キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

フルサイズに向けて。

2012-11-09 14:29:00 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

直人が、モトクロスをお休みしている間、色々と来年の準備としてやらないといけないことを、週末にやり始めています。

最初に、やっておかないと・・・は?

トランポに、CRF250Rを積めるようにすること!

只今の仕様は、YZ85ラージがギリギリ収まる寸法です。
それ以外のスペースは、見たことがある方ならわかると思うけど・・・
固定ベッド・用品・予備パーツ・工具スペース・調理道具などなど・・・びっちり空いてるスペースなんぞ!これっぽっちもありません。

そこで1度、車の中に入ってる物を種分け・・・
YZ関連の物・その他1年以上使わなかった物など・・・

棚の中身を半分以上減らしてから、さらに棚を片方を無くす方向で考えないと、フルサイズの収納は厳しいですね~
さらにフロントタイヤは、今までのようにPW50仕様にして・・・って感じでどうにか積めるんじゃ~?と思います。

家族の希望で、上に付けているベッドは、これ以上高さを狭くしないでほしい?とのこと。

社内に積むように改造するのは、かなりしんどい改造が必要と感じ・・・後回し!
ちゃ~んと調べて、材料も購入しないと作れそうもなかったし!


で、先に始めたのがキャリアの改造。

今使ってる状態から、大きく仕様を変えるつもりはないので、できるだけ追加材料も少なく?と思いながら・・・先にCRF250Rの寸法から調べます。

FFFの工場内に置いてある、エンデューロ仕様の大人組車輌を拝借!
現車合わせで、キャリアの延長寸法を調べます。

それと1つ問題が?
YZに合わせてレール幅を作ったので、250のリヤタイヤが太すぎて・・・NG!
そこで、元々付いているレール(L字アングル)を逆に組み直して対策。
余裕の幅になり・・・ドリルで1部穴のあけ直しをした程度でバッチリ。

次に延長する部分ですが・・・
同じアングルを必要寸法(約250mm)を4本切り出し。
50mmをアングルにかぶせて仮固定・・・そのまま溶接。

左右の長さが、約400mm長くなりました。
前後のタイヤを固定するために付けている、シャフトですが・・・
これもレール幅が広がったことで作り替え。
寸法を確認して・・・切り出して固定。

上の写真のように、仕上げ直しました。

キャリアを地面においた状態で寸法を確認しただけだったので・・・
仮固定で・・・実際に車に付けて、250を積んでみます?

メーカーの数値では、30キロしか重さが変わらないのですが・・・
さすがにフルサイズ!今までのように、おりゃ~!って感じで体力任せで持ち上げて、キャリアに積むのは絶対に不可能!

ラダーレールを使って載せたんですが・・・前後タイヤのストッパーのみぞが深すぎて・・・一度ハマると!1人じゃ~動かない!外れない!

こりゃ~タイヤを固定するみぞを、もっと狭くしないと?となりました。
ドリルで穴を開け直して・・・狭くして再挑戦。

今度は成功!

両みぞを50mmつめました。

250を、キャリアに積んだ状態で・・・心配が出てきました!
予想以上に積んでみると、両側のタイヤが、車の幅から飛び出してる?
気になり、運転席に座ってミラーで確認すると・・・

さらに飛び出しているように感じます。
これ大丈夫か~?ぶつけないか?ってチョビっと心配になりました。

せめて飛び出してるタイヤには、反射テープでも付けて、まわりにアピールしたほうが良さそうに感じます。

YZ85に比べて、長くなった分でしょうね~積んでみると、左右のしなりが気になります?
とはいっても、これ以上キャリヤの強度を上げるために鉄骨を使用すると重くなり・・・ヒッチメンバーにかかる負担も大きくなりますので・・・それも心配?

今までのようにYZ85・ガソリン缶(20L)・水(20L)と比べると、CRF250R1台の方が、絶対に軽いはずですからね~強度的には心配ないとは思うんですが・・・神経質な俺!・・・気になります。

そんなことを思いながらも・・・そうだ!
積む時に短い専用のラダーレールを、持ってる材料でできないか?で、い~材料を思い出しました。
裏に置いておいた、むか~し使っていた物。
これは・・・で寸法に合わせて短くカット!
2回、寸法を作り直して・・・再テスト。

手頃で、ちょうど良い長さにして・・・これまたバッチリ!

このラダーレールをキャリアにうまく固定すると・・・キャリアの強度が上がり、左右のしなりが減るんです!

こりゃ~一石二鳥だ~・・・で、ラッキーの一言!

車の中に積むのが、理想てきなんですが、これはこれで!バイクの汚れとかも気にならないで積めるし、積み下ろしも楽チンですからね~ありだな~?でした。

ただし、このキャリアの最大の難点は・・・積んじゃうと、リヤゲートが開けられない・荷物が取れない・・・以外と困る時がありますね~

直人のバイクも時間を見て、引取りに行くにしても・・・これができないと、始まりませんからね~
来年は、トレーラーを使うのをやめようと思ってるんです。
多分、近い内にお嫁入り予定!

ここまでは、FFFにある在庫の材料で全部作業ができました~!

さ~次は・・・室内の改造ですね~
出来上がったら、また報告しま~す!


キッズ最終戦・・H2。

2012-11-05 11:53:00 | レース参戦・観戦

直人のジュニア最後のヒートか?

キッズスーパークロスも、本当にこれが最後のヒート。

バイクの状態も、ギリギリまで調子を見て、文句を言われないようにで!気を使いましたよ~

スタート前
”最後だからね~悔いの残らない走でさ~それをみんなに見せてくれよ~”

”勝つよ俺は”

余計なことはそれ以上、言わないで・・・腰をたたいて・・・送り出しました。
自分は早々に1コーナー方面にチームの仲間と移動して、スタートを見守ります。




ま~最後のヒート・・・最高のスタートダッシュで・・・ホールショット!
進入ラインも良く完璧でした。

こりゃ~本人も、かなり気分が良かっただろうからな~?自分のレースができるだろうって感じました。

エンジンも調子が良さそうでしたし・・・

1周目・・・
フーピスをクリアーした時点で、直人1台が完全に抜け出したレースでスタート!

2周目・・・
2番手との差は、どんどん離れても・・・まだまだ、良い集中でガンガン飛ばしてました。

3周目・・・
今年のレースで良いバトルを繰り広げた、同期のYZライダーが2番手に浮上してきました。
しかしすでに直人は、かなり安全圏に逃げていて、スピードも緩む気配もなく・・・
しっかりした走りで、周回を重ねています。

そのまま、大きく変わることもなく中盤。

6周目・・・過ぎたぐらいでしょうか?
徐々に2番手との差が詰まってきましたね~
直人も体力温存なのか?安定した走りですが、前半に比べるとスピードはやや落ち気味での走行でした。

その後も直人自身は、2番手が近づいてきても・・・気にする気配もなく、自分の走りに集中していましたが・・・

残り2週ぐらいに・・・とうとう、2番手がチャンス圏内に近づきだして・・・
直人に、必死に食らいついてるように感じました。

お仲間からも”追いついてきましたけど、直人君は冷静ですね~”

”大丈夫、直人は自分の走りをしてるし、単独走行してた分、ペース的にも体力的に相手はかなり無理してるような走りだからね~最後の最後でバトルになったとしても、精神的に余裕のある直人の勝ちだよ・・・心配ないよ”

な~んて感じの、会話をしながら見守っていたんです。

親バカですが・・・本当に直人は間違えなく、このまま残り周回もトップを守ってゴールするって、確信を持ってました。

そんな話をしていた直後・・・アクシデント!
ゴールライン先の左コーナー・・・
2番手のライダーが、立ち上がりでリヤタイヤをスリップ、転倒はしませんでしたが・・・大きく直人との差が開いて・・・再び安全圏を走行。
3番手との差が、かなり開いていた分、順位の変動もなく・・・

そのまま、ブッチギリで・・・H2は勝利でフィニッシュ。

最後のキッズスーパークロスは、本当に良い走りを見せてくれたと、心から感じ・・・ご苦労さん・・・って思いました。

ゴール後、コースアウトしてっきた直人に、待ち構えていたFFFファミリーのお仲間達・・・

チャンピオンおめでと~~~~

持参してきてくれた、数本のシャンパンを直人めがけて・・・

ビショビショの直人でしたが・・・

最高の終わり方ができた喜びで・・・終始ニコニコでした。

パドックに戻り・・今度は、直人と硬い握手。

”本当にこの1年、お前はよく頑張ったな~おめでとう・・・H2は、最高の走りだったよ・・・みんなに感謝しないとな~”

シャンパンの甘い香りがプンプンしていた直人の姿に・・・改めて、こんな準備をしてくれるFFFファミリーの仲間達に、感激と感動をいただきました。

私も笑顔で!ニコニコでのご挨拶となりました~

最後の戦いは、総合2位。
優勝で終われなかったのは、少々残念ですが・・・それも良い思い出になることでしょう。

年間表彰が終わり・・・すべて終わって・・・

直人は、キッズ・ジュニアと大変、お世話になったビッククルーのスタッフの皆様方に・・・個々ご挨拶。

このキッズ最終戦が終わった後も、笑顔で皆さんと対応していたんですが・・・

ビッククルーの福島さん・中田さんと握手をすると・・・今までのキッズスーパークロスの思い出が、一気に頭の中を駆け巡り・・・どうしても、気持ちを抑えることができずに号泣してしまいました。

親子で沢山の思い出と、沢山の仲間を作る事ができた、このキッズスーパークロスシリーズ。
その裏でスタッフの皆様は、本当にご苦労も多かったと感じます。

このキッズスーパークロスの卒業生としての誇りを忘れず、恥ずかしくない行動・態度を心がけて・・・これからも直人には頑張って欲しいです。

長い間、大変お世話になりました。
1つの区切りとして・・・
心から感謝の気持ちを伝えさせていただきました。

参加の皆さん~
1年のシリーズ戦・・・
長いような短いような1年でしたね~
来年も、素晴らしいキッズスーパークロスにしてくださいね~
ご苦労様でした&お疲れ様でした。


キッズ最終戦・・H1。

2012-11-02 15:21:00 | レース参戦・観戦

グリッド予選の様子から、本人もかなり頑張ってる!って感じられた分、本音を言えば・・・こりゃ~最終戦は、ピンピン狙えるんじゃ~?って思いました。

スタート前も”平常心で調子に乗るなよ”と注意して・・・

新品のダンロップ51で勝負。

あれ~スタート前から何やらやばい雲?
スタート直には、雨が降りだし・・・ざ~っと降るのか?って不安になりました。

さ~いよいよタイトルが決まる?H1です。

予選と同じような場所に入り・・・

スタートで出たタイミングは、すごく良かったように後ろからは見えたんですけどね~?


あれ~あれ~~~~って感じで1コーナー手前で、前に出られず・・・中盤で飲み込まれたように見えて・・・こりゃ~やばいぞ~・・・って感じました。

思った通りで・・・
完全に飲み込まれた状態で、中盤の集団の中を走っていましたね~
確実に、追い上げレース!
それでも、奥に向かうフープスから高速左コーナー~ストレートと、一気に前に出てきたようです。

1周目・・・
なんとか5番手で、私の前を通過。
まだかなり、混戦の様子でした。
トップのペース的には、まだまだ始まったばかりですからね~十分にチャンスはある!と思い・・・見守ります。

3番手に浮上して・・・
前を走る2台は、スタートで出られちゃうと逃げちゃうかな~?って予想していたライダーでした。
しかし、それほど速いペーストには感じられませんでした・・・が、それ以上に何かおかしい?

あれ~~~~~?
これからさらに、ガンガン前を詰めるって感じていたんですが、思ったよりペースが上がらない?手こずってる?
予選とは、打って変わって?なんだか元気の無い走りって言うんでしょうか?
前をパスするぞ~とは、感じられない走りでした。

予想外にペース上がらず・・・1つ順位を下げてしまいます。
真後ろに付けてはいますが、アタックする様子もなく・・・4番手!

そのままの状態で中盤戦突入!って感じで・・・
逆に前の3台との間隔が開いてる?

周回ごとに、確実に開いて・・・4番手で・・・完全に単独状態。

こりゃ~シリーズチャンピオンを意識してるのか?

実に、直人らしくない走り。
完全にこのペースじゃ~後方からのライダーにも、後半で追いつかれるぞ~?って不安さえ感じました。
しかし、なんででしょうか?そんなことも気にしてないんでしょうか?
ペースが上がらず・・・
マイペースで・・・流してる・・・といった感じで走って終盤突入!

その後も、そのままのペースでしたね~

危なげもなく!面白みもなく!タイトル的にチョビット・・・ドキドキで!・・・

4位フィニッシュ。

直人も、タイトルを意識しちゃったんだろうな~?と思いながらも・・・


無事、このH1で・・・



スーパーキッズのシリーズチャンピオンが決まりました。



俺も親ですからね~走りは走りでしたけど・・・本音は、タイトルが決定してホットしました。

まわりの知り合いの方々から”チャンピオンおめでとうございます”と言われ、握手。

やはりこの瞬間は、たまらないひと時です。

ニコニコでお仲間とパドックに戻り・・・

直人に近づいて・・・”お~やったな~チャンピオン”と右手を出すと・・・



それを無視!



”エンジンが吹けね~んだよ~”



”あれじゃ~前にだって付いて行けね~よ~ふざけんなよ~~~~”



と・・・かなりご立腹。

俺は・・・ニコニコで握手・・・って~のを想像していただけに・・・かなりのトホホ!


直人の怒りはこれだけに収まらず・・・かなりブツブツと不満を言われて・・・


チャンピオンを決めた喜びとは、程遠い~パドックの空気でした!

それでも、パドックに駆け付けてくれた皆様には・・・

直人も笑顔で挨拶。

本当に皆さん~
ありがとうございました。

俺は、直人の気持ちがどうであろうと・・・心の中で・・・喜びに泣いてました。


なんだよ~~~これじゃ~関東戦と大違いだ~?・・・って感じの雰囲気でした!



さ~直人の言っている吹けない原因は何だ?ってことになりますよね~

レース直前からのお天気で・・・小雨ですが、雨もパラパラ?湿度が上がった?気温が下がった?
一通り、気になるところは調べたんですが、これといった原因は見当たらず。
しかしエンジンをかけてアクセルを開けると・・・確かに上でエンジン回転がつまる?
しかしプラグも大丈夫。
予選と何ら変わらない仕様にもかかわらずでしたので・・・H2の不安も出てきて・・・

たのむよ~可愛い~可愛い~我が家のYZ君・・・

最後の最後のレースで・・・すねるなよ~?

でした!

キャブのニードルをいじる?の前に・・・

そのままの仕様で、チャンバーをAssyで変えてみよう?って考えました。

プロサーキットAssyをプレシャスAssyにそっくり交換してみました。


すると・・・


強烈に、い~吹け上がりに戻りました~~~~


これには、俺も心の中でガッツポーズ・・・

H2は勝てる・・・

そ~感じました!

速攻で、ビッククルーの方に内容を説明・・・”再車検をお願いできませんでしょうか?”

で、再チェックしていただき・・・OK。




も~これでジュニア最後!って~のに、感想を言わせてもらうと!

これは、あくまでも俺の経験した感想ですからね~
プロサーキット日本仕様(サイレンサー)Assyでの仕様は、夏場のように気温が高く、空気が乾燥している時は・・・これ以上に速くなるチャンパーは無いと感じました。

ところが、気温が低い&安定しない・湿度が高いと・・・気象条件が絡むと、確実に速く走れるのは間違えなくプレシャスAssyだと思います。

またプレシャスに関しては、関東エリア(軽井沢以外)では・・・キャブレターをいじることは、ほぼ必要ありません。
中速のつきも非情に良く・・・マディーでは、かなり使いやすく、安定した走りを得ることができます。
ノーマルマフラーよりは、同じキャブセッティングでも、確実に加速・パワーも向上します。

プロサーキットは、キャブからのガソリン量にえらく影響が出てしまい、エンジンが吹け上がって調子がい~音でも、ライダーがしっかりと見極められないと、音だけで速くありません。
ロードレーサー的な、キャブのセッティング知識がないと、扱えないと感じました。
しかし、これが決まると・・・ノーマルエンジン?って思うぐらい高回転では、ブッチギリで加速しますよ~
ただし、プロサーキットの最大の難点は・・・ピンポイントのセッティングなだけに、エンジン回転を常に高回転でキープして走る技術が必要ですので、初心者じゃ~むしろノーマルチャンパーの方が無難ってことです。

ノーマルチャンバーで、スピードに不満が出たら?・・・プレシャスチャンバーAssy、誰が何て言おうと・・・絶対におすすめ!
また、ノーマルサイレンサーを使うのも、そのコースによっては・・・GOODですね~

トップを狙い・・・夏のみ使用&セッティングに自信があれば・・・プロサーキットAssyですね!

最後の最後に、感じたんじゃ~我が家的には・・・ですが・・・

今後、YZ85で勝負!の方々には、是非・・参考にしていただければ・・・と思います。



H1の終わりが~?・・・でしたので!

H2のゴール後は・・・

続く・・・