景気循環論 下記はウィキペティアより引用
景気循環論は、内生的景気循環論と外生的景気循環論とに区別することができる。前者は、市場経済は均衡状態から乖離する傾向をもつとし、景気の循環を説明する際、労働や設備の不足、景気の過熱を懸念した投資意欲の減退などの景気を反転させる要因を仮定する。
後者は、定常的であるはずの市場経済に景気循環が生じるのは、予想外の技術革新、天候の変化、石油危機などの外性的な要因に基づくとする。引用終わり。
景気循環(好況・不況)には二面的な要素があるという。前者は内生面として人的要因、設備の過不足、政策的なインフレ抑止と逆に内需拡大による景気浮揚よって景気が左右される要素となる。
後者に対しては例えば天候の変化となっているが、グローバル化された社会では天候はそれほど全体的な景気を左右するものではない。なぜなら日本を例にとれば九州・四国では好天と適度な降雨に恵まれ記録的な豊作になったとしても、逆に東北地方においては冷害と、降雹被害等で壊滅的な打撃を受けることがある。
またアメリカ等で、やはり天候に恵まれ、トウモロコシ等作物が豊作になったとしても、アフリカ等で記録的な旱魃に見舞われ、食物を求め人々は移動を繰り返している等、天候では好・不況を論じられない時代ではないかとみる。
また石油危機等となっているが元を辿れば人為的な操作で資源の枯渇云々で石油価格高騰を招いているのではない、と今回のサブプライムに発した金融危機が教えてくれた。
予想外の技術革新といえども、過去の時代では言えたことでも、今回のアメリカ経済から発した好況と不況を見たとき、元になっているものは安い人件費を求めて設備が動き、本当の意味で好況を作り出したものはアメリカの住宅バブルによる、資産効果の上昇が低所得者に貸付会社が無理にローンを組ませ、そのローン債権を証券化して投資家及び金融機関に販売し戻った現金でさらに住宅・自動車のローンを組ませ、それを証券化し、云々の繰り返しが内需の盛り上がりを通し、株式市場に流れ96年12月当時のグリスパン前議長をして「根拠なき熱狂」と発言させた6000ドル台のNY株が07年10月には14154ドルまで上昇し現在は6626ドル(09年3月6日)と96年当時まで戻ってしまった。
14154ドルまで上昇させた元になったものは無理やり貸し付けたローンによる内需拡大だった。
つまり私が言わんとしていることは現在の資本主義下では好・不況は人為的に作り出された物で、そこに貨幣の流れを読み取れることができるということだ。
日本の住宅バブルをとっても貨幣の動きの中から土地・住宅の値上がりを通して、資産効果の上昇が見せかけの景気を拡大させ、人々がそれに酔っていたのもつい最近のことのように思える。
このようにみていくと好・不況は貨幣の流れによって引き起こされると言えるのではないか。
ここから私の持論となる貨幣を第一のパイ・第二のパイという見方から説明できるのではないか。
第一のパイ、つまり我々が日常生活をしている場所で本当に使えるのはマネーサプライの中で10分の1を占める中央銀行が発行した日銀券。紙幣及び硬貨である。カードによる決済というものもあるがそれはあくまでも金融機関を通して使えるものであり、金融機関が何らかの理由で停止したとき単なる一枚のカードで現金にはなりえない。現金は人から人へと何の問題もなく幾たびも支障もなく渡っていくものである。
景気循環論は、内生的景気循環論と外生的景気循環論とに区別することができる。前者は、市場経済は均衡状態から乖離する傾向をもつとし、景気の循環を説明する際、労働や設備の不足、景気の過熱を懸念した投資意欲の減退などの景気を反転させる要因を仮定する。
後者は、定常的であるはずの市場経済に景気循環が生じるのは、予想外の技術革新、天候の変化、石油危機などの外性的な要因に基づくとする。引用終わり。
景気循環(好況・不況)には二面的な要素があるという。前者は内生面として人的要因、設備の過不足、政策的なインフレ抑止と逆に内需拡大による景気浮揚よって景気が左右される要素となる。
後者に対しては例えば天候の変化となっているが、グローバル化された社会では天候はそれほど全体的な景気を左右するものではない。なぜなら日本を例にとれば九州・四国では好天と適度な降雨に恵まれ記録的な豊作になったとしても、逆に東北地方においては冷害と、降雹被害等で壊滅的な打撃を受けることがある。
またアメリカ等で、やはり天候に恵まれ、トウモロコシ等作物が豊作になったとしても、アフリカ等で記録的な旱魃に見舞われ、食物を求め人々は移動を繰り返している等、天候では好・不況を論じられない時代ではないかとみる。
また石油危機等となっているが元を辿れば人為的な操作で資源の枯渇云々で石油価格高騰を招いているのではない、と今回のサブプライムに発した金融危機が教えてくれた。
予想外の技術革新といえども、過去の時代では言えたことでも、今回のアメリカ経済から発した好況と不況を見たとき、元になっているものは安い人件費を求めて設備が動き、本当の意味で好況を作り出したものはアメリカの住宅バブルによる、資産効果の上昇が低所得者に貸付会社が無理にローンを組ませ、そのローン債権を証券化して投資家及び金融機関に販売し戻った現金でさらに住宅・自動車のローンを組ませ、それを証券化し、云々の繰り返しが内需の盛り上がりを通し、株式市場に流れ96年12月当時のグリスパン前議長をして「根拠なき熱狂」と発言させた6000ドル台のNY株が07年10月には14154ドルまで上昇し現在は6626ドル(09年3月6日)と96年当時まで戻ってしまった。
14154ドルまで上昇させた元になったものは無理やり貸し付けたローンによる内需拡大だった。
つまり私が言わんとしていることは現在の資本主義下では好・不況は人為的に作り出された物で、そこに貨幣の流れを読み取れることができるということだ。
日本の住宅バブルをとっても貨幣の動きの中から土地・住宅の値上がりを通して、資産効果の上昇が見せかけの景気を拡大させ、人々がそれに酔っていたのもつい最近のことのように思える。
このようにみていくと好・不況は貨幣の流れによって引き起こされると言えるのではないか。
ここから私の持論となる貨幣を第一のパイ・第二のパイという見方から説明できるのではないか。
第一のパイ、つまり我々が日常生活をしている場所で本当に使えるのはマネーサプライの中で10分の1を占める中央銀行が発行した日銀券。紙幣及び硬貨である。カードによる決済というものもあるがそれはあくまでも金融機関を通して使えるものであり、金融機関が何らかの理由で停止したとき単なる一枚のカードで現金にはなりえない。現金は人から人へと何の問題もなく幾たびも支障もなく渡っていくものである。
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