、話があり、考えた末に離婚をして、先輩も地元から姿を消しました。
風の便りにお子さんもその後、お亡くなりになったと聞いています。

直人も今は、真剣にモトクロスにチャレンジしています。
一生懸命に走っている姿は、本当に嬉しく感じます。
ある意味では、この生活が本当に恵まれているんだな~と、ま~何だか、昨日の夜は考えさせられました。

今は付き合いが無くなってしまったKですが、心からのエールを送りたいです。