今日はアルバイトが入っていいたので、5時に目覚まし時計をかけたのですが、起きたのは3時半。それから一睡もできませんでした。多分、今日行く現場は行ったことがない場所だったので、時間通りに着けるかどうか、不安だったからだと思います。
5時前には寝床を抜け出して、朝食のオーツ麦を食べ、家を出たのは6時頃、道は少し混んではいましたが、メルボルンの街の反対側まで行ったので、一時間以上かかりました。
現場で今日、一緒に働くパートナーのルイーズさんは、イギリス出身で、何と、オックスフォード大学文学部出身の才女なのです。彼女の話すは日本人の僕も顔負けの素晴らしい日本語で、日本のお茶の水大学に留学して太宰治の人間失格や有吉佐和子の恍惚の人、川端康成の小説を辞書を片手に日本語で読んだそうです。
驚いたのは、彼女が日本語を勉強し始めたのは大学生の19歳になってからで、ひらがなを覚えて、たったの3,4年で日本語の小説を読めるようになるのは、並大抵の努力では出来なかったでしょう。イギリスの高校ではドイツ語とフランス語も勉強したそうです。
こちらで出会って結婚された旦那さんは末期の患者のケアをするお医者さんをしておられ、小さなお子さんが2人、Aさんも旦那さんもパートタイム仕事をしながら子育てをされているそうです。お住まいはメルボルンの閑静な住宅街のホーソンというお金持ちが住んでいる所です。
イギリス人と比べてオーストラリア人はどう違うのか、ルイーズさんに尋ねたら、「オーストラリア人でも場所によって違うとのことで、メルボルンの人はイギリス人と殆ど同じですね。でも、クイーンズランド州の人や西オーストラリア州の人はのんびりしすぎていて、イギリス人とは違うわ。そして、イギリス人の性格は、日本人とアメリカ人の丁度、真ん中ぐらい。」とのことでした。
また、イギリスは寒い雨の日が多いのをどう思うか尋ねたところ、「そこで、生まれ育ったので、慣れてるから、別になんとも思わなかったわ。」だそうです。
食べ物の事を尋ねると、かつ丼ととんかつが一番美味しいそう。イギリスに旅行で来た日本人は美味しい物が食べられないから、可哀そうだそうです。イギリス料理は、あまり美味しくないので有名ですが、ローストラムやローストビーフなどは、美味しいと思います。ただ、ニンジン、ジャガイモ、豆などの野菜は茹でた後、塩、胡椒をかけて食べるだけなので、美味しいというよりは、なんとか、食べられるレベルの味です。逆に言えば、素材の味を楽しむとも言えるかも知れませんが、、、。
それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。