今日のお題は、海外で日本の高校野球。実は、近頃は連日の様に、今、日本で行われている夏の甲子園大会を、ここオーストラリアからネットで見ています。日本の皆さんと同じ様に、ここからでも、ヤフーニュースからアクセスして、無料で甲子園大会の実況中継が見られるのです。
プロ野球やアメリカの大リーグは、テレビ中継が貴重な収入源だからか、無料でネットで見ることは出来ません。でも高校野球がプロ野球やアメリカの大リーグと違って、興行ではないという位置づけだからでしょうか?ともかく、スポンサーの宣伝も入る事なく、無料で夏の甲子園大会を海外から視聴できるのは、とても有難いことです。
リタイアしてスキー旅行も月末までは予定していないので、ここ数日間は、毎日インターネットで高校野球を見ています。特に、出身の岐阜県代表の日大大垣高校が、どこまで勝ち進むことができるのか、、、応援したいと思います。
毎試合後、可哀そうだと思うのは、、、必ずと言ってよいほど、カメラマンは負けたチームの号泣している選手を探し出して、アップで全国に中継することです。勝って嬉しそうにしている選手を映せばよいのに、わざわざ悲しくて泣いている選手を探し出して映さなくても良いのにと思うのは僕だけでしょうか。やはり、視聴者は泣いている選手も見たいと思う人が多いからでしょうか?
ただ、一つ違和感があるとすれば、、、炎天下の中で選手たちがプレーしているのに、ここ南半球は冬ですから、僕は薪ストーブの前で夏の高校野球を観戦しているということでしょうか。
話は飛びますが、昔のローマ帝国の時代では、剣闘士(Gladiator)と言われる人達がいて、、コロッセウム(円形闘技場)で見世物つまり、興行で行われた闘技会で他の剣闘士と殺し合いをするのを、何万人もの観衆が熱狂的に応援したのです。当時も現代のツポーツ選手と同様に、強い剣闘士は有名になったようです。剣闘士は奴隷や罪人、戦争の捕虜がなったようで、道場で剣術を学んで強くなってから闘技(殺し合いの試合)に出たそうです。
また拳闘士が戦ったのは、他の剣闘士だけではなく、ライオンやトラ、サイや象とも戦わさせられました。現代でも、まだスペインには牛と人が戦う闘牛がありますよね。スペイン各地では5000もの闘牛場であるそうです。
幸い、現代のスポーツ選手は試合に負けても殺されることはありませんが(当たり前ですが、、)、ウクライナなどで現在進行中の戦争や戦闘では負けたら殺されてしまいますし、我々は、テレビのニュースなどで観戦しています。つまり人類はまだまだ、ローマ帝国の時代と変わっていないのかもしれませんね。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。