私のカスタム仲間から、電話がありました。
週末の飲み会の誘いかな？・・・と、思ったのですが。
内容はもの凄い話し。
この仲間、警備会社の営業をしているのですが・・
今週の１２日・月曜日、会社の隊員が路上で職務中、脇見をしていた２４歳無職が運転していた車にノーブレーキではね飛ばされて、頭を強打・・意識不明状態となってしまったそうです。
細かい検査で、脳の状態が悪く意識の戻る確率が１０％無いとの判断だそうです。
そこで、本人の身内に連絡を・・・と、なりますよね。
本人５１歳独身。
会社として履歴書を頼りに調べると？
住んでいるアパートは、保証人無しのタイプ。
緊急連絡先に電話をすると・・・現在使われておりません状態？
仲の良かった隊員達にも話を聞きますが、これと言って身内の話を聞いた方がいなかったようです。
そ～なると、望みは警察となりますね。
そこで、警察に相談・・・本人の生命の状態が緊急を要するとのことで、直ぐに動いてくれたそうです。
で・・・さすが組織力・・・１４日の水曜日に身内がわかったとの連絡があり、警察に出向くと・・・
両親は既に亡くなっていて、兄弟が５人とのこと。
ところが、１人は自殺。
もう１人は病死。
もう１人は事故死。
で、残った身内は弟さんのようですが・・・
精神に病を持っていて、長いこと病院に入院。
現在、仮退院でヘルパー等の保護を受けながらの生活。
とりあえず、身内はこの方だけのようで、警察もあってみますか？・・・だったようです。
そこで、どんな状況であれ自分の目で確かめようと思い、その住所に行くと・・・ここでは詳しく書けないような状態・態度だったようです。
そうなると、労務・保険・病院等の問題が出てきます。
幸いにも、加害者はまともな保険に加入していて、保険会社からも連絡が来ているとのこと。
本日、病院から連絡があり、病院に行くと・・・今は自力呼吸をかすかではありますがしていますが、自力での呼吸ができなくなるのも時間の問題のようで、延命処置をするか？しないか？を病院側では決めれれないので、早々に返事をいただきたい・・と、言われたそうです。
唯一残った身内が、内容を理解できないような感じですから・・・・
ど～しょ～・・・と、困っていました。
社長もこちらで、できることをしてあげるしか方法がないよ・・だったそうです。
公的機関にもいくつか相談をしたようですが・・・過去に経験がないとの話で、どこもこれと言ってアドバイスももらえなかったそうです。
保険会社との保険金の問題も有ることから、弁護士に相談しようかな？・・と、言ってました。
日本全国レベルだったら、類似した判例が有りそうな気もしますので、その部分から調べてもらうと、思ったより話が早く進むかも？
日本はこのようなトラブルは・・・判例主義ですから。
しかし、身内が委任しないで弁護士も動くことができるのかな？
会社として、着手していただき、保険金から報酬を払うようにできるのか？
お金に関しての内容や、生命維持の問題は、民事不介入の警察に相談しても無駄なような気がしますから、やはりここでは弁護士が助けてくれそうな？
だた、まだ亡くなったわけではありませんが、その方が正当にいただけるであろう物は、身内の方に渡してあげたい・・と、仲間は言ってました。
現実の話、お墓の所在もよくわからないようで、このままでは葬儀もままならないようです。
仲間も立場上・・悪いほうに悪いほうに考えてしまうと、自分でも言っていましたが・・気持ちが分かるだけに本当に大変ですよね。
元気に働いていた方に起きた、突然の事故。
これは他人事では無いよ・・・と、仲間も神妙な言い方。
１％の可能性も信じて、元気になってもらえれば、後々笑い話になるんだけどさ～・・・
元気になってくれることを願うばかりです。