オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

リスクを取らない日本人

2022年08月25日 17時18分50秒 | 日記

今日は息子を学校に送った後、浜辺を散歩してから食材の買い物をしてから、電化製品の量販店で、マイク付きのイヤホンを購入しました。散歩中に電話で話す時に、携帯を耳に押し当てて話さなくても良くて、最近は散歩中にマイク付きイヤホンで話している人が多いから、僕もやってみたくなったのです。値段は5ドル50セント(600円)と安かったので、性能はあまり良くないかもしれませんが。

帰ってきてから昼食。昨日作って残っていた親子どんぶりを頂きました。日本酒、みりん、しょうゆ、砂糖で作ったのですが、砂糖を入れ過ぎて甘くなってしまったのと、つゆの素とかつおだしを入れるのを忘れてしまい、後から投入したので、残念ながら、昨夜は家族から、以前程の高評価をもらうことはできませんでした。

午後からは数年前の同僚のAさん(日本人女性)から近況を知らせるメールを貰ったので、僕も長々とメールを書き、今度メルボルンにいらした時は是非お茶でもしましょう、とお誘いしておきました。Aさんはこちらメルボルンとシドニーで2つのビジネスを持っておられ、外国にもビジネスを展開しておられる起業家です。僕が知っている人達のなかでは、一番経済的に成功している人です。以前、2人で一緒に食事をした時に、どうやって経済的に成功できたのかお尋ねしたことがあります。Aさんは「それなりのリスクを取りましたから。」と答えられたのが印象的でした。やはり大きなリスクを取らなければ大きな報酬は得られない、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですね。

日本人は出来るだけリスクを取らない様にして一生を過ごそうとするのが普通ですよね。例えば、大学に入った学生達の殆どは起業することは考えても実行はせず、出来るだけリスクをとらないで、安定した大企業の従業員や公務員として、定年までを過ごすのが人生の成功と考えます。これはリスク取るのとは真逆の考え方です。日本の若者が海外で就職したがらないのもリスクを取りたくないから。無論、99%の日本人は英語に自信が無いからと、最初から諦めていますが。

僕は以前、自己紹介のブログで書きましたが、日本で一年半程、就職はしましたが、それは留学の資金作りのための就職でした。地元の中小企業に就職しましたが、当時はどの職場でも今で言うブラック企業で、夜遅くまで働くのが当たり前、家には寝に帰るだけという生活だったので、「海外で就職してやる。」という強い動機になりました。

因みにAさんは凡人の僕とは正反対で、職場に同じ服を着て行ったことがない人なのです。つまり、毎日違う服で職場にいらっしゃったのです。一体どのぐらい服をお持ちなのか見当もつかない程です。数百着でしょうか。世の中には色々な人がいるものです。反対に僕は古着専門で、仕事に着ていく背広やズボン、靴なども殆どが古着屋で購入したものです。一人暮らしをしていた頃はベッドやマットレス、机や椅子などもすべて中古で購入しました。妻と購入した、今住んでいるこの家も築45年程の家です。車も始めの3台は中古車。初めて買った新車は3年前です。因みに妻はバツイチとかではなく新婚でした。

こちらオーストラリアは中古の家具や古着の店が町のあちこちにあって、新しい服を売る店より、古着屋の方が多いくらいです。要らなくなった服や家具、雑貨類はたいてい、ゴミ袋に入れて慈善団体の運営する中古品、古着屋に寄付するので、仕入れはタダ、店員はボランティアなので、人件費もタダ、商品の売り上げはそのまま慈善団体の活動資金に充てられます。

では、また明日のブログでお会いしましょう。

 

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