私も貨幣を研究している者としてビットコインに興味を持っています。
ただビットコインがこれからも話題になるようでしたらその都度書いていくつもりですが、今日現在のところではマネーロンダリングの疑いとしてアメリカで
仮想通貨・インターネット通貨としてのビットコインが違法な通貨として狙われました。
》米検察、ビットコインで資金洗浄の疑いで2人を訴追
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304461804579347561033114666.html?dsk=y。
それによれば検察当局によると、シュレム容疑者は26日、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で逮捕され、マネーロンダリング(資金洗浄)共謀容疑に関連して訴追された。この容疑では、インターネット上の闇取引サイト「シルクロード」のユーザーに100万ドル強(約1億円強)相当のビットコインを供与したとされる。ロバート・ファイエラ容疑者(52)も共謀の容疑で逮捕された。ニューヨーク・マンハッタンの連邦検察局によると、ファイエラ容疑者は、シルクロードの顧客が麻薬から偽装旅券に至るまであらゆるものを匿名で購入するのを手助けをした疑いがあるという。
現在のような世界が不安定な状態の中で国境を超えた通貨が流通するのには多くの疑問が発生する。
1発行量が限定されている通貨であることが投機の対象とされてしまう。
ビットコインというのは、いかなる国家によってもコントロールされない通貨であると共に、いわいる従来型の金融機関とも関係がない。ビットコインの為替レートは純粋に、需要と供給のバランスによって決定される。2009年、ビットコイン誕生当初には、1ビットコインが数セントであったが、2011年にはすでに1ドルとなっていた。2013年には一時1000ドルにまで達したが、その後、約半分に暴落した。現在では緩やかな成長を続けている。
2上記文章にあるように「いかなる国家によってもコントロールされない通貨」と言っているが、ひと度司法の手が入ればそこには現行政府によって価格がコントロールされるような事態を招いてしまう。つまり以下のようである。
過去にビットコインの相場は円相場と同じように、刻一刻と変動する。7月1日には1ビットコイン(BTC)=9000円前後だったが、5日に6000円台まで下落した。
ネット上に生まれた、政府も中央銀行も関係ない独自のお金「bitcoin(ビットコイン)」。貨幣論が専門のI客員教授(66)は「皆が貨幣として認めれば十分お金として流通する」と説く。
3「皆が貨幣として認めれば十分お金として流通する」とあるが流通量が少なければ貨幣の価値が変動してしまう。それを皆が持ちたがるだろうか。自分が円貨でビットコインに変え、翌日そのビットコインが数パーセント下がってしまった。このような不安定な通貨を皆が持ちたがるだろうか。
4 現行通貨のように流通量を多くすれば通貨としての価格変動はなくなるが、そこには大きな問題が生じる。一つには現行通貨と交換することになると、その時点で莫大な通貨発行益(シニョリッジ)を発行者が得てしまう。それは新通貨を発行した者の手に交換した現行通貨が懐に入ってしまうということであり、新通貨を発行した者は現行通貨で最高の買い物をすることができる。現在のビットコインにもそれは言える、発行者は他の人が現行通貨を持ってきて、ビットコインに変えたとき彼は手元に来た現行通貨で市場から何の問題もなく商品を購入することができる。自らが発行したビットコインでは買えないものも現行通過ならどこでも買うことができる。
5 現行通貨はその国の法律で守られているがビットコイン、もしくは新たに発行されるとする仮想通貨・インターネット通貨は法律で守られない代わりに、恐怖の鉄則で守られた時には危険な通貨となる。それはマフィア、ギャング・暴力団が連携してインターネット上だけの取引をしだしたとき。細かく言えば消費税も払わない取引が成立するし、現行通貨と何の関わりをももたない通貨はどのような法律で縛ることができるのか。
そして最後に世界通貨を発行するには一度国という単位を壊さなくては世界通貨は発行することができない。世界通貨とは地球を一つにまとめ、一通貨しかない状態でなければならない。まず国という単位を壊さなくては不可能である。
また機会があれば…
だんだんと人気がなくなり収束していってしまうのではないかと
ただビットコインがこれからも話題になるようでしたらその都度書いていくつもりですが、今日現在のところではマネーロンダリングの疑いとしてアメリカで
仮想通貨・インターネット通貨としてのビットコインが違法な通貨として狙われました。
》米検察、ビットコインで資金洗浄の疑いで2人を訴追
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304461804579347561033114666.html?dsk=y。
それによれば検察当局によると、シュレム容疑者は26日、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で逮捕され、マネーロンダリング(資金洗浄)共謀容疑に関連して訴追された。この容疑では、インターネット上の闇取引サイト「シルクロード」のユーザーに100万ドル強(約1億円強)相当のビットコインを供与したとされる。ロバート・ファイエラ容疑者(52)も共謀の容疑で逮捕された。ニューヨーク・マンハッタンの連邦検察局によると、ファイエラ容疑者は、シルクロードの顧客が麻薬から偽装旅券に至るまであらゆるものを匿名で購入するのを手助けをした疑いがあるという。
現在のような世界が不安定な状態の中で国境を超えた通貨が流通するのには多くの疑問が発生する。
1発行量が限定されている通貨であることが投機の対象とされてしまう。
ビットコインというのは、いかなる国家によってもコントロールされない通貨であると共に、いわいる従来型の金融機関とも関係がない。ビットコインの為替レートは純粋に、需要と供給のバランスによって決定される。2009年、ビットコイン誕生当初には、1ビットコインが数セントであったが、2011年にはすでに1ドルとなっていた。2013年には一時1000ドルにまで達したが、その後、約半分に暴落した。現在では緩やかな成長を続けている。
2上記文章にあるように「いかなる国家によってもコントロールされない通貨」と言っているが、ひと度司法の手が入ればそこには現行政府によって価格がコントロールされるような事態を招いてしまう。つまり以下のようである。
過去にビットコインの相場は円相場と同じように、刻一刻と変動する。7月1日には1ビットコイン(BTC)=9000円前後だったが、5日に6000円台まで下落した。
ネット上に生まれた、政府も中央銀行も関係ない独自のお金「bitcoin(ビットコイン)」。貨幣論が専門のI客員教授(66)は「皆が貨幣として認めれば十分お金として流通する」と説く。
3「皆が貨幣として認めれば十分お金として流通する」とあるが流通量が少なければ貨幣の価値が変動してしまう。それを皆が持ちたがるだろうか。自分が円貨でビットコインに変え、翌日そのビットコインが数パーセント下がってしまった。このような不安定な通貨を皆が持ちたがるだろうか。
4 現行通貨のように流通量を多くすれば通貨としての価格変動はなくなるが、そこには大きな問題が生じる。一つには現行通貨と交換することになると、その時点で莫大な通貨発行益(シニョリッジ)を発行者が得てしまう。それは新通貨を発行した者の手に交換した現行通貨が懐に入ってしまうということであり、新通貨を発行した者は現行通貨で最高の買い物をすることができる。現在のビットコインにもそれは言える、発行者は他の人が現行通貨を持ってきて、ビットコインに変えたとき彼は手元に来た現行通貨で市場から何の問題もなく商品を購入することができる。自らが発行したビットコインでは買えないものも現行通過ならどこでも買うことができる。
5 現行通貨はその国の法律で守られているがビットコイン、もしくは新たに発行されるとする仮想通貨・インターネット通貨は法律で守られない代わりに、恐怖の鉄則で守られた時には危険な通貨となる。それはマフィア、ギャング・暴力団が連携してインターネット上だけの取引をしだしたとき。細かく言えば消費税も払わない取引が成立するし、現行通貨と何の関わりをももたない通貨はどのような法律で縛ることができるのか。
そして最後に世界通貨を発行するには一度国という単位を壊さなくては世界通貨は発行することができない。世界通貨とは地球を一つにまとめ、一通貨しかない状態でなければならない。まず国という単位を壊さなくては不可能である。
また機会があれば…
だんだんと人気がなくなり収束していってしまうのではないかと
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