花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

とにかく健康が大事。

2025-02-21 18:00:42 | 仕事
お久しブログです
ふと気が付けば2月も後半・・・
本来、2月といえば、出張着付けはオフシーズンのはずなのですが・・・
成人式が終わってから、目が回るほど忙しい日々でした
早朝からスタジオ仕事や、モデル撮影、1日3件移動仕事などなど。

そして、今年例年より多いのが成人式の前撮りのご依頼
なんと、七五三でご訪問したお嬢様達が10年以上の月日を経て20歳となり、久しぶりにお問い合わせをいただくケースが続出しております
長年にわたり続く、お客様とのお付き合いに本当に素晴らしいお仕事だと改めて感じました。

しかし、そんな中、青ざめる出来事が・・・・
夜中、トイレにいこうとベッドからおりる時、寝ぼけていたのもあり激しく転倒
転びながら、ドアノブに右手の内側を強打してしまいました

ベッドに戻ってからも続くジリジリとした痛み。
とりあえず指は普通に動くものの、腕を捻ると痛い

明日起きた時に

骨にひびが入っていたら・・・・
筋を痛めていたら・・・
動かなかったら・・・・

と最悪の状況が頭をグルグル
明日以降の仕事の予定をどうするか考えながらも、どうしようもないので諦めて眠ってしまいました(笑)

目が覚めて、恐る恐る腕を確認

腕の内側に打撲跡と痛みはあるものの、大きな腫れは無し、手も普通に動く
何とか仕事に支障はなさそうかな???という感触。
病院に行くほどではなかったのですが、翌週はハードな仕事が続いていたので湿布を買って対応する事にしました
そして、その後はひどくなる事もなく無事に回復しました

今回は幸いにも大きなケガにはなりませんでしたが、一歩間違えば大惨事
過去に足の指にひびが入り、足を引き引き仕事に行ったことはありますが、手のケガは仕事が出来なくなってしまう恐ろしい事態。
今回の事で、「いかにケガをしないように日頃から気を付けなければいけないか」と改めて考えさせられた一件となりました

先日、個人で美容室を経営している美容師さんと話していた時に

「来年から成人式の仕事を受けるのはやめようと思っているんです

というお話を伺いました
成人式の時に体調を崩して、お客様に迷惑をかけてしまうかもしれないプレッシャーがつらいとの事でした。
周りの美容室さんも同じようにやめる検討をしている所も多いそうです。

それは、決して他人事ではなく、私自身も成人式当日を無事に迎えられるまで心身ともにかなり気を使いました
成人式当日のご依頼は毎年数多く来るのですが、今は気軽にはお受けせず、状況を理解してもらえる知人やリピーター様のみに限定してます。

それでも、本当に健康で当日を迎えることが出来るのか・・・
とてもとても悩ましい部分で正解がなく、迷っているのが現状です

とにもかくにも・・・・

 健康第一

ケガに、体調管理に気を付けてお仕事に穴をあける事が無いように頑張るしかなさそうです
来月は、いよいよ卒業シーズン
お客様が素敵なはれの日をお迎えになられるように、頑張ります






花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんだか少ない?・・・・成人式。

2025-01-20 19:05:48 | 仕事
ビッグイベントの成人式が無事に終了しました~
新成人の皆様、心よりお祝い申し上げます

忙しかった1日でしたが、とにもかくにも何事もなく終わったことで一安心。
成人の日は絶対に穴を開けられない為、他の日とは比較にならないほどプレッシャーが半端ありません
この日はどこの美容室も予約がいっぱいで、万が一私がご訪問できなくなるとお客様の着付け先が無く大変な事になってしまいます

インフルやコロナが流行っている中、2週間前位から体調管理にはかなり気を使っていました
前日までどうしても仕事が入っている為、マスクは当然、コロナ禍のように手荒い消毒を徹底し、毎日免疫対策のヨーグルト摂取
体調を崩すことなく無事にお支度が出来たことに、ただただホッとしております。

さてさて、今年の成人式(二十歳の集い)
式場視察にいってきましたが・・・・
かなり様子が変わっていました

ここ数年、着物の流行もだいぶ変化してきています
そして・・・成人式のお嬢様たちを見回すと、変化と共に色々な物が少なくなっておりました

 赤いお着物

10年以上前、会場中赤いお着物だらけ・・・なんて時期がありました
ここ最近は、くすみカラーや白っぽいお着物が大流行。
昔ながらの赤いお着物がとても少なかったです。
ただ、無地(柄無し)の赤い着物は今の流行なのか、あちこちでお見掛けしました

 古典柄

色だけではなく、柄にも変化が・・・
圧倒的に古典柄<モダン柄、昔ながらの伝統的なお着物の割合がかなり少なかったです。
洋風の柄にブーツのお嬢様も多かったです


 絞りの帯揚げ

以前はスタンダードだった絞りの帯揚げ(つぶつぶした絞り模様の素材)がすっかり少なくなっていました。
レンタル会社様も高価な絞りの帯揚げではなく凹凸の少ないペラペラした普通の布の帯揚げを使用している所が殆どです。
総絞り職人が減っているという話も聞きますが、今後ますます少なくなっていくかもしれませんね。




 着付けを行う美容室

成人式当日早朝、日頃美容室がにぎわっているエリアを車で通りましたが、成人式用に開いているお店が1軒もありませんでした
他の場所で対応している可能性もありますが、最近着付けをやらない美容室が増えているという話も聞きますので、やっていないのかも・・・
Threadでも着付け師不足についての投稿をお見掛けしましたが、今後も少なくなっていく可能性は十分考えられますね


今後の成人式のお着物がどうなるのか・・・色々と思うところはありますが・・・
お嬢様達が皆笑顔でキラキラ輝いている姿はほんと美しかったです
着付けの仕事をしてよかったと思える瞬間でもありますね


今年のお嬢様達のお写真です。正面の写真は後日インスタにて・・・










大事なお日にちにご依頼いただき心より感謝いたします






花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます(^^)/

2025-01-03 16:41:34 | プライベート
明けましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします

お正月は毎年恒例、横浜で実家メンバーの集まりがありました。
なんと、今年は昨年入籍した甥っ子のお嫁ちゃんも同席
とても素直で可愛らしくて、一安心したおばちゃんの私でした

そんな中、ネットを開いて目に飛び込んできたニュースが・・・

こちら→ https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1ea6ef6b063dd7fc5cf91e38581f6c1bffae6b

職業柄、どうしても気にならずにはいられない内容ですね

確かに記事の通りで、ちょっと残念な着付けであるのは否めません。
もしかして、自装を習って頑張ってチャレンジしてみたのかな???と印象です。
これが、もしお金を払って着付け師さんにお願いしたのであれば、かなり問題ではありますが・・・・

ご依頼されるお客様の中にも

「自分で着物を着る事はできるけれど、さすがにお呼ばれの時はきちんと着付けて欲しいのでプロにお願いするんです

とおっしゃられる方が多いんです。
間違った着方や着崩れ、だらしない印象になってしまうと、ご自身が恥をかくだけでなく、主催者側に失礼というのもわかります。
私自身は着物のルールに関して大らかな考えではありますが、それでもここぞという場面はしっかりプロにお任せした方が安心だと思っています。

なぜなら、今回の記事のケースのように、着物に対して周りの人の反応って意外と厳しいんです
ちょっとでもおかしいと、鬼の首をとったかのように

「着付けがひどい」「TPOがわかっていない」「相手に失礼だ」

と言われてしまいますからね
もちろん親切心からのアドバイスであるとは思いますが、本人にとっては傷つく事になってしまいます
どうしても自分で着てみたい時は、まずプライベートの場面で練習して上手になってから公の場に着ていくことをお勧めしています。
その際には、着付けの先生や着物に詳しいお友達に写真を見せて、綺麗に着れているか事前に必ず確認してもらいましょう


そんな新年ではありましたが・・・

毎年年始に掲げている「今年の目標漢字」
今年も考えてみました

昨年までの漢字を遡ると・・・

伸→ 安→ 省→ 潤→ 清→ 整→ 学→ 成→ 満→ 優→ 極→ 楽→ 健→ 緩→ 進→ 伝→ 


そして、今年掲げた目標漢字は

  平  


「平和」「平穏」「平静」とにかく心穏やかに過ごしたい

しかしながら・・・ネットで見た占いでは

「とにかく忙しい 

と出ていました
母のお世話も増えそうですし、確かに忙しくなる予感はありますが、忙殺されることなく平常心を保って日々過ごしていきたいですね
仕事面でも、今年も1人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう、頑張ります



横浜の日の出


いつ見ても美しい夜景


街並みが青空に映えています





花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もお世話になりました(^^)/

2024-12-31 23:36:44 | プライベート
今年も残りわずかとなりました
あっという間に過ぎていった1年間
体調を崩さず、仕事に穴をあける事なく1年を終える事ができてホッとしております。

今年はぎりぎりまでスタジオの仕事が入っていたため、年末のわずかな日で慌てて大掃除
大晦日の今日も仕事道具に感謝を込めながら洗浄して綺麗にしてあげました
今年分で年賀状じまいをさせていただいたおかげで、気持ちに余裕ができたのはかなりありがたかったです。

この1年間を振り返ると「安定」した年だったように感じます
仕事面で自分なりにうまく調整できたこともあり、体に負担をかけ過ぎず繁忙期も乗り越えることが出来ました。
20年近くやってきて、バランスのとり方がようやく(笑)わかってきたのかもしれません

一方で、高齢の母へのサポート業務が増えプライベートで忙しくなってきました
来年はさらに、ライフワークバランスのとり方に工夫が必要になりそうです。

シンプルに仕事にプライベートに1日1日を大事に過ごしていきたいと思っています


今年1年大変お世話になりました。
ご依頼いただいたお客様、スタジオ様、カメラマン様、仕事をお願いしている着付け師さん、ヘアメイクさん、家族、友人すべてに感謝の気持ちでいっぱいです

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって新しい1年が素晴らしいものになりますように・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七五三とは・・・

2024-12-11 13:01:48 | 仕事
今年も残り3週間となりました
夏休み以降は一気に七五三シーズンに突入し、毎年秋の記憶が殆どありません
仕事がずーっと続き、気が付けば年末・・という感じです。

今年の着付けシーズンはようやくピークを過ぎ、箱根駅伝でいえば最終10区に入った感じ
ところが少し落ち着いて油断したのか、胃腸炎になってしまいました。
外出先で気持ち悪くなってまったので、公共の場で吐かないようにハラハラしながらの帰宅
10年以上ぶりの嘔吐はかなりキツかったです

なんとか回復してきたので、残り1区しっかり完走します

さてさて、インスタをやっていると、ちょいちょいお見かけする「Threads」(Xのように利用者がつぶやく場所?)
私はやっていませんが、興味のある分野の投稿が出てくると、ついつい読んでしまう事があります。

その中で気になった内容をお見掛けしました
細かい内容は忘れてしまいましたが・・・

3才の七五三でお嬢様が嫌がり、髪をむしり取り、着物も着れず散々だった
他の方のSNSの可愛い七五三写真を見て落ち込む日々
思い出すだけでも悲しい

というような内容だったような・・・
お母様が可愛い我が子の七五三を楽しみにしていたお気持ち、痛いほど伝わってきますね。


スタジオや出張先で今まで何千人とお子様を着付けてきたので、わかりすぎる位わかるその状況
投稿者さんと同じように、お着物を着ることができなかったお子様をたくさん見てきました

同じような経験をされたご家族様にはホントお伝えしたい

嫌がるお子様はホントたくさんいますから 
特にイヤイヤ期の3才さんはとっても難しいんです

 最後の最後までイヤイヤを通して、着付けもヘアも何も受け入れないケース
 前日まで楽しみにしていたのに、当日急に嫌がるケース(お母様が「昨日まであんなに楽しみにしていたのに・・・」と驚く)
 撮影中にジェットコースターのようにご機嫌~大泣きと想定外のアップダウンするケース
 お支度はさせてくれて泣くこともしないけれど、撮影では一切笑わないケース

などなど・・・
もちろん上手にニコニコ笑顔で楽しんでくれるお子様もいますが・・・
3才さんに限っての感覚でいえば

ニコニコちゃん 3割
ドキドキちゃん 3割
イヤイヤちゃん 3割

ずっとニコニコ笑顔で七五三を撮れるお子様はそう多くありません。
投稿者さんが見た他のお子様の可愛い笑顔のインスタ写真も、もしかしたら何十枚あるうちの数枚かもしれません
他の場面で嫌がったり泣いたりしている可能性もたくさんあるはずです

SNSはどうしてもキラキラ部分の切り取りなので、うらやましく感じがちですが、そうでもない事をお伝えしたいですね。
SNSリア充キラキラ女子が実際は全然違っていたなんて話と同じです

まずは、原点に戻って一度七五三について考えてみたいと思います。
七五三はお着物を着て、撮影して、神社でご祈祷して、皆でお食事して・・・という流れがスタンダードにはなっていますが、それは商業的な部分も多く含まれています。

本来の意味は

「お子さまの健やかな成長を祝い、祈願する」

それだけです
七五三のルーツは平安時代(大河ドラマ「光る君」の時代)
その頃は、医療も発達しておらず、お子様の多くが早く亡くなってしまう時代です。
節目の年齢に神様に感謝し、お祝いした事が七五三の始まりだといわれています。
親は子どもが無事に育つことを喜び、ただただ健やかに育ってほしいと願っていたのだと思います。


なので、イヤイヤができる位元気なお子様に成長したことは本当は素晴らしいことなんです
決して、嫌がるお子様を責めたり、叱ったりしないで欲しいですね


とは言っては、もちろんキラキラ写真を残して、楽しい七五三にしたかったお気持ちはお察しいたします。
アドバイスとしては・・・

 1年後にまた再チャレンジ

イヤイヤ期や時期が早かった可能性もあります。
お子様はどんどん成長していきます。半年後、1年後には別人のように理解してくれるようになるかもしれません。
「プリンセス」「お化粧」「可愛い物」に興味が出てくるころが七五三にぴったりの時期です。
お子様によっては、全く興味がない場合もありますが、年齢があがると我慢できるようにもなってきますね。

過去に7才のお子様の七五三でいらしたお母様が
「3才の時はとても嫌がって大変だったんです 7才になるとこんなに落ち着くんですね
とおっしゃられていた事が何回かありました。


 他人に任せる

お支度は他人に任せる。
親がやるとどうしても甘えが出てしまいます
小さなお子様でも意外と空気を読むので、他人だと割とスムーズにお支度が進むケースもありますね。
ただ、着付け師さん、ヘアメイクさんは魔法使いではないので、絶対ではありませんが・・・
あくまで1つの案になります。


 期待しない

お子様は周りの雰囲気に敏感です。
親御さんが期待すればするほど、逆に緊張して嫌がってしまう事もあるようです。
何としてでも理想の七五三をという憧れは持たず、お子様が楽しんでくれればよいかな・・・
着物を着てくれればラッキー
位の気持ちで臨むとよいと思います。

お子様にもそれぞれ個性があるので、思い通りにならない事がほとんどです。
私自身も、お子様の気持ちに寄り添いながら、楽しい七五三の思い出を作れるようにしたいと日々悩み、奮闘しております

先日、出張先の駅のトイレで見かけた面白ポスター



トイレも子育ても前を向かなきゃですね





花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物を愛でる。

2024-11-13 12:51:45 | 仕事
本日、久しぶりの完全オフ日です
日頃、お仕事のない日でも通院やら実家に行ったりやら、諸々の用事で1日何もない日が殆どありません
今日みたいに、どこにも行かずずっと家にいられる日はホント珍しいですね。

繁忙期だからこそ、絶対にお仕事を入れずにお休みする日を作るようにしています。
歳を重ねて感じるのは体だけではなく脳の疲れ
仕事が続くと常に緊張が続き、アドレナリンが出続けている状態を感じます。

一昨日も・・・ご予約を忘れていて、気が付いたのがご訪問時間

という夢を見てぐったりしてしまいました
仕事をしない日を作る事で体も脳も一度リセットできると感じ、意識的にお休みを取るようにしています

といいつつ・・・時間があるとついつい何かやりたくなってブログを書いてしまっていますが・・・

さてさて、日頃よく見ているテレビ番組に「世界ニッポン行きたい人応援団」という番組があります
日本人以上に日本文化や料理が大好きな外国人を日本に招待して、ご本人が極めたいという物を体験してもらう内容です。

先日、選ばれた外国人が

 着物大好きなスペイン女性

日頃から自分で着物を着て、旅行にも着物を着ていくほど。
帯留も自分で作って、自宅には100着以上のお着物があり、複雑な着物の知識も豊富。

そして、今回の目的は京都の帯織りで有名な

 西陣織

「西陣」は室町時代の応仁の乱の時に本陣があった場所で、戦後織物が盛んになり「西陣織」という高級帯の産地になったそうです
友禅染と同様、西陣織は京都で完全分業制で製作されています

デザイン、糸作り、織りなど20以上の工程に分かれて専門の職人さんたちが、それぞれの仕事を行っています。
職人さん達の技術の結集で素晴らしい帯ができあがる工程を番組で丁寧に追っていました

なかでも「引箔」という帯下地の金の糸が和紙から作られる工程は私も知らず、着物世界の奥深さを改めて感じました。

これだけの工程を経て出来上がる帯が高額なのも納得です
職人さんたちが減っている現実もあり、この素晴らしい技術を永久的に守ってもらえるようなシステム作りを国にしてもらいたいものですね

今回、この番組を見て、改めて感じた着物や帯のパワー
私自身、日々美しい着物を着せるお仕事をしていますが、実は着物を愛でていないと反省させられました

正直、お客様宅では着物をゆっくり鑑賞する余裕はなく・・・

ちゃんと小物が揃っているか?
お客様の体型にどうしたら綺麗に着せることができるのか?
帯の柄をどう出せばよいか?
苦しくないか?

などなど、着付けの事で頭がいっぱい


帯の美しさよりも

 帯が硬くて締まらないな~
 長さが足りないからどうしよう~

恥ずかしながら、着せる事だけに集中している状況

今回の番組を見て、もっと着物や帯を愛でながらお仕事しなければいけないと原点に立ち返ることが出来ました。
素敵なお着物や帯を作ってくださる職人さん達に感謝して、お客様が美しいお着物姿になるようにこれからも頑張りたいと思います


今回の内容は無料Tverで11/18まで放送しているので興味のある方は是非見てみてくださいね





花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンタル着物、気を付けて!

2024-11-06 16:43:06 | 仕事
お久しブログです
先月から七五三シーズンがスタートし、多忙な日々を過ごしております
10月はついついお仕事を受けてしまって10連勤があったりと、かなり疲れが溜まりました
大谷選手が良く言っている「睡眠の大事さ」を見習って、早朝仕事の前日は夕飯前にお風呂を済ませ9時台に寝るようにしています
これから、ピークを迎えますが、健康第一で乗り越えたいと思っています。

さてさて、七五三シーズンはレンタルでお着物をご準備されているお客様がとても多いですね。
ママ振りはちょくちょくお見かけしますが、お子様のお着物をお誂えされるご家庭は殆どお目にかからなくなっています

今の時代、ネットで検索すればたくさんのレンタル会社が出てきます
値段もお手頃、着た後にそのまますぐに返却すればよいので片付けや手入れもなく簡単、色や柄をたくさんの着物の中からお好みで選べる気軽さ・・・・
レンタル着物は今の時代にとても合っているシステムだと思います

しかし、着物がわからないお客様からすると、手軽な一方でわからない事やちょっとした間違いを起こす可能性もあります。
そこで、今回はレンタル着物の注意点についてまとめさせていただきました
特にお子様の着物について、注意する事が多いので参考にしてくださいね。


 お子様のサイズがレンタル着物の「対応身長」に入っているかご確認ください

お子様のサイズが「対応身長」内に入っていないと・・
・着物が小さすぎてツンツルテン
・振袖の袖が長すぎて地面についてしまう
・袴が長すぎてひきづってしまう
・袴が短くて足がたくさん出てしまう

などの問題が起きてしまいます
ほとんどの会社が着物の説明欄に「対応身長」が書いてあるので必ず確認しましょう。


 お子様の着物の肩上げが出来ているかご確認ください

お子様のお着物は必ず「肩上げ」といって、両肩にタックをとって縫い付ける作業が必要になります。
「肩上げ」はお祝いの意味と、着物の袖の長さをお子様に合わせて短くする為に施されます。
殆どのレンタル会社では「標準サイズで肩上げ」が出来ていますが、過去に「肩上げが出来ていません」という会社がありましたので、必ず事前に確認しましょう。
肩上げが出来ていないお着物は肩が下がって袖も長く、だらりと下がった印象になります


 足袋や草履のサイズがあっているかご確認ください

レンタル着物を注文したのが2-3ヶ月前だと、お子様の足のサイズが大きくなって、草履や足袋が履けなくなってしまう心配があります。
もし、注文したサイズより大きくなってしまった場合は、レンタル会社さんに連絡して現在のサイズに変更してもらいましょう。


 レンタル会社からお着物が届いたら、すぐに中身を確認してください

お着物は当日の2-3日前までに届くケースが殆どです。
到着したら、すぐに開封して中身を確認して、注文した物が届いているか確認しましょう。
同じレンタル会社に複数注文した場合でも、同じ箱に梱包されているとは限りません。
過去に当日まで箱を開けなかったお客様がいらっしゃり、1着が別便でポストに不在表だけ残っていて、お時間に間に合わなかったことがありました。
1着ずつ別々に届く事も多いので、すべての着物が揃っているか必ずご確認ください。


 できるだけ保険に入りましょう

レンタル会社では「安心パック」といって1000円程度で入れる保険を準備しています。
よほどひどい破損以外は保険で賄えるので、入っておくことをお勧めしています。
七五三当日に雨、お子様の涙や鼻水、口紅などがつく、小物を壊してしまうなど、様々な事が想定されますので、保険に入っておくと気持ち的にも楽だと思います。


 お着物をしっかりチェックしましょう

届いたお着物をしっかり確認されることをお勧めしています。
後々の責任問題にもなりますので、シミや汚れ、破れが無いか、小物が壊れていないか事前に確認してください。
あまりにも状態がひどい場合は、レンタル会社さんにしっかり報告しましょう。
以前、驚くほどシワシワのお着物をお見掛けしたことがありました。
大事なお祝いの日にひどい状態のお着物をレンタルすること自体、レンタル会社さんとして失格だと思います


他にも、最近お子様の着付け小物がとても少ない会社が多いので、事前に着付け師さんにご相談するか、お母様がお持ちの小物で代用されるとよいかもしれません

また、お客様から

「届いたお着物はそのままで良いですか?吊るした方がよいですか?」

とご質問をいただきますが、どちらでも大丈夫です
お着物の確認がてら、前日にハンガーにかけておくのもお勧めです。
ただ、長時間つるしておくと裾にたるみがでてしまう場合もありますので、吊るす場合は前日くらいからにしましょう。


レンタルされた素敵なお着物で、楽しい七五三をお迎えください





花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出遅れてしまったお客様へ。

2024-10-09 16:37:24 | 仕事
お久しブログです
先月は、日々お客様とのお打ち合わせ、資料作りにせっせと励んでおりました。
そして10月に入った途端、一気に七五三シーズンに突入しております

さてさて18年前から細々と書いているこのブログ
毎日数百人程度の閲覧(こんな頻度の少ない気まぐれブログを見てくださり感謝です)ですが、ある日突然、閲覧人数が爆上がり・・・・



ブログの乗っ取りではと心配していましたが・・・翌日には元の状況に戻って一安心。
これからも目立たず、地道に発信していきたいと思っております


七五三シーズンに入ったとはいえ、まだまだお問い合わせが入ってきています。
毎回しつこくて書いて申し訳ないのですが、

 七五三のお申し込みは夏休みまでが勝負です


皆様、本当にお申込みが早くて、ご予約開始の6月にも相当数のお問い合わせが入ってくるほどです。
10月以降のお申し込みは、どうしても出遅れちゃったお申込み・・・になってしまいます

しかし、出遅れちゃったら絶対無理かと思いきや、これが不思議で直前のお申込みでも運よく「ポンッ」とご予約が取れる場合もあるんです。
なので、まだまだ諦めずにこれから七五三をご検討されても全然良いと思います

とはいうものの、10月に入ってからのお申込みだと、なかなか予約が厳しいのも事実。
土日祝日でピンポイントのお日にちでお申込みされると、当然人気で既にご予約がいっぱい。
ほぼほぼお受けする事ができません

これから、七五三をご検討されるお客様は、正攻法ではなく少し方向性を変えてお申込みされる事をお勧めいたします

 12月まで広げて土日祝日で空いている日を聞く (ピンポイントのご希望日で申し込まない)

 午後の時間を狙う (午前中が圧倒的に人気なので)

 平日まで希望日を広げる

 希望日に受けてくれる着付け会社を無限にネットで探す(新しい会社や着付け師さんは技術はわかりませんが、ねらい目です)
  私も仕事を始めたばかりの時は、成人式の日も空いていました


ご希望日を絞らず、広げれば広げるほど、受けてもらえる可能性が増えますね。

「花*小紋さんの予定に合わせますので、空いている日を教えてください

という、申し訳ない位のお客様が毎年いらっしゃいます

そこまで言っていただければ、間違いなくどこかのお日にちで対応できると思います


着付け以外にも写真撮影、レンタル着物など全ての手配が大変な時期に入ってしまいましたので、スムーズにいかない事も多いと思いますが負けずに探してみてください

皆様が無事に楽しい七五三をお迎えになられますように・・・
私も体調に気を付けて、素敵な七五三の日のお力になれるように頑張ります





花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七五三の心得2024!!!

2024-08-27 13:15:38 | 仕事
8月も残りわずかとなりました
今年の夏もかなり暑さが厳しかったですね~

夏の終わりの時期ではありますが、明日から岩手に旅行に行く予定です
長いコロナ禍を経てようやく行ける東北旅行はお墓参りやら親戚巡り諸々の目的ではありますが、とても楽しみです
ただ台風が接近していて、そこだけは心配です・・・

さてさて、夏休みも終わりに近づき七五三のお申し込みもどんどん増えてきています
毎回しつこいほど書いてありますが・・・

 七五三は夏休みまでが勝負です

今年、七五三をお考えになられているご家庭はこの時期がとても大事になります。
七五三に必要な撮影や着付け、レンタル着物の手配など、夏休み明けには人気のあるお日にちが埋まってしまいますので、休み中には済ませておくことが断然お勧めです
また、お母様が着られたお着物をお子様に着せることをお考えの場合は、ご実家に帰省された時にお着物を確認されるのも良いと思います

花*小紋でも6月からご予約をスタートしておりますが、すでに11月のご予約が埋まりつつあります
このペースだと9月初旬にはに11月のご予約受付終了しようかとも検討中です。
人気のスタジオ様や出張撮影会社様も多分同じような状況かもしれません。
七五三はまだまだ先のイメージがありますが、秋に焦らないためにもそろそろご検討されるとよいですね


これから七五三を予定されるお客様用に、毎年「七五三の心得」を書かせていただいております
既に手配を済まされているご家庭も含めて是非、参考にしてみてくださいね



日にち

日程はお決まりですか?

七五三で一番最初にやるべき事は日にち決めです
正式には11/15となっておりますが、近年では混雑する当日をさけ、あえて他の日にちを選ぶお客様が多いようです。

早いお客様で9月末、遅いお客様で12/20頃まで七五三は行われています。
ただ、昨今残暑が長くなっている事を考えると9月は残暑でなかなか厳しいかもしれませんね

一方で10月下旬-11月のお日柄の良い土日祝日は、神社が大変混雑します
駐車場にすぐに入れなかったり、ご祈祷の待ち時間が長かったりしますので、時間に余裕を持って行動される事をオススメしています。

特に小さいお子様のいらっしゃるご家庭は混雑日を避けてお日にちを選ぶと良いかもしれませんね。
(10月初旬までや11月下旬以降は混雑がだいぶ緩和します)
ご両親がお休みを取る事ができるのであれば、平日のお参り&撮影が断然お勧めです

神社によってご祈祷の予約が取れるかどうかも異なる上、改修や祭事でご祈祷を受けていない日があったりもします
事前に神社にお電話でご確認された上でお日にちを決めるのが良いと思います



撮影

写真撮影はお決まりですか?
大手子供写真館、ハウススタジオ系写真館、地元密着型写真館、出張撮影・・・撮影方法は色々とあります。


(大手子供写真館)

メリットは気軽に利用できて、衣装が何枚も着替えられる事。
着付けヘアメイク料金も無料の場合が多いようです。
衣装が選び放題なので、おしゃれな女の子は大喜びだと思います。
お参り当日にも着物のレンタルや着付けサービスが利用できるのはとても便利です。

デメリットは仕上がりが作り笑顔気味なのとシンプルな家族集合写真。
ネガの受け渡しが1年先で、それまでの現像は写真館にお願いしなければいけない所が多い事です。
オフシーズンは値段を安く設定しているお店もありますので、撮影代を節約したい場合はシーズンを外して検討されると良いですね。


(ハウススタジオ系写真館)

メリットは部屋の内装の美しさ、おしゃれなお洋服、凝った構図やライティングでモデル風な仕上がり。
1日数組限定の所も多く、ゆったり撮影するのでプライベート感があり、お子様の自然な表情を撮影してもらう事ができます。
撮影データをその日のうちに渡してくれるので、ご自身で年賀状にしたり、プリントできるところも魅力です。

デメリットはお店によってはコンサートチケット並みに予約が取りずらい事、別途着付け・ヘアメイク料金がかかる所が多い事。
衣装の数は大手子供写真館より少ないかもしれません。
七五三シーズンに限定せずに、前撮りや後撮りを含めて検討することをお勧めしています。


(地元密着型写真館)

地元密着の昔ながらの写真館のメリットは何といっても撮影技術。
何代にもわたって技術が受け継がれているので、仕上がり、ポージングの美しさが魅力です。
赤ちゃんから成人式までお世話になることができ、成長を見続けてくれる心強い存在です。

デメリットは撮影のバリエーションの少ないところ、着付け、着物を自分で手配する事。
写真館によっては着物レンタルやお店で着付けまでしてくれるところも増えています。
今どきの撮影方法をプラスされて仕上がりのバリエーションも多い写真館から、昔風のカッチリした撮影方法を継承しているお店まで様々なので、事前調べが必要です。


(出張撮影)

メリットはお子様のリラックスした笑顔と屋外の自然な光の中でのお写真。
お外の撮影なので、お子様の生き生きした表情が魅力です。
神社でのご祈祷風景など、七五三ならではのお写真を撮ることが出来ます。

デメリットは、どうしてもお天気に左右されること。着物・着付けの手配は自分でする事、衣装が何枚も着替えられない事。
出張撮影会社の方で着物レンタルから着付け手配まで行ってくれるところもあります。

出張撮影会社を選ぶポイントはなんといっても、七五三撮影の経験値とお子様の対応に慣れているお店です。
お子様の心を開く事が上手なカメラマンさんだと安心してお任せできると思います。
最近では多くのカメラマンさんが七五三に新規参入している事から、お子様に不慣れな方もちょいちょいお見受けします
やはり、七五三の経験豊富なカメラマンさんが断然お勧めですね


それぞれのメリットデメリットを考慮し、写真の仕上がり、お値段、空き状況を参考に撮影依頼先をどこにするかを決めましょう。
どの撮影店も、早撮り、後撮りはすいているので、上手に活用したいものですね



ご祈祷

ご祈祷する神社はお決まりですか?
地元の神社、またはご実家近くの神社でご祈祷されるお客様が多いようです。

繰り返しになりますが、10下旬-11月中のお日柄の良い日は大変混雑します。
事前に神社に連絡して、ご祈祷の予約ができるか確認しましょう。
もし予約が出来ない場合は、神社に到着したら、まずご祈祷の待ち時間を聞きに行って、その状況で撮影を進行されると良いと思います。
もし、駐車場が混んでいたら、一人代表で先に神社に向かってご祈祷について確認、申し込みをされると、待ち時間も少なくスムーズです

そして、撮影があるのであれば、ご祈祷の前が断然オススメです
先に撮影をした方がお子様の着崩れがなく、元気もあるので良い表情が撮れると思います。
「苦しい」「脱ぎたい」「暑い」「疲れた」となる前に、まず撮影を済ませましょう



衣装

お着物はチェックされましたでしょうか?
レンタルの場合は小物やサイズが整っているはずですが、お持ちの着物の場合は小物に不足が無いか確認しましょう

「着物はあるから安心」なんて思っていても、直前になって小物が全然揃っていなかったなんて事がよくあります
特に、7才お子様は箱迫(はこせこ)やしごきなど大人には使用しない小物が多いので、しっかり確認してくださいね。
また、久しぶりに箱を開けたらシミだらけ・・・なんて事もありますので、早めにチェック&ご相談される事をオススメいたします。

髪飾りも、房がヨレヨレ、お花も凹んでたり・・・
そんな時はやかんでお湯を沸かして、出てきた蒸気にあてると綺麗に戻ります
近づけすぎて燃えたり、溶けたりしないように気を付けてくださいね。

足袋や草履もお子様が嫌がらない範囲で履かせて慣らしておくのもよいかもしれません


そして、絶対忘れてはいけないのが「肩上げ」




お子様の着物に限って、袖の長さのサイズを調整する為に肩にタックを取って縫いつける「肩上げ」作業があります
「肩上げ」はサイズ調整の他に縁起物の意味もありますので必ず済ませておきましょう。

肩上げについて記載していますので参考にしてください ⇒ こちら

「肩上げ」の他に裾の長さを調整する為に、腰のあたりにタックを取って縫いつける「腰上げ」もあります。
「腰上げ」をしておくと、紐が1本少なくて済むので着心地がとても楽ちん。どんなに激しく動いても着崩れもしません。

但し、7才さんの場合は、おはしょりがどうしても長くなってしまう為、「腰上げ」はしない方が見栄えは良いと思います
一方で、やんちゃさんや苦しさに耐えられない3才さんには絶対オススメです

レンタル着物の場合は、お店によっては「肩上げされていません」という所もありますので、事前に必ずホームページやお電話で確認しましょう

もし、お着物をレンタルで検討されている場合は「保険」に入っておくことをお勧めしています。
どこのレンタル会社さんでも¥1,000程度で「あんしんパック」というオプションがありますので、利用された方が断然安心ですね。

お出かけの場合天候不順が考えられることや、お子様が飲み物や食べ物をこぼしてしまう、お子様の口紅がママの着物についてしまうなど、七五三では着物が汚れる不安材料はたくさんあります
¥1,000で不安が解消されるのであれば、決して高くはないプランだと思います




食事

食事の場所はお決まりですか?
撮影、ご祈祷のあとにご家族やおじいちゃま、おばあちゃまと一緒に食事をされる方が多いようです。

ただ、お子様にとってお着物でのお食事は汚す&苦しくて大変
そこで、オススメなのはお食事場所を個室にして、そこで洋服へお着替え。
皆にお着物のお披露目も出来るし、その後は着替えて楽しくお食事できます。

食べこぼしを気にしながらの食事は楽しくないですもんね。
「どうしても脱ぎたくなーい」という、お洒落さんにはエプロンを用意しておいてもよいかもしれません。



その他オススメ

それ以外に・・・意外と役立つ小物です。



3才さん、5才さんは履き慣れた靴をもっていきましょう。歩いている途中で「脱ぎたーい」と草履をポイッなんて事もあるんです。
事前に足袋や草履を履いて歩く練習をしておけば、靴の出番は少なくなるかもしれません。

お菓子

七五三は着付けやら撮影やらご祈祷やらと子供にとってはかなりハードなスケジュール。

疲れてついつい不機嫌さんに・・・そんな時に「お菓子」を口に入れてあげるとなんだか元気に・・・・
ただし、棒つきの飴やチョコレートは着物が汚れるのでNG、ガムも撮影中口に残るのでNGです。
ラムネやグミは食べやすく、噛んですぐになくなってしまうのでお勧めです。
そして、水分補給用の水筒も便利です。できればストロータイプの方がお子様の口紅が落ちないのでオススメです

おもちゃ

待ち時間や撮影の時に役立つ小物です。お子様の機嫌を取る為に、この日は好きなおもちゃを持って出かけると良いと思います。
ゲームやPad、ポータブルDVDなども飽きさせないツールとしてこの日は特別に許してあげましょう。

数日前から「七五三の日は可愛いお姫様、かっこいいヒーロー」と伝えて、お子様と七五三を迎える事についてお話されるのも良いと思います




七五三は大忙しな1日でもあり、楽しい素敵な1日
イライラしないで、和やかに過ごせるように、事前にきちんと準備して当日をお迎えください








花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語で着付け!

2024-08-14 14:10:56 | 仕事
お久しブログです
楽しかったオリンピックも終わってしまいました
東京オリンピックは無観客で静かなオリンピックでしたが、今回は有観客で大盛り上がりでしたね

フランス開催という事もあり深夜の放送も多く寝不足な日々ではありましたが、選手たちの素晴らしいパフォーマンスにただただ感動しておりました
この日の為にどれだけの努力を積み重ねてきたかと思うと、全ての選手に対して感動をありがとうと言いたいです

競技を見ながら3年前におこなった東京オリンピックでのボランティアのお仕事を思い出しました。
オリンピックのボランティアになると様々な事前教育を受けるんです。
基本的なオリンピック精神や歴史、LGBTQや障害者の理解についてなど、どれもとても勉強になる素晴らしい講習。
online講習の中には英会話学習もあって、自分なりに取り組んでいました

しかし、英語は昔から何となく苦手意識があって、なかなか習得できず
大学時代に少しだけ英会話教室に通っていたのと、海外旅行先でなんちゃって日常会話ができる程度
最近では海外旅行も行っていないので、すっかり英会話を忘れてしまいました

着付けと英会話はほぼ無縁ではあるのですが・・・・
ご訪問させていただいているスタジオ様でなぜか昨年から海外のお客様に何度かお会いする機会がありました
着付けは会話ができなくても、ジェスチャーで何とか通じる仕事ではありますが、やはり説明や確認で英語を使いたいと思う場面も多々あり
英語ができないと、日頃お客様と弾む会話もただただ沈黙・・・・

そんな話を、お客様であり友人でもある外語学院の先生にしてみたところ

「着付けに役立つ英会話の勉強しませんか?」

と素敵な提案をいただきました
先生からは、外語学院の生徒さんの浴衣着付け講習を頼まれていた縁もあり、お言葉に甘えてお願いさせていただきました。





コロナ前に提案をしていただいたのですが、先日ようやく実現する事ができました
久しぶりの英会話講習は楽しみとドキドキ感でいっぱい
先生のお嬢様に着付けながらの実戦形式で進めていただきました。

いざ、始まるとあれもこれもと聞きたいフレーズが盛りだくさん。
自己紹介から途中の確認や指示まで、着付けがなかなか進まない位、たくさんの英文を教えていただきました。


・今日は私があなたの着付けをします I will put on kimono for you today.
・どの着物を着たいですか? Which kimono would you like to wear?
・腕をこちらに通してください Could you put your arm here.
・足を閉じてください(着付け時) Could you put your feet together. 
・苦しくないですか? Is it too tight?


などなど・・・・
なんと、80以上のフレーズをご指導いただきました

今回の講習では、英会話以外に海外のお客様と日本のお客様の違いについても教えていただきました。
挨拶の時にかわす握手は想像以上に強め
日本人の握手は「Dead Fish(死んだ魚)」といわれるくらい、ふにゃふにゃで力が弱いといわれるそうです

そして、海外の方には必ず「理由」の説明が必要だという事に驚き
「あ・うん」のやりとりや場の空気を読む日本人とは異なり、何かをお願いする時には必ず「理由」の説明が必要だという事を知りました。
着付けやヘアメイク前に肌着に着替える時やお手洗いを勧める時もなぜ今なのか説明をした方が良いとの事でした

国の違いは言葉だけではなく、行動や生活習慣にも大きな違いがある事を改めて勉強させていただきました。
終了後には全てのフレーズをテキストにして送ってくださり、先生には感謝の気持ちでいっぱいです

秋の繁忙期が終了した頃に、二回目の開催を提案していただきました。
それまでに、しっかり習得して、実際にも是非使用してみたいと思っています




花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする