七五三シーズンがピークを迎えています
今年のシーズンは天気が良く、雨に悩まされないのがありがたい
安心してお客様を送り出すことができています
さてさて、七五三のこの時期、お客様からのご相談の中で多いのが・・・・
「着物の小物が足りません」
「髪飾りをレンタルしたいです」
「肩上げが出来ていません」
「腰上げは必要ですか?」
「半襟がついていません」
など・・・お着物に関する内容が多いですね。
日頃、お着物を着られないお客様からすれば、着物の小物もわからない、肩上げって何?腰上げって何?っていう状況だと思います
その都度、丁寧にご説明させていただき、足りない小物についてはレンタルさせていただいております。
最近では「お着物は全てレンタルしてます」というお客様も多くみられます
一度しか着ないお客様であれば、小物が全部揃っているレンタル着物を利用するのは楽チンでお勧めです
ネットで「レンタル着物」と検索するとた~くさんのレンタル会社さんと可愛いお着物が出てきます
その中から好きなお着物を選ばれるのも、楽しい準備ですね
しかし・・・「レンタル着物」にも落とし穴があるので注意が必要です
先日お客様から・・・
「昨日、子供のレンタル着物が届いたのですが、着物すごく大きくないですか???」
とお写真付きのメールが届きました
お写真を見ると確かにお着物が大きい
細部までよくよく見ると「肩上げ」ができていない状況でした
私の今までの経験では、
レンタル会社さんの七五三の着物は標準サイズで「肩上げ」をされており、何もしなくてもすぐに着ることができる
のがスタンダード
肩上げしないで送ってくるレンタル会社さんなんてあるのか・・・と不思議に思い、お客様に確認すると・・・・
説明書に「肩上げはされていませんので、お客様の方で行ってください」との記載があるとの事
お着物をレンタルされるお客様は「お着物がわからない」からこそレンタルするのに、お客様に丸投げするとは・・・・
案の定、お客様はお困りになっていたので、当日の担当スタッフさんが、その場で簡単に肩上げして対応することになりました
今回は、撮影やご祈祷のご予約が入っていなかったので時間に余裕がありましたが、すぐ後に予定が入っていたら・・・
当日肩上げに時間を取られてしまい、仕上げ時間が予定より遅くなってしまいます
着物レンタルにこんな落とし穴があったとは
お客様がおっしゃるには
「届いた着物は着古した状況で、小さなシミがあるわシワシワだわ、付属の髪飾りは「ちんちくりん(笑)」だわ、と全てが微妙
教えていただいたレンタル会社さんのHPを見ると、とーーっても素敵な可愛いページなだけに、利用してみないとわからないものですね
多分、七五三繁忙期でレンタル会社さんも忙しく、別のお客様から返却されてきた着物をメンテナンスする時間もなく、すぐに次のお客様に送ってしまった結果・・・
だとは思いますが、大事な七五三によれよれの着物なのはひどい
HPでどこまで見抜けるかは難しい部分はありますが、最低限「肩上げ」ができている会社を選ばれる事をお勧めしています
お子様の身長によっては多少袖が長い、短いという問題はあるかもしれませんが、そこは仕方がない部分だと思います。
もちろん、お母様や祖母様がお裁縫がお得意であれば、「肩上げ」してないレンタル着物でお子様のサイズに合わせて、肩上げしてもらえばOKです
「肩上げ」「腰上げ」についてわからない・・というお客様もいらっしゃいますので、お写真でご説明させていただきますね
ちなみに、必要なのはお子様のお着物だけで、大人の着物は行わなくて大丈夫です。
肩上げとは・・・
① お着物の背中から袖先までの長さを測ります。
② お子様の片手の長さを測ります。(手を飛行機のように横に伸ばし、首の根元の骨の出ている所から手首が隠れる所まで)
③ ①-②の差を計算します。
④ 計算した長さの半分の長さを肩の中心部分でつまんで前から後ろに向けて(前の袖付け当たりから後ろの袖付けあたりまで)1本縫いつけます。
⑤ 左右同じ場所、同じ長さで肩上げをすればOKです。
⑥ 7才は長襦袢と着物の2枚(5才男の子は羽織を入れた3枚、3才女の子は必要があれば被布も)行います。
※7才の着物と5才の羽織は一番最後に羽織るので、縫い目は目立たないように表面に出る糸は少なく縫いましょう。それ以外の長襦袢や5才着物、3才着物は上から羽織や被布を着て隠れてしまうので、縫い目は大きくても大丈夫です
腰上げとは・・・
お子様の身長に合わせて、お着物の丈の長い部分を腰のところにタックをとって縫い付けることで短く調整する作業です。
3才お子様は苦しさや着崩れ防止になるので、やっておいた方がお勧めです。
7才お子様は腰上げはしなくても大丈夫です。(施してもよいですが、おはしょりが長くなったり、もたついたりしやすいので、腰上げではなくお紐で調整したほうが見栄え的には綺麗ですね)
肩上げ、腰上げについてはネットてもやり方の詳細がいっぱい出ていますので、是非検索してみてください
「肩上げ」の動画は → こちら
「腰上げ」の動画は → こちら
七五三はわからないことも多い上、準備も大変なので、余裕をもったスケジュールでご用意して下さいね
今年のシーズンは天気が良く、雨に悩まされないのがありがたい
安心してお客様を送り出すことができています
さてさて、七五三のこの時期、お客様からのご相談の中で多いのが・・・・
「着物の小物が足りません」
「髪飾りをレンタルしたいです」
「肩上げが出来ていません」
「腰上げは必要ですか?」
「半襟がついていません」
など・・・お着物に関する内容が多いですね。
日頃、お着物を着られないお客様からすれば、着物の小物もわからない、肩上げって何?腰上げって何?っていう状況だと思います
その都度、丁寧にご説明させていただき、足りない小物についてはレンタルさせていただいております。
最近では「お着物は全てレンタルしてます」というお客様も多くみられます
一度しか着ないお客様であれば、小物が全部揃っているレンタル着物を利用するのは楽チンでお勧めです
ネットで「レンタル着物」と検索するとた~くさんのレンタル会社さんと可愛いお着物が出てきます
その中から好きなお着物を選ばれるのも、楽しい準備ですね
しかし・・・「レンタル着物」にも落とし穴があるので注意が必要です
先日お客様から・・・
「昨日、子供のレンタル着物が届いたのですが、着物すごく大きくないですか???」
とお写真付きのメールが届きました
お写真を見ると確かにお着物が大きい
細部までよくよく見ると「肩上げ」ができていない状況でした
私の今までの経験では、
レンタル会社さんの七五三の着物は標準サイズで「肩上げ」をされており、何もしなくてもすぐに着ることができる
のがスタンダード
肩上げしないで送ってくるレンタル会社さんなんてあるのか・・・と不思議に思い、お客様に確認すると・・・・
説明書に「肩上げはされていませんので、お客様の方で行ってください」との記載があるとの事
お着物をレンタルされるお客様は「お着物がわからない」からこそレンタルするのに、お客様に丸投げするとは・・・・
案の定、お客様はお困りになっていたので、当日の担当スタッフさんが、その場で簡単に肩上げして対応することになりました
今回は、撮影やご祈祷のご予約が入っていなかったので時間に余裕がありましたが、すぐ後に予定が入っていたら・・・
当日肩上げに時間を取られてしまい、仕上げ時間が予定より遅くなってしまいます
着物レンタルにこんな落とし穴があったとは
お客様がおっしゃるには
「届いた着物は着古した状況で、小さなシミがあるわシワシワだわ、付属の髪飾りは「ちんちくりん(笑)」だわ、と全てが微妙
教えていただいたレンタル会社さんのHPを見ると、とーーっても素敵な可愛いページなだけに、利用してみないとわからないものですね
多分、七五三繁忙期でレンタル会社さんも忙しく、別のお客様から返却されてきた着物をメンテナンスする時間もなく、すぐに次のお客様に送ってしまった結果・・・
だとは思いますが、大事な七五三によれよれの着物なのはひどい
HPでどこまで見抜けるかは難しい部分はありますが、最低限「肩上げ」ができている会社を選ばれる事をお勧めしています
お子様の身長によっては多少袖が長い、短いという問題はあるかもしれませんが、そこは仕方がない部分だと思います。
もちろん、お母様や祖母様がお裁縫がお得意であれば、「肩上げ」してないレンタル着物でお子様のサイズに合わせて、肩上げしてもらえばOKです
「肩上げ」「腰上げ」についてわからない・・というお客様もいらっしゃいますので、お写真でご説明させていただきますね
ちなみに、必要なのはお子様のお着物だけで、大人の着物は行わなくて大丈夫です。
肩上げとは・・・
① お着物の背中から袖先までの長さを測ります。
② お子様の片手の長さを測ります。(手を飛行機のように横に伸ばし、首の根元の骨の出ている所から手首が隠れる所まで)
③ ①-②の差を計算します。
④ 計算した長さの半分の長さを肩の中心部分でつまんで前から後ろに向けて(前の袖付け当たりから後ろの袖付けあたりまで)1本縫いつけます。
⑤ 左右同じ場所、同じ長さで肩上げをすればOKです。
⑥ 7才は長襦袢と着物の2枚(5才男の子は羽織を入れた3枚、3才女の子は必要があれば被布も)行います。
※7才の着物と5才の羽織は一番最後に羽織るので、縫い目は目立たないように表面に出る糸は少なく縫いましょう。それ以外の長襦袢や5才着物、3才着物は上から羽織や被布を着て隠れてしまうので、縫い目は大きくても大丈夫です
腰上げとは・・・
お子様の身長に合わせて、お着物の丈の長い部分を腰のところにタックをとって縫い付けることで短く調整する作業です。
3才お子様は苦しさや着崩れ防止になるので、やっておいた方がお勧めです。
7才お子様は腰上げはしなくても大丈夫です。(施してもよいですが、おはしょりが長くなったり、もたついたりしやすいので、腰上げではなくお紐で調整したほうが見栄え的には綺麗ですね)
肩上げ、腰上げについてはネットてもやり方の詳細がいっぱい出ていますので、是非検索してみてください
「肩上げ」の動画は → こちら
「腰上げ」の動画は → こちら
七五三はわからないことも多い上、準備も大変なので、余裕をもったスケジュールでご用意して下さいね