キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

キャラバン 直人車椅子仕様のベッド編!

2019-12-06 16:03:14 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

2019年12月6日(金曜日)

 

ちょっと前のレポート(全日本最終戦SUGO)にも書きましたけど!

今まで、全日本参戦メインに使っていた我が家のキャラバンの内装を・・・

何か月も前から、こつこつとFFFの工場で・・・!

モトクロス遠征仕様から、直人がチェアスキーへ出かける際、車椅子での移動&車中泊優先にするための仕様への改造を自作で続けてきました~

ほぼ完成となりましたので・・・

順番に、作業工程&苦労した部分を紹介していこうと思います。

 

まず最初の作業として・・・

今までの内装を、全部一度綺麗に取り除きます。

その後、数年蓄積したほこり&汚れ!

モトクロスをしていた時、なにより一番嫌だったのが、車内のほこり&泥などなどの汚れでした~

とにかく徹底的に掃除・・・掃除です。

その後・・・

内装をどのようにレイアウトするか?

車椅子での動きをイメージして・・・

装備品の仕様&寸法の加工等を考えながら・・・

お~まかな図面を作ります。

その際に困ったこととして、記憶にあるのが、このような仕様のキャンピングカーの情報がネットになかったことですね~

ゼロではありませんけど・・・!

そもそも車椅子を中心に考えて、キャンピング仕様にする車が少ない・・・

 

介助を受けても自分で歩けない人と、介助してもらいながらも自分で立てて、数歩でも歩けるは、同じ障害としても大違いなんですよね~

さらに言わせてもらえば、高齢者と障害者は・・・・まったく別ですからね~

ひとくくりに障害者マークでされることで・・・

世間の皆さんは、この大違いを理解していたい方がほとんどと、強く感じるこのごろです。

とくに障害者マークの駐車場利用に関して・・・

メチャメチャストレスが貯まっているんでね~この事は、また別の時に書きたいですね~

 

また見つけても、車自体が大きな物がベースとなっているので!ワンボックス系で?がね~~~

直人に聞きながら考えるしか?でした~

 

この図面を参考にして、材料の寸法を決めてから・・・・必要となる材料の買い出しです。

 

今回の仕様変更で、一番需要なのが・・・

直人の車中泊に必要な、背もたれが電動式になっているベットです。

自宅で使っているようなメーカーさんの介護用ベッドは、目が飛び出るぐらい高価ですし・・・

キャラバンの内装寸法的にも、大きすぎますからね~加工もかなり大がかりとなることが予想できますから・・・却下!

 

そこで、ネットで探しました~~~~~~~~~~

かなり必死にね~~~~~

 

強度的な不安は、正直ありましたが?

簡易式の電動ベッドを見つけます!

その検索に引っかかった商品を、徹底的に調べて・・・

加工のしやすい商品を探し出し・・・購入。

 

きた早々に、ご覧のようにバラバラにして、加工の準備にかかりました~

今回のベッド加工で、一番大変なポイントは!

元々の幅が900mmある物を740mmに詰める作業です。

実は、リヤタイヤのタイヤハウスが出っ張っていることが、超~ネックで!

リヤゲートから車椅子で乗り込む際に、車椅子がベッド横で動ける最低幅を確保させることを優先とすると・・・

メチャメチャベッドの幅を狭くしないと厳しいことなんです。

良くも悪くも、胸から下は動きませんから!大きく寝返りをすることはありませんので!肩幅以上に寸法が取れてればね~しっかりと睡眠がとれるでしょう?

 
黛さんも手伝ってくださり・・・

ます、幅を詰められる場所を調べては・・・

画像の様に、ベッドフレームをカット!

 

注意点は、ただ寸法をつめればOKではなく、電動のユニット部分の残し方なんです?

その理由は・・・

ベッド下に収納スペースを、できるだ有効的に作りたいため(ラダーレールやスキー板・アウトリガーなどの長物の収納)・・・

モーターやユニットが邪魔にならないように、位置も加工し直すことです。

無事に、フレームのカットが終わり・・・

溶接で仮固定して、寸法&位置の再確認後・・・

仕上げの溶接となります。

 

溶接した部分を、工場にあった黒のスプレー缶で・・・シュー!

色が違いますけど・・・

わざわざ色を合わせるために買ってくるのは、お金の無駄使いでしょ~?

見えない部分なんて、こんなもんですよ~!

 

これで、ベットフレームの加工は無事に終了。

 

ベッドフレームに付ける板・・・

その上に載せるベットマット・・・

ベットを収納する枠・・・

 

と・・・まだまだ続きます。